「お客様の声」と「過去の実績」は検索順位を上げる?SEOと反響を高めるホームページの作り方


ホームページ(ウェブサイト)を運営していると、過去の実績やお客様の声を掲載するページを作るべきかどうか迷うことがあるかもしれません。日々の業務が忙しい中で、実績を更新したりお客様から感想を集めたりする作業は手間がかかります。しかし、結論から申し上げますと、これらの情報をしっかりと掲載することは、検索順位を押し上げ、同時に問い合わせなどの反響を増やすために非常に重要です。

これまでの多くの経験から言えることですが、ホームページ(ウェブサイト)に充実した実績やリアルな声を掲載したことで、トップページの検索順位が大きく向上した事例は数え切れないほどあります。検索エンジンの評価基準は日々進化しており、近年は特に情報の発信者が本当に存在し、活動しているかという「実在性」が重視される傾向にあります。

単にキーワードを詰め込んだだけのページよりも、実際に行われている事業の生々しい記録があるホームページ(ウェブサイト)の方が、検索エンジンからも閲覧者からも高く評価されます。とはいえ、ただ写真と短いコメントを載せればよいというわけではありません。せっかくの実績やお客様の声も、見せ方や内容の作り込みを間違えると、期待するような効果は得られません。

ここでは、SEOの観点と見込み客の心理の両面から、なぜ実績やお客様の声が検索順位に良い影響を与えるのか、そして具体的にどのようなページを作れば反響につながるのかについて、より専門的にはどのように考えるべきかを詳しく解説していきます。

過去の実績やお客様の声が検索順位に良い影響を与える理由

過去の実績やお客様の声が検索順位に良い影響を与える理由

実績やお客様の声の掲載が検索順位の向上につながるのには、明確な理由があります。検索エンジンがホームページ(ウェブサイト)を評価する仕組みと、ページを訪れたユーザーの行動という2つの側面から、そのメカニズムを紐解いていきます。

ホームページ(ウェブサイト)の実在性と信頼性が高まる

検索エンジンは、ユーザーにとって安全で信頼できる情報を提供することを第一に考えています。そのため、ホームページ(ウェブサイト)の運営者が本当に事業を行っている実在の企業や店舗であるかどうかを、さまざまなシグナルから読み取ろうとしています。

過去の実績やお客様の声は、その事業が確かに存在し、現在も活動を続けているという何よりの証明になります。例えば、架空のサービスや実態のない事業者の場合、具体的な施工事例やお客様のリアルな感想を継続的に掲載することは困難です。定期的に実績が更新されているホームページ(ウェブサイト)は、検索エンジンに対して「私たちはここでしっかりと事業を営み、お客様にサービスを提供しています」という強力なメッセージを発信することになります。

このような実在性の証明の積み重ねは、ホームページ(ウェブサイト)全体の信頼度(ドメインの評価)を底上げします。結果として、個別の実績ページだけでなく、トップページやメインのサービス紹介ページの検索順位をも押し上げる原動力になります。SEO対策において、小手先のテクニックよりも、こうした日々の事業活動の記録を丁寧に掲載していくことの方が、長期的にははるかに大きな効果をもたらします。

商品やサービスを利用した際のリアリティを伝えられる

商品やサービスを利用した際のリアリティを伝えられる

検索順位を決定する上で、ホームページ(ウェブサイト)を訪れたユーザーの行動データも重要な要素です。ユーザーがページに長く滞在し、熱心にコンテンツを読み込んでいる場合、検索エンジンはそのページがユーザーの検索意図を満たす価値の高いページであると判断します。

お客様の声や詳細な実績ページは、見込み客にとって非常に魅力的なコンテンツです。商品やサービスを検討しているユーザーは、「自分と同じような悩みを持った人が、どのように解決したのか」「実際に依頼したらどんな結果になるのか」を常に探しています。そこにリアルな事例やお客様の生の声があれば、ユーザーは自分自身の状況と重ね合わせ、提供されるサービスを利用した際のリアリティを強く感じ取ります。

ユーザーが実績のテキストをじっくりと読み込み、掲載されている写真を隅々まで確認することで、ページへの滞在時間は自然と長くなります。

また、一つの事例に興味を持ったユーザーが、他の事例も見てみようとホームページ(ウェブサイト)内の複数のページを巡回することも期待できます。このようなユーザーのポジティブな行動の蓄積がホームページ(ウェブサイト)全体の評価を高め、検索順位の向上に直結していきます。

検索順位と反響を同時に高める過去の実績ページの作り方

検索順位と反響を同時に高める過去の実績ページの作り方

実績を掲載することの重要性を理解したとしても、実際にどのようなページを作ればよいのかがわからなければ効果は半減してしまいます。

ここでは、検索エンジンからの評価と見込み客からの反響を最大化するための、実績ページの具体的な作り方について解説します。

言葉足らずを避けページの内容を充実させる

多くのホームページ(ウェブサイト)で見受けられるのが、実績ページが極端に言葉足らずになってしまっているケースです。「〇〇市の現場が完了しました」という短い一文と、施工後の写真が1枚だけ掲載されているようなページでは、SEO面での効果はほとんど期待できません。検索エンジンは主にテキスト情報からページの内容を理解するため、テキストのボリュームが少なすぎると、何についてのページなのかを正確に把握できないからです。

実績ページを作成する際は、その案件の背景やプロセスをできるだけ詳しく言語化することが大切です。どのようなきっかけで依頼があり、どのような課題を抱えていたのか。そして、その課題に対してどのような提案を行い、どのような工夫を凝らして解決に至ったのか。これらのストーリーを丁寧にテキストで書き起こすことで、検索エンジンに対して豊富なキーワードを含む専門性の高いページであることをアピールできます。

また、専門用語ばかりを並べるのではなく、一般のお客様にも理解しやすい言葉で説明を加える工夫も必要です。テキストの量が豊富で読み応えのある実績ページは、それ単体で検索結果の上位に表示される可能性を秘めており、幅広い検索キーワードから新しい見込み客を集める入り口としても機能します。

見込み客が知りたい情報を網羅して解決提案のページにする

優れた実績ページは、単なる過去の報告にとどまらず、それ自体が未来のお客様に対する強力な「解決提案」になります。実績ページを作成する際は、見込み客が本当に知りたいであろう情報を可能な限り網羅し、出し惜しみせずに掲載することをおすすめします。

例えば、記事の見出しに見込み客の具体的な困りごとの内容を含めることは非常に効果的です。「雨漏りの修理」といった単調な見出しではなく、「築30年の木造住宅で発生した原因不明の雨漏りを解決した事例」のように、具体的なシチュエーションを見出しに設定します。これにより、同じような悩みを抱えて検索しているユーザーの目に留まりやすくなります。

さらに、概算の金額や施工にかかった期間、依頼する際の注意点、あるいは事業の過程で発生した想定外のトラブルとその対処法など、リアルな情報を包み隠さず記載します。見込み客は良い情報だけでなく、リスクや費用についても正確に知りたいと考えています。これらの情報を網羅することで、実績ページがそのまま見込み客の疑問を解消する質の高いコンテンツとなり、問い合わせへの心理的なハードルを大きく下げることにつながります。

客観性と信頼性を高めるお客様の声の集め方と掲載方法

客観性と信頼性を高めるお客様の声の集め方と掲載方法

実績紹介と並んで重要なのが「お客様の声」です。しかし、お客様の声を効果的に集め、信頼性を損なわずにホームページ(ウェブサイト)に掲載するには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

自然には集まらないレビューを能動的に獲得する仕組みづくり

お客様の声を掲載しようと考えたとき、多くの事業者が直面するのが「そもそもレビューが集まらない」という問題です。人間の心理として、よほどの大きな感動があった場合か、あるいは強い不満やクレームがある場合を除いて、自発的にレビューを書き込むことはあまりありません。通常のサービス提供で「満足した」というレベルでは、なかなか声は可視化されないのが現実です。

そのため、レビューを獲得するためには、事業者側から能動的に働きかける仕組みを作ることが重要です。例えば、商品のお届け後やサービスの完了後に、レビューのお願いと簡単なアンケートを送付するフローを業務に組み込みます。その際、レビューを記入していただいた方に対するお礼や特典を用意するのも一つの有効な手段です。

また、事業を立ち上げたばかりで実績が少ない時期には、モニターを募集して感想をいただくといった積極的な働きかけが必要になることもあります。待っているだけではお客様の声は集まりません。日々の業務の中で、自然にお客様からフィードバックをいただけるような動線を設計することが、充実したホームページ(ウェブサイト)を作るための第一歩となります。

直筆レビューや外部サイトのスクリーンショットを活用する

ホームページ(ウェブサイト)にお客様の声を掲載する際、テキストをただ打ち込んだだけのものは、客観性の面でどうしても弱くなります。運営者が自分でいくらでも捏造できてしまうと見られがちだからです。

信頼性を高めるために最も良いのは、お客様が実際に書いたアンケート用紙などの「直筆のレビュー画像」を掲載することです。筆跡の残る直筆の感想は、それだけで圧倒的なリアリティを生み出します。

さらに、お客様の顔写真が添えられていれば最高ですが、匿名性を好む日本の文化や個人情報保護の観点から、顔写真の掲載許可を得るのは難しい場面も多々あります。そのような場合に効果的なのが、外部の口コミサイトやSNSなどに投稿されたレビューを活用する方法です。

Googleマップのレビューや、お客様が個人のSNSで発信してくれた感想などは、第三者のプラットフォームを通しているため、自社ホームページ(ウェブサイト)に直接書き込まれたテキストよりもはるかに客観性があります。これらを引用したり、スクリーンショットを撮影して掲載(各プラットフォームの利用規約に従って適切に行う必要があります)したりすることで、情報の信頼性を担保しつつ、見込み客に対して安心感を与えることができます。

情報の届きやすさを意識して専用ページにまとめる

情報の届きやすさを意識して専用ページにまとめる

集まったお客様の声をどのように見せるかという点も、見込み客の行動を左右します。実績の各ページに少しずつ感想を添えるのも良いですが、情報が届きやすいように「お客様の声」という単一の専用ページを用意して、ある程度の数をまとめておくことをおすすめします。

ホームページ(ウェブサイト)を訪れたユーザーの中には、「他の人がどう感じたのか」をまとめて確認したいというニーズを持つ人が多くいます。専用ページにアクセスすれば、多数の喜びの声が一覧できる状態を作っておくことで、事業に対する信頼感を一気に高めることができます。

このページを作成する際も、ただテキストの感想を羅列するのではなく、読みやすさを工夫することが大切です。顔写真が難しい場合は、人物のイラストやアイコンを添えたりお客様の年齢層や性別などの属性情報を加えたりすることで、読み手が自分に近い事例を見つけやすくなります。

先述した直筆レビューの画像やSNSのスクリーンショットなどもこの専用ページに集約することで、圧倒的な客観性と説得力を持つキラーコンテンツへと成長していきます。

現在、ホームページ(ウェブサイト)の実績ページやお客様の声のページはどのような状態になっていますでしょうか?

もし、さらに魅力的なページへと改善し、検索順位の向上や問い合わせの増加につなげたいとお考えでしたら、現在の掲載内容を一緒に見直し、より反響を生むための具体的な構成案を検討していくお手伝いさせていただきます。

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著者・監修 : 株式会社ファンフェアファンファーレ

2012年創業の京都のWeb制作会社 ホームページ制作やSEO、Web集客・Webマーケティングをメインテーマにお届け。SEOやAI活用、Web以外の集客何でも来いです。中小零細企業を中心に「きちんとしたホームページ集客」を考えて、ホームページ制作や様々なWeb集客戦略を提案しています。 ホームページ制作に限ると、のべ制作数は160社(少ないって?それはそれだけ1社あたりのWeb集客施策や修正に集中してるからさ)

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