Webライティングにおける一貫した文体

Webライティングにおける一貫した文体


以前、「ライティングは雲泥の差 オウンドメディア運営」という少し危な目な記事で少し触れましたが、オウンドメディア運営でコンテンツ配信を行う場合のWebライティングにかかる一貫した文体や豊富な語彙は、高く評価されます。

継続的なコンテンツ配信を行うためにWebライティングサービスの利用などもひとつの手段として考えられますが、印象としては、「ただテキストコンテンツがあればいい」という流れになってきているような予感がしています。オウンドメディア運営、コンテンツマーケティングには、必須のコンテンツ生成・配信ですが、やはりWebライティングにも基本的な注意点があります。

今回は、「Webライティングにおける一貫した文体」というタイトルで、オウンドメディアコンテンツやホームページのメインコンテンツの文体について触れていこうと思います。

Webライティングはテキスト量だけではない

Webライティングはテキスト量だけではない

弊社も、コンテンツ制作サービスを提供しておりますが、まれにコンテンツ制作、とりわけWebライティングに関する外注に関する営業のご連絡をいただくことがあります。弊社では、一貫して外注をすることはありません。

その理由は、文体の一貫性を保ったり、キーワード・クエリのバランスを考えた場合は、テキストを生成する手間よりも、各ページごとの整合性を合わせるほうが手間だと考えているからです。

テキスト量を増やすことだけを考えたWebライティングには落とし穴があります。

そのひとつが、文体の一貫性です。

ホームページコンテンツの文体の一貫性

ホームページコンテンツの文体の一貫性

文体とは、文章を構成する時の言語表現のパターンです。人には個性があるように、使用単語や接続詞、ですます体・である体の分類、倒置法などの利用など、様々な面において、文章にも個性が出ます。

この文体からにじみ出る個性を人は無意識に読み取ると考えています。

意識して文体を感じている方には、その個性がより良くわかりますが、そうでない場合でも、筆跡の出ないウェブ上のテキストデータであろうが「誰が書いたか」という点を、人は読み取る能力があります。

たくさん読書をしている人の場合なら、本当に集中していると、書籍の著者の出身校まで何となくわかるようになります。

それほどにまで、文体には個性が滲み出ます。

SEOのためにと、対コンピュータ、対ボットだからといって、テキスト量をむやみに増やしても、最後にそれを読むのは人間です。

もし、たくさんの人でWebライティングをした場合でも、それぞれのコンテンツに著者が表示されているのならば問題はありませんが、ホームページ制作において、メインコンテンツの文体に一貫性がない場合を想像してみてください。

あるサービス紹介ページでは、おカタイ「である体」、他のサービス紹介ページでは「ですます体」

なんだか変な感じがしませんか?

である体、ですます体の混在

以前、一枚物のキャンペーン用ランディングページで、あるパラグラフ(段落)は「である体」、あるパラグラフでは「ですます体」が混在しているものを見かけました。

これは、言語表現として、意図的に使用する場合もあります。

その場合は、次のようになるでしょう。

言語表現としての意図的な混在

SEOサービスの創立者は次のように語っています。

「ホームページに必要なのはコンテンツである。あなたのホームページが検索エンジンで上位表示されないのは、おそらくコンテンツが不足していることと、それぞれのページへのSEOがしっかりと施されていないからだ。これは長年の情報分析を重ねてきた結果である。われわれの提供するSEO対策サービスはこの2点を解決するために、非常に素晴らしいサービスである」

もし、みなさまのホームページが、あまりマーケティング効果を感じられないものであるならば、創立者が言ったこの言葉にヒントがあるかもしれません。

創業より研究を重ねて完成した、私たちのSEOサービスをぜひご利用ください。お問い合わせお待ちしております。

違和感のある文体

しかしながら、キャンペーン用ランディングページで見かけた、文体のである体、ですます体の混在パターンは次のようなものです。

SEOにリンクが必要なことは周知の事実だ。あなたのサイトが上位表示されないのは、リンクが不足しているからだ。

高品質なSEO対策には、リンクの構築が必要です。

ライバルのサイトよりもたくさんのリンクを設置します。

これであなたのサイトは順位が上昇するはずだ。

リンクが不足しているの補うために必要なのは、ページランクの高いサイトからのリンクです。

このSEOサービスではページランクの高いサイトからのリンクを得ることができます。

成功報酬制のサービスであるため、順位が10位以内に入らない場合は、料金は発生しない。

外国人がWebライティングをしたのではないかと推測されます。

このようなページを見つけた場合、どのような印象がするでしょうか?

テキスト量を増やすことを目的とし、様々なページからパラグラフ単位で抜き取ってきた可能性があるか、人件費は安いものの国語力の乏しい外国人がライティングしたか、という推測をすることができます。

オウンドメディアコンテンツの配信やメインコンテンツのライティングにおいて、このようなWebライティングは致命的です。

これらコンテンツが配信された後、その文体一貫性の調整の手間を考えただけで辟易します。

そこで失った信用は取り返せません。

無闇やたらにテキスト量を増やすことよりも、しっかりとしたコンテンツをひとつでも多く配信することがポイントとなるでしょう。

声が似ていても言語表現でバレる

余談ですが、以前テレビ番組で、モノマネタレントの方が、モノマネ対象となっている方の家族に電話をかけ、声マネでオレオレ詐欺のようなことをできるかという企画がありました。

もちろんそれで成功したケースもありましたが、失敗したケースもありました。

それは、言語表現とプライベートでの会話パターンを察知して気付かれたというケースです。

かなり前ですが、LINEメッセージで、「ごめん忙しい?ちょっと手伝って欲しいことあるんだけど?」という、外国人によるアカウント乗っ取りのiTunesカード詐欺がありました。

知人がアカウントを乗っ取られたようで、上記メッセージがLINEで届きました。

しかしながら、すぐに詐欺だと分かりました。

なぜなら、年齢的、社会での関係性的に同じことを伝える場合でも、「お忙しいところ恐れいります。すこしお手伝いいただきたいことがあるのですが」などの表現になるはずだからです。

仮に、その関係性を除外して考えた場合でも、関西圏出身の方で「あるんだけど?」という表現は考えられません。

人にもよりますが、「あんねんけど」か「あるんやけど」になるでしょう。

その細かいニュアンスが文体の個性です。

日本語ライティング

世界トップクラスに表現に個性のある日本語でのライティングにおいて、外国人の出る幕はありません。

もし外国人の方で、日本語ライティングをされるなら、川端康成さんの「雪国」に出てくる

「悲しいほど美しい声」

という国語表現の趣とわびさびと情緒を感じるくらいになる必要があると思っています。

ホームページのコンテンツのライティングも、筆跡はでないものの日本語の表現であることには変わりありません。

また、変な英語を使うよりも、自分たちもまだ知らない美しい日本語がたくさんみつけましょう。

というようなことを考えています。

Webライティングにおいても文体の一貫性が、信用力の要素となり、ページ品質のひとつ要因となる、というテーマでお送りしました!


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