ウェブコンテンツの大分類 ストック情報とフロー情報

ウェブコンテンツの大分類 ストック情報とフロー情報


ウェブコンテンツの優位性 アーカイブとしての情報蓄積」でお伝えしましたが、ウェブサイト上のコンテンツにはアーカイブ性があり、単発の効果だけでなくどんどん情報が蓄積されていく特性を持っています。

このアーカイブとしてのウェブコンテンツの蓄積は、単純に一度のPR用記事が半永久的に残るだけでなく、同一テーマのコンテンツが増えることによるSEOの相乗効果もあります。

単一の記事としては、検索エンジンにおいてそれほど注目されていなかったコンテンツも、情報蓄積によってウェブサイト本体・全体の評価が上がり、検索順位が向上することがあります。

今回は、ウェブコンテンツの大分類としての「ストック情報」と「フロー情報」について触れていきます。

このストックとフローは、一般的な「ストックとフロー」と同じです。ストックは固定的、フローは流動的といった意味合いになります。

ウェブコンテンツの分類 ストック情報

ウェブコンテンツの分類 ストック情報

ウェブコンテンツの分類としてのストック情報とは、コーポ―レートサイトであれば、会社概要、固定的な製品・サービス。細かいところになると会社所在地や電話番号などになります。

ストックは「固定的」ですが、完全に固定されたものではありません。

ウェブコンテンツの分類におけるストック情報も、固定的ではありますが、完全に変動しないものではありません。

しかしながら、ホームページ(ウェブサイト)の中のコンテンツとしては、あまり更新がなく、内容の変更が行われにくい箇所になります。

商品やサービスの紹介ページであったり、それらの詳細ページへのリストページも、場合によって内容は変わっていきますが、リストページ自体は固定的なページです。

ソーシャルネットワークでのストック情報

ソーシャルネットワークでのストック情報としては、Facebookページであれば、タブとしてメニュー化している項目やテーマごとの写真などのカテゴリページになります。

ソーシャルネットワークは投稿がメインとなるため、ストック情報としてのページはそれほどありませんが、名称・所在地・連絡先など、基本情報などが掲載されているページはストック情報です。

ウェブサイト内の根幹となるページ

ホームページ(ウェブサイト)を構築するにあたり、まず第一に重要なのがストック情報です。

あまり変動がなく、ウェブサイト内の情報の根幹となるページの生成、そして、次のフロー情報をまとめるハブページとしてのリストページの生成です。

ただ、リストページとしては固定的であるものの、内容が変動していくように、メインとなるコンテンツの内容も場合によっては追記などの編集が必要になります。

特に、店舗など来訪型ビジネスの場合、定休日、営業時間の変更などをウェブサイト上で更新しないことは、ウェブユーザーだけでなくすべてのお客さまに影響を与えることがあります。

ウェブ上の様々なCGMや、知らないところで生成されるウェブサービス上の情報により、ユーザーが混乱する可能性がありますので、ウェブコンテンツの根幹部分、ストック情報に関しては、公式情報としての正確な情報の発信が求められます。

ウェブコンテンツの分類 フロー情報

ウェブコンテンツの分類 フロー情報

ウェブコンテンツの分類としてのフロー情報は、オウンドメディア運営における記事の投稿であったり、ソーシャルネットワークでの写真、リンクなどの投稿になります。

ウェブコンテンツとしてのフロー情報は、流動的であり、ストック情報に比べて情報の寿命が短く流れていくコンテンツになります。

期間限定の製品やサービスなどは、フロー情報に該当します。

ECサイトにおいても、定番商品のページはストック情報に近い性質を持っていますが、一点ものや期間・数量限定商品は、ある期間を経過したあとは販売されないため、ウェブコンテンツとしてはフロー情報になります。

比較的短文であってもフロー情報はユーザーとのコミュニケーションやウェブPRとして、良い機能を持っていますが、やはり流動的であり、ストック情報ほど重要なものではありません。

リストページ

ウェブサイト上のリストページやリスト項目でも。リストの中身としては時系列的に流れていくコンテンツではありますが、リアルタイム性があるため、ウェブPRとしては臨場感があり、PRとしては効果はストック情報よりも高くなる場合が多いでしょう。

ユーザーとのコミュニケーション

ウェブコンテンツのストック情報は事実的なコンテンツが多いですが、フロー情報は、「流れていくコンテンツ」のため、ユーザーとのコミュニケーションに軸を置くこともできます。

特にコメント機能のついたCMSやソーシャルメディア上でのコメントは双方向性があるため、まさにコミュニケーションツールとしてはPR力が強くなります。

アーカイブ機能の一工夫でフロー情報をストック化する

ウェブサイト・ホームページのアーカイブ機能の一工夫でフロー情報をストック化

まとまりのないフロー情報は、流動的であり時系列的に流れていきますが、ホームページ(ウェブサイト)にはアーカイブ性があります。

WordPressなどのCMSにおける「カテゴリページ」など、単発のコンテンツ同士を一つの項目としてまとめる機能を用いれば、フロー情報であっても、ストック化することができます。

内容自体は通常のストック情報よりも厳密ではありませんが、たくさんのウェブコンテンツがまとめられたページは、フロー情報を単一で終わらせること無く、再利用を可能にしてくれる場合があり、仔細な情報を求めるユーザーにとっては、良いウェブコンテンツになります。

ただ、「おはようございます。本日は晴れですね」といった毎日の挨拶のような短文のコンテンツをリスト化することはあまり意味がありません(リスト化することにはあまり意味がありませんが、そのような投稿自体は良いものだと考えています)。

アーカイブ機能によってコンテンツの価値を高める

ホームページ(ウェブサイト)のアーカイブ機能を利用することによって、同一のコンテンツ内容であっても、ウェブサイトの価値は変わります。

ウェブサイトの運営において、ウェブコンテンツに対するサイト構造が、どのような構造・編集形態であれば、ウェブユーザー、検索エンジンにとってより良い形なのかを考える必要があります。

換言すれば、ウェブサイト運営において「同じだけの情報量であれば、そのコンテンツをどう配置して表現するのが最適か」ということが一つの課題になります。

まずは、ストック情報とフロー情報をそれぞれどれだけ制作するか、そして、フロー情報をストック的にどう活かすかということを検討することがウェブサイトを制作・運営する上で重要になるでしょう。


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