検索結果の画面で思わずクリックしたくなるタイトルの付け方


検索順位を上げるための記事作りを続けたとしても、さらに検索結果の1ページ目に表示されたとしても、クリックされなければホームページ(ウェブサイト)には誰も来てくれません。検索結果の画面に並ぶたくさんのページの中で、お客様が一番最初に見るのがタイトルです。

今回は、お客様が思わずクリックしたくなるタイトルの付け方について、専門的な事業を行っている企業ならではの深い視点から解説していきます。一般的なブログのテクニックとは少し違う、確実に事業の成果に繋げるための言葉選びのポイントをお伝えします。

検索結果で選ばれるタイトルとは?基本と本質

検索結果で選ばれるタイトルとは?基本と本質

タイトルをつける際、まずは検索エンジンとお客様の両方に配慮した基本的なルールを押さえておくことが重要です。

タイトルは検索する人への「お約束」

タイトルは単なる客寄せの看板ではありません。検索窓に言葉を打ち込んだ人に対して、「この記事を読めばあなたの悩みが解決します」と宣言する大切なお約束です。検索結果の画面でタイトルを見たお客様が、自分の求めている答えがそこにあると確信できたとき、初めてクリックに繋がります。タイトルと記事の中身がしっかりと一致していることが、お客様の満足度を高める第一歩です。

文字数とスマートフォンの見え方

現在の検索結果画面では、パソコンでもスマートフォンでも、タイトルが長すぎると途中で省略されて「…」と表示されてしまいます。一般的には30文字前後で重要な言葉を左側に寄せるのが基本とされています。特にスマートフォンの小さな画面で見たときに、お客様が探している解決策の言葉がパッと目に入るように配置する工夫が求められます。

専門的な事業(BtoB)におけるタイトルの考え方

専門的な事業(BtoB)におけるタイトルの考え方

ここからが本題です。企業が事業のために運営するホームページ(ウェブサイト)と、一般的なメディアサイトでは、タイトルの付け方を大きく変える必要があります。

メディアサイトやBtoCとの明確な違い

多くのアクセスを集めることを目的としたメディアサイトや、一般消費者向け(BtoC)のブログでは、好奇心を煽るようなタイトルが好まれる傾向にあります。しかし、企業間取引(BtoB)や専門性の高いご依頼を目的としたホームページ(ウェブサイト)で同じことをすると、最終的なコンバージョン(お問い合わせやご依頼)から遠ざかってしまう危険性があります。

親しみやすさや強いフックが逆効果になる理由

専門的な悩みを持って検索しているお客様に対して、過度に親しみやすさをアピールしたり、無理に目を引くような強いフックを作ったりすると、かえって「本当にこの会社に任せて大丈夫だろうか」という不信感を与えてしまいます。真剣に解決策を探しているお客様には、小手先のテクニックよりも、誠実で分かりやすい言葉をまっすぐに届ける方が、結果的に高い信頼を獲得できます。

実例!アクセスと依頼を増やす言葉選び

実例!アクセスと依頼を増やす言葉選び

それでは、弊社が実際の現場で経験してきた、成果に繋がる具体的な言葉選びの事例を紹介します。

「ウェブサイト」を「ホームページ」に変えた理由

専門家としては「ウェブサイト」という言葉が正確ですが、私たちが過去にタイトルの言葉を「ホームページ」に変えた途端、一気にアクセスが増えた経験があります。専門用語としての正確さに固執するのをやめ、業界外のお客様が普段から使い慣れている言葉、つまり検索窓に実際に打ち込む言葉に寄り添うことがいかに大切かを示す事例です。お客様の目線に合わせるだけで、クリックされる確率は劇的に変わります。

あえて「?」を使わずターゲットを絞る

一般的なブログ術では、タイトルに「〇〇とは?」と疑問符を使って興味を引く手法がよく紹介されます。しかし、弊社では専門性の高い記事において、あえて「?」をなるべく使わないようにしています。

理由は、ターゲット層以外の人たちまで引き寄せてしまい、本当に届けたいお客様への照準がブレてしまうからです。

専門的な解決策を求めている層にしっかりと情報を届けるため、言い切りの形で内容を明確に伝えるようにしています。

企業ブログで絶対に避けるべきタイトルの付け方

企業ブログで絶対に避けるべきタイトルの付け方

お客様の信頼を損なわないために、企業として発信する情報で避けるべきタイトルの付け方があります。

答えを隠す「〇〇」という表現は使わない

「アクセスが劇的に増える〇〇の秘密」のように、解決策の中心部分を伏せ字にしてクリックを誘う表現は、企業のホームページ(ウェブサイト)では避けるべきです。

タイトル例「〇〇するだけで集客できる理由」「あなたが集客できないのは〇〇が足りないから」

心理: 「〇〇」が隠されていることで、頭の中で情報が中断された状態(未達成)になり、「答えを知って完結させたい」という欲求が強まります)

心理学的にはツァイガルニク効果を意識したもので、一時期こうした方法を推奨している人たちもいましたが、企業サイト内の投稿においては良い方法ではありません。

もったいぶった表現は、真剣に情報や依頼先を探しているお客様をイライラさせてしまいます。タイトルを見ただけでどんな解決策が書かれているか分かる、誠実な姿勢が事業への信頼に直結します。

ただ、こうした手法が多少なりと有効な場合もあります。

それは、アメブロなど「既につながりがあるフォロー・フォロワー関係がある場合やプラットフォームが新規投稿をお知らせしてくれるような場合」です。

SNS型ブログと企業ホームページの違い

アメブロのような、半分SNSの要素を持っているプラットフォームでの振る舞いと自社のホームページ(ウェブサイト)での振る舞いは全く別物です。SNS型のブログでは、書き手の個性や感情を強調したタイトルでも読まれるかもしれませんが、企業サイト内のブログは専門性と信頼性を証明する場です。

プラットフォームの違いを深く理解し、事業に貢献するきちんとしたタイトルをつける意識が重要です。

実体験を伴わない「おすすめ◯選」の危険性

実体験を伴わない「おすすめ◯選」の危険性

安易にアクセスだけを集めようとするタイトルや企画は、事業に良い影響をもたらしません。

私たちがお客様に推奨していない具体的なパターンについて解説します。

検索上位をかき集めただけの記事は誰のためか

「地域名+おすすめの会社10選」といったタイトルで、検索上位にある企業の公式サイトへのリンクをリストアップし「雰囲気だけを見た感想」を足したような記事をよく見かけます。

過去に発信したWeb制作会社「おすすめ◯選」の信憑性という記事でもお伝えしていますが、弊社はこのようなコンテンツに否定的です。実際に商品を購入したり、サービスを利用したりした実体験に基づく内容であれば大歓迎です。しかし、検索上位であること以外に根拠がなく、単にキーワードを拾ってアクセスを稼ぐためだけに作られた記事は、企業としての姿勢が問われます。紹介するからには、そこに責任が伴うはずです。

アクセスが増えても良いご依頼には繋がらない

実体験に基づかない薄い情報をまとめただけの記事で、仮にトラフィック(アクセス数)を一時的に獲得できたとします。しかし、それが果たして自社とお客様との良い関係をもたらし、実際のお問い合わせやご依頼に繋がるかは大きな疑問です。

中身のない情報で集めたアクセスは、事業の成長には貢献しません。自分たちの言葉で、実体験に基づいた誠実なタイトルと内容を届けることが、遠回りに見えて最も確実な道です。

クリック率が検索順位に与える影響

クリック率が検索順位に与える影響

最後に、タイトルが検索エンジンの評価に与える影響について解説します。

クリックされないと順位も下がる仕組み

検索エンジンは、検索結果に表示されたページがどれくらいの割合でクリックされているか(クリック率)を常に計測しています。もし順位が高いにもかかわらず、タイトルが魅力的でないためにクリックされない状態が続くと、検索エンジンは「この記事はお客様の求めているものではない」と判断し、順位を下げてしまうことがあります。

自社の強みを正しく伝えるタイトルをつけることは、お客様を案内するためだけでなく、検索順位を維持し向上させるためにも非常に大切な取り組みです。

Google検索で一番上に出てくる理由とは?検索順位を上げるための具体的な方法


著者・監修 : 株式会社ファンフェアファンファーレ

2012年創業の京都のWeb制作会社 ホームページ制作やSEO、Web集客・Webマーケティングをメインテーマにお届け。SEOやAI活用、Web以外の集客何でも来いです。中小零細企業を中心に「きちんとしたホームページ集客」を考えて、ホームページ制作や様々なWeb集客戦略を提案しています。 ホームページ制作に限ると、のべ制作数は160社(少ないって?それはそれだけ1社あたりのWeb集客施策や修正に集中してるからさ)

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