猿尾滝上下段の滝の境目

猿尾滝とかつらの千年水 兵庫県美方郡香美町


先日の研修で、兵庫県美方郡香美町へと向かいました。

香美町は兵庫県の中腹から日本海にかけて。山間部にはハチ北高原スキー場などがあります。京都市内からは国道9号線をひたすら進んで京都府の亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市を越えてまだまっすぐ向かい、兵庫県の朝来市や養父市を越えたところにあります。

兵庫県美方郡香美町での研修後、今回は、近くの猿尾滝(さるおだき)かつらの千年水採水スポットに行きました。

猿尾滝(さるおだき)

猿尾滝

猿尾滝

兵庫県香美町にある落差60mの猿尾滝。

滝の形が猿の尾っぽに似ていることから「猿尾滝(さるおだき)」と名付けられたそうです。

この猿尾滝は日本の滝百選にも選定されています。

滝壺から滝を見上げると、滝の中の岩が様々な姿に見えると案内に書いてありました(観音とか岩猿とか)。

猿尾滝への入口

猿尾滝への入口には看板が立っています。

なお、この場所から徒歩1~2分のところに駐車場やトイレがあります。

猿尾滝入口

上段の滝と下段の滝

猿尾滝には上段の滝と下段の滝があり、今回は下段の滝の麓まで行きました。

そこから上段の滝と下段の滝の境目などは確認することができます。

猿尾滝の上段の滝は約39m、下段の滝は約21mで合計落差は約60mです。

猿尾滝 下段の滝の麓

猿尾滝上下段の滝の境目

猿尾滝上下段の滝の境目

猿尾滝の入口から下段の滝の麓に行く途中、おそらく上段の滝へと向かう道だと思うのですが、立ち入り禁止ロープが張られていました。

猿尾滝の上段の滝の方への道は通行止め

上段の滝への道

滝壺に至る遊歩道の自然斜面において、今後も落石の可能性があるため、立入制限を行っております。
※下の滝壺へは、すぐそばまで歩いて行けるようになりましたが、上の滝壺への遊歩道は、まだしばらく通行止めのままです。

猿尾滝 香美町観光案内

香美町の観光案内によると、猿尾滝の上段の滝の方へは行けないようです。

なお、当然ですが猿尾滝の近くには清流が流れています。

猿尾滝付近の清流

猿尾滝付近の清流

すごく澄んだ清流と澄んだ空気でリフレッシュしました。

猿尾滝(さるおだき)所在地

〒667-1337 兵庫県美方郡香美町村岡区日影

国道9号線から村岡区日影方面に少し山側に入った所に猿尾滝があります。

近くの駐車場から歩いて数分です。

かつらの千年水

かつらの千年水

研修に使わせてもらったロッジの近くに、「かつらの千年水」の採水スポットがありました。

かつらの千年水は、平成の名水百選に選定されている名水です。

和池の大カツラ

「かつらの千年水」は、但馬高原植物園内にある兵庫県の天然記念物「和池の大カツラ」の上手から流れています。かつらの千年水は近くの瀞川山から流れている水です。

和池の大カツラは、渓流にまたがって成長した巨木で、兵庫県の天然記念物に指定されています。
このカツラの上手からは1日に、約5,000トンの水がこんこんと湧き出しています。水温は約10度と冷たく、色度、濁度、臭気、味などいずれも優れた名水です。極めて純度の高い軟水で、コーヒーや抹茶、野菜の煮炊きに良く、肌にやさしいため産湯などにも適していると言われています。
この名水「かつらの千年水」が、平成20年6月、環境省が選ぶ「平成の名水百選」に認定されました。和池の大カツラ付近(但馬植物園内)では、飲むことができるようコップも置かれています。また、植物園前の道路沿いには、自動販売機が設置されており、20リットル100円で販売されています。

和池の大カツラ~平成の名水百選「かつらの千年水」~のご案内

樹齢1000年を超える大かつらの上手から流れる「かつらの千年水」は、但馬高原植物園内では大かつらの前で飲むことができます(コップが置いてあります)。

但馬高原植物園では、樹齢千年の和池の大カツラの根元から大量の「かつらの千年水」が湧きでていて、そのままいただくことができますが、その大カツラがある場所の下流に足をつけられるスポットがあります。

非常に冷たいので一瞬焦ります(水温10度前後だそうです)。ただ、歩き疲れた頃ならば足が程よく冷えてくれるため、おすすめです(夏限定です)。

植物園裏手の採水スポット

今回は、植物園裏手の採水スポットで採水することにしました。

かつらの千年水採水スポット

かつらの千年水採水スポット

すごき勢いでかつらの千年水が流れ出てきます。

100円で20リットル出てきますので、専用のボトル以外の場合は、大量のペットボトルなどが必要です。

但馬高原植物園 所在地

〒667-1347 兵庫県美方郡香美町村岡区和池709

但馬高原植物園の裏手にかつらの千年水採水地があります。

兵庫県美方郡香美町の氷ノ山後山那岐山国定公園内の瀞川平のほぼ中心部にあたります。

近くはホタルスポット

香美町にて

兵庫県美方郡香美町の「かつらの千年水採水地」の近くはホタルスポットです。

高原で気温が低いため、京都市内よりは1月ほど遅れた7月でもホタルを鑑賞することができます。

あまりキレイには撮れませんでしたが、50匹以上のホタルを同時に鑑賞することができました。

香美町のホタルスポットにて

猿尾滝は日本の滝百選、かつらの千年水は平成の名水百選、ホタルが無数に飛び舞うほど水も空気も澄んだ名所です。


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