同志社大学ビジコン「NIC2016」本戦へ 京都市上京区


同志社大学ビジネスプランコンテスト「New Island Contest(NIC)2016」本戦が2016年12月3日(土)に同志社大学今出川キャンパスの良心館で開催されました。先日2次審査の審査員を務めさせていただいたこともあり来賓での観戦でした。

同志社大学ビジネスプランコンテストへ 京都市上京区

この「New Island Contest」は、同志社大学リエゾンオフィスさんと同志社ベンチャートレイン(DVT)さんが共同で行う、ビジネスプランコンテストです。グランプリには30万円の賞金が出ます。

さて、良心館に向かいましょう。

同志社大学良心館 京都市上京区

京都市営地下鉄今出川駅直結です(この時初めて知りました)。ビジネスプランコンテスト本戦は良心館3階です。

同志社大学ビジネスプランコンテスト 本戦へ

二次審査のあとにビジネスプランのブラッシュアップ講座があったようです。

さらに洗練されたものになっているであろうワクワクが止まりません。最終審査結果が楽しみです。

司会は、ミスキャンパス同志社2016 グランプリの青木 美奈実さん。

基調講演には村田晃嗣教授。非常に印象に残りました。

まさかここで中江兆民 さんの三酔人経綸問答が出てくるとは…

中江兆民 三酔人経綸問答

さて、今回は審査員ではありません(内容は一度聞いていますからね)。

本戦へ通過した5組の中からグランプリをはじめ、New Island、オーディエンス賞などなどが選ばれます。

今回のテーマは「信念」

今回のテーマは「信念」です。

基調講演で村田教授がお話されていましたが、信念は無条件に良いものではありませんし、独善に陥りやすいため注意が必要です。

もちろん熱意さえあればよいのかというとそうでもありません。お話にあったとおり、もし信念があるならば、それは準備や調査といったことを怠らないはずだからです。

「信念」というコトバは、漢字を見ると少し面白いですね。

「人に言う今の心」ですから、あくまで現段階の思いを「人に宣言する」くらいの意味合いなのではないでしょうか。

それならば、時系列的な段階が変われば、コトバも変わるはずです。

変わらなかったら、元の信念すら出てきませんからね。信念がなかった段階から、信念が出てきた、そういった変化があったように、その信念の内容も変わっていくのではないでしょうか。

New Island Contest グランプリは「クロマキー」さん

New Island Contest グランプリは「クロマキーさん」

第十三回同志社大学ビジネスプランコンテストのグランプリは「クロマキー」さんの「錦鯉海外輸出代行サービス」でした。

最終審査・グランプリ発表の後、寒梅館のアマーク ド パラディさんで懇親会があったのですが、そこでオーディエンスだった大学生の方々より、「どうしてクロマキーさんだったんでしょう?」という声がたくさんありました。

ということで、ここから先は、もちろん私の意見です。

クロマキーさんのビジネスプランは、伝統産業である錦鯉を海外に輸出する際の代行サービスです。

販売はWeb、扱うサービスはそれほど特異なものでもありません。

確かにぱっと見ただけでは、「2016年」の最先端のプランとは思えないかもしれません。

しかしビジネスプランの詳細の最大のポイントは、希望的観測や机上の空論ではない点です。単純にプランの一貫性と、強みの裏付けとなる「ワラント」がしっかりしていた点です。

一番のポイントは、収益性がありながら、大企業等が競合となった場合の「それでも勝てる強み」があるかどうか、という点です。

どんなに良いプランでも、同じことを後発の企業が、大きな資本力で対抗してきた場合に、シェアを奪われる可能性というものは常に内在しています。

クロマキーさんは、既に錦鯉の生産者の方とお話していたり、現状での一般的な販売方法や輸出に関する検疫等の有無、「日本の錦鯉のブランド力」などを調査し、自社の強みや競合に対する独自性など、細かな点までしっかりとプランを作成されていました。その上で、伝統産業を守ることに貢献できるというところがプラスです。

もし単純に、錦鯉を「儲けの道具」としか考えていなかったら…という面はありました。

生き物を扱うため、個人的には、生き物を商材として扱われる点が、あまり好ましくはありませんでしたが、飼い主のいなくなった錦鯉を引き取り、それをかわいがって育ててくれるコレクターへと繋ぐ、という点もプランに組み込まれていました。

そこに金銭のやり取りがあったとしても、それは居場所のなくなった錦鯉を救うことになるのではないでしょうか。

ともすれば信念とは、「事業で成功する」という熱い思いと捉えられると思いますが、「錦鯉海外輸出代行サービス」を形にする、という思いがあるならば、「気持ち」だけであるとか、「思いつき」だけではない、実際の調査など、実現可能性の模索が始まる思います。

今回のグランプリは、その信念を「起業」といった形にする前にはなりますが、きちんと信念に沿った行動をされました。

その点が高く評価されたのだと思います。

プランナーのみなさま、同志社大学リエゾンオフィス、同志社ベンチャートレインのみなさま、協賛企業・団体のみなさま、非常に有意義な時間をありがとうございました。

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