WordPressを4.6系から4.7以降にバージョンアップ中のトラブル

WordPressを4.6系から4.7以降にバージョンアップ中のトラブル


WordPressは優れたオープンソースCMSですが、やはりWordPressの本体バージョンアップの際にはトラブルがつきものです。

今回は、実際に経験した、WordPressを4.6系(弊社の場合は4.6.3)から、WordPress4.7以降(今回はWordPress4.7.2)にバージョンアップ中のトラブルについて覚え書き程度にお伝えしていきます。ついでと言っては何ですが、WordPress4.7へのアップデートに合わせてphpのバージョンもphp7.0.10に変更しました。

WordPress更新の際に軽微なマイナーアップデートならば、問題なく更新されることもよくあります。

弊社ももちろん自社サイト、お客さまのサイト共にWordPressを扱っているのですが、シンプルならば「更新ボタン」をクリックするだけのかんたん更新で済みますが、WordPressを結構カスタマイズしている場合は要注意です。

特に<head>内のソースを書き換える系のWordPressプラグインなどを導入している場合は、WordPress更新時にエラーが出やすくなります。

WordPressアップデート中、「更新が止まる」というトラブルももちろんですが、更新ができてもWordPressのエディタがおかしくなったり、<head>部分の設定が変に書き換わったりと、更新停止以外にもいろいろなトラブルがあります。

WordPress4.6から4.7に更新中、エラー画面が表示される

WordPress4.6から4.7に更新中、エラー画面が表示される

本当に一番頭が真っ白になるのは、WordPressの更新ボタンを押して、「よしよし」とブラウザ画面を見ながら待機していると、「更新画面が固まる」瞬間です。

通常はアップデート完了後「ようこそ」といった画面に転送されるのですが、更新画面のまま停止してるときは、だいたいWordPressの更新に何か不具合があります。

この状態のときに新規タブでWordPressサイトを開いたり、管理画面を開くと、「このディレクトリのこのファイルの何行目の記述に問題があります」みたいな英語の画面が表示されます。

今回、WordPress4.6から4.7に更新中は、まずWordPressサイトでその画面が表示され、管理画面を開くと「データベースの更新が必要です」といった画面が表示されました。

やれやれ…

だいたいはWordPressプラグインに原因が

だいたいはWordPressプラグインに原因が

こうしたトラブルは毎度お馴染みです。WordPressのメジャーアップデート(普通は3から4とかですが、今回のようにWordPress4.6から4.7でも大きなアップデートです)の度にこうしたトラブルが起こります。

これは、ほとんどの場合、WordPressプラグインが原因です。

WordPressの最新バージョンとWordPressプラグインの互換性がない状態で、WordPress本体をアップデートすると、WordPress更新の際にプラグインファイルの<head>に関する部分が影響して、更新が先に進まないなんてことがよく起こります。

それでは、WordPress更新のエラーに影響を与えやすいプラグインのご紹介です。

  • All In One SEO Pack
  • Head Cleaner
  • WP Multibyte Patch

All In One SEO Pack

All In One SEO Packは、WordPressサイトのSEO設定をするプラグインで、結構使っている方も多いWordPressプラグインですが、このプラグインもWordPress更新時にエラーを起こしやすいプラグインです。

Head Cleaner

Head Cleanerは、WordPressサイトの<head>部分をすっきりさせるためのWordPressプラグインです。このプラグインはWordPressサイトの<head>部分に影響をあたえるため、WordPress更新時にエラーを起こしやすいプラグインです。

WP Multibyte Patch

WP Multibyte Patchは、WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインで、英語と日本語の文字違いに関する修正を行うWordPressプラグインです。このプラグインもWordPress更新時にエラーを起こしやすいプラグインです。

WordPressプラグインを最新バージョンにしてからWordPressを更新

WordPressプラグインを最新バージョンにしてからWordPressを更新

WordPressの更新の際にこうしたWordPressプラグインの影響で更新エラーを呼び起こす可能性があるため、WordPress最新バージョン(今回はWordPress4.7.2)との互換性を確認した上で、最新バージョンにしてからWordPressを更新すると、更新エラーを回避することができます。

最新バージョンのWordPressとの互換性が不明な場合

こうしたプラグインの最新バージョンを確認したところ、WordPressのバージョンとの互換性が「不明」になっている場合、どうすればよいのかという問題があります。

その場合は、ひとまずWordPressプラグインを停止しましょう。

ただし、過去の経験上は、WordPressプラグインを停止していても、プラグインファイルがサーバー内にある場合は、更新に影響を与える場合があります。

WordPressプラグインを最新バージョンにせず更新してしまった場合

これは少し荒技になりますが、もしWordPressプラグインを最新バージョンにせず更新してしまい、更新が途中で止まってしまった場合で、WordPressサイトのトップページを表示して、特定のプラグインが影響を与えていそうな記述があった場合は(Warning… /wp/wp-content/plugins/… のような表示)は、いっそFTPソフトなどで、該当プラグインをいったん削除するのも一つの方法です。

もしくは、WordPressプラグインのページから最新バージョンのzipをダウンロードして、ローカルで解凍し、FTPソフトなどでプラグインファイルを最新バージョンへと上書きしてしまいましょう。

(自己責任でお願いします)

もし「データベースの更新が必要です」という画面が表れたりしたら、そのままデータベースを更新しましょう。

WordPress4.7への更新は成功 でも他にも不具合が…

WordPress4.7への更新は成功 でも他にも不具合

WordPress更新中に画面が固まってしまった場合を無事クリアしたとしても、まだまだ注意が必要です。

<head>の記述に影響を与えるプラグインの場合は、プラグインとWordPress本体の最新バージョンに変更した場合、取扱が変わっている場合があります。

ページタイトルがおかしい

「WordPressの更新によってページタイトルが変になる」これもよく起こるエラーです。

ぱっと見た感じのページの表示自体には問題がないので、見落としてしまうこともあるかと思いますが、SEOを考える上で、この手のエラーは致命的です。

こうした不具合があった場合は、All In One SEO Packの設定を再設定してみたり、テーマファイルのタイトルに関するWordPressタグなどを見直してみてください。

WordPress更新の際はファイルとデータベースのバックアップを忘れずに

WordPress更新の際はファイルとデータベースのバックアップを忘れずに

WordPress更新の際はエラーが出やすいため、ファイルとデータベースのバックアップを忘れずに行いましょう。

でもバックアップをとったからといって、こうしたトラブルが全て解決するわけではないケースもあります(いったんWordPressのダウングレードで解決しても、今後のWordPress更新が…)。

もし、WordPressサイトの更新でトラブルがあった場合は、一度弊社までご相談ください。

ご利用環境によっては復旧が難しい場合もありますが、こうしたトラブルを解決させていただきます。

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