Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)の利用について、雑談程度に触れていこうと思います。Googleビジネスプロフィールは、Googleアカウントを所有している場合は無料で利用できるサービスであり、これを利用することでGoogleマップ等で店舗情報等が表示される他、Web検索でも一部(上位3つ程度)が表示されるなど、主に店舗集客、認知度向上に役立つサービスです。
Googleマップでは所在地と店舗名等は予め掲載されていることがありますが、より詳しい情報や写真を掲載できる他、最新情報を投稿したり、商品サービスを掲載できたりといった機能があります。
主にWebコンサルティングサービスを利用されたお客様や長くお付き合いさせていただいている顧客に限定されますが、弊社のお客様のビジネスプロフィール編集も手掛けさせていただいたことがあります(お客様から、よく「ビジネスプロフィールの情報が少なく、もったいないですよ。という営業電話がかかってきます」というご相談を受けます。そのため、たまに弊社で対応させていただいています)。
Googleビジネスプロフィールの利点
Googleビジネスプロフィールの利点は、ユーザーに店舗や企業を発見されやすくなり、直接来店やホームページのアクセスを獲得しやすくなるという点です。主に実店舗を運営されている事業者の方には一定のメリットはあると考えられます。
主な機能は、最新情報、キャンペーン情報の発信、企業や店舗、商品に関する写真を掲載、
サービスの注文・予約、商品カタログの掲載の他、チャット機能、ユーザーインサイトの分析などがあります。
(ちなみに「外観を見る」で表示されている写真は弊社ではなく、弊社近くの松葉湯さんです)
利用において、特に難しい点はなく、さほどの手間にもならないため、ある程度の情報、写真などを掲載しておくと良いと考えられます。
ビジネスプロフィール クチコミ対策
基本的にはメリットの多いGoogleビジネスプロフィールですが、やはりデメリットもあります。それは、レビュー、クチコミとその管理です。
消極的なレビュー、クチコミがついた場合、削除要請をしても「ユーザーの感想を尊重する」といって削除等をしてくれない場合があります。
活発に動いていると、そうしたレビューやクチコミが増える傾向にあり、実際の訪問者、利用者でもないような人が勝手にしてきた嫌がらせであっても「ユーザーの感想を尊重する」といって突っぱねられてしまうことがあります。
実際の利用者の方の真摯なクレームであれば対応する意味も価値もありますが、全く利用したことのないような人が、通りすがりにしてきた嫌がらせ、ライバル店等による嫌がらせというケースを想定してくれないため、「ネガティブな評価を表に出したくなければ、ポジティブな評価を集める努力をしてください」と返されることがあります。
かなり前になりますが、弊社でも以前そのようなことがありました(穏やかではない話で恐縮です)。
その時は、刑法233条による信用毀損罪を根拠に削除に応じてもらいました。
(企業の信用を損なうコメントをしてはいけません。公益性がある、きちんとした証拠を明示する等の違法性阻却事由がなければ罪となります)
削除要請でもいいですが、なかなか応じていただけない場合、ネガティブコメントへの返信にそのような警告を出すというのも一つの手です。
嫌がらせに対する対応がしにくいため、全く利用しないというのも一つの手かもしれません。