ウェブサイト活用にも当然に存在する「閾値(いきち)」

ウェブサイト活用にも当然に存在する「閾値(いきち)」


前々回の「新規のウェブサイト制作のご依頼をお断りするケース」で少し触れましたが、ウェブサイトのマーケティング活用は、完全に費用に比例するものではありません。

ウェブサイト活用にも当然に「閾値(いきち)」という考えが適用できます。

ウェブサイトは、マーケティングツールとしての効果が現れるまでに段階があります。そして、ある段階に達した時、その真価が発揮されます。

閾値(いきち)とは

閾値とは、要約すれば「反応が起こるために必要な最小量」です。

ウェブサイト活用に置き換えれば、Webマーケティングにおけるウェブサイトの効果が現れるための必要なサイトパワーです(少し無理やりかも知れませんが)。

サイトのマーケティング効果

閾値という言葉を使ったのは、サイト自体のマーケティング効果は、施策に対してまっすぐは比例しないからです。

通常、ウェブ広告などは費やした費用に正比例して、効果が現れます。

もちろん多少の変動や限界値、そして閾値もありますが、概ね正比例と捉えて良いと考えます。

1万円ならば1万円だけの効果、10万円ならば10万円の効果、100万円ならば100万円の効果、という具合です。

しかしながら、ウェブサイトの活用、とりわけSEM(サーチエンジンマーケティング)、オウンドメディア構築によるコンテンツマーケティングと呼ばれるものは、1ページ増加すれば1ページ分、と言った具合に効果が出るかというと、そうではありません。

検索結果順位とアクセスを単位取得で例えてみます

例えば、検索エンジンにおいて、あるキーワードのページ群があるとして、それぞれがスコアで判定されている場合、各々のページには当然に点数がついています。

大学などでは、優・良・可・不可、A・B・C・D・Eなど、表現は異なりますが、可以上が単位取得ということになっています。

そして、可のボーダーが59点と60点の差です。

ここで59点の場合は単位取得ができません。

しかしながら、60点ならば、一応単位は取得できます。

ウェブサイトの評価の閾値の考えもこれと同じで、59点以下ならば、意味がありません。

そして、60点以上で、ようやく競合との戦いになります。

しかしながら、60点ではフィールドに登っただけです。「得意分野」として就職面接でアピールできるほどではありません。

ただ、単位取得と異なる点は、他のページのスコアや、サイト全体のスコアが加味される点です。

そして、他のページの恩恵で、59点だったページが60点になり、フィールドに立てるという現象も起こります。

ページをすぐに改良できるという利点

さらに、ウェブの最大の利点は、ページをすぐに改良できることです。

テストが一回しか無かったり、年に一回というわけではありません。

これは検索順位での例えですが、サイトのPR効果も同じです。

ウェブサイトの効果、特にSEMとしてのマーケティング効果は、正比例ではなく、ある限界値を超えた時点で「どかーん」と効果が現れ出します。

競合の強さによって異なる閾値

スコアの概念で考えた場合、ウェブサイトの効果、価値には閾値があります。

あるキーワードで、検索結果100位のページにはアクセスが期待できませんが、仮に8位くらいにまで上昇すれば、効果を期待することができます。そして、もちろんその値は、競合の強さによって異なります。

ある限界値を超えた時点で効果が現れるため、その限界値に届かない場合は、もちろんほとんど効果がありません。

しかしそれは、「ウェブサイト」自体が意味が無いのではなく、その段階では「意味のあるウェブサイトとして完成はしていない」という状況である、という形になります。

ウェブサイトは、どの状態であっても、どの時点であっても改良を加える事ができます。

SEMのレバレッジ

検索エンジン経由でのアクセスによるマーケティング、SEMは、最初は効果が見えませんが、後に非常にレバレッジが効くことがあります。

通常の広告や営業は、その数に正比例する傾向にありますが、オウンドメディア運営などのウェブサイト活用は、高いレバレッジ性を秘めたWebマーケティング手法になります。

閾値に達するまでの辛抱とサイト改良・増強を重ねる必要がありますが、その効果は、ある時突然現れます。

そして、それは決してギャンブルのように不確実なものではありません。

サイトパワーが閾値に達した時

競合が強ければ強いで、難関資格試験などと同様に、サイトパワーが閾値に達した時には、相応の効果と結果がついてきます。

ホームページ(ウェブサイト)は、どの地点からでも改良を加えることが可能で、また常に成長できるという強みを持っています。

コンテンツ制作とSEOで、ウェブサイトのパワーが閾値に達した時、今までの数倍のWebマーケティングツールとしての価値が生まれます。

弊社は、SEO強化やコンテンツ制作サービス、サイトのカスタマイズで、みなさまのウェブサイトを価値のあるものにすることをWeb制作サービスの柱としております。


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