「AI時代にホームページ制作で30万円?高すぎるので依頼するのはバカげている」
あなたのその感想は正しい―
いくら時代が進んでも通信費はだいたい5000円程度であり、赤ん坊が成長しても紙おむつの1パッケージあたりの枚数が減っていって結局月のおむつ代が5000円程度で固定化されるように、AI時代になっても「ホームページ制作は30万円程度」という基準が無駄に維持されているだけではないか?
AIを使えば誰でも無料で綺麗な画像や文章を作り出せる今の時代、ホームページ(ウェブサイト)制作に30万円や50万円といった費用を支払うのは、少し高すぎると感じるかもしれません。
「そんな大金を払うのはバカげている」というあなたの直感は、ある意味で完全に正しいと言えます。
「何にそんなに費用がかかるのかわからない」
私でもそう思います。
もし私が全く異業種の、特に新規創業したての企業なら…もしくは、既に「お得意さん」をたくさん抱えていて新規集客の必要性など考えていない老舗企業の跡取りなら…
明らかにそう考えるでしょう。
だからといって「ホームページ制作 5万円」といった格安業者やフリーランスを探し始めると、今度は「なぜそんなに安いのか?」「安物買いの銭失いになるのではないか?」と急に足がすくんでしまうはずです。
その感覚もまた、見事に的を射ています。
「やはり自作が一番では?」
高い費用を避けるため、無料ツールを使ったり、手頃なテンプレートで自作したりすることを検討するかもしれません。
そして完成した画面を見て「完璧かどうかはわからないが、これで十分なはずだ」と安心します。
それが正しい場合もあれば、正しくない場合もあります。
「必要な情報は全部載っているのに、何がいけないんですか?」
「うちのホームページの何がいけないのか、全くわからない」
これは、私たちが事業主の方からよくいただくご相談です。
「どこがダメなんですか?何が足りないんですか?」
―
必要なものはすべて満たしているともいえますし、
全く満たせていないともいえます。
完璧に見えるホームページ
画面を確認すると、会社概要、事業内容、アクセスマップ、料金表まで、確かに事業に必要な情報はすべて網羅されています。
見た目もそれなりに綺麗に整っています。
しかし、1ヶ月待っても半年待っても、ただの1件もお問い合わせが来ません。
来たと思ったら営業メール…
何がいけないのか、何が足りないのか、全く見当がつかない状況に陥ってしまいます。
誰かに見せても「綺麗ですね」「わかりやすいですね」と言われるだけで、一向に売上には繋がりません。
「ちょっとわかりにくい」という友人からの指摘
そこで、友人知人に相談をします。
「ちょっとわかりにくい」
という意見をもらいます。
「そうかそうか、少しわかりやすくしよう」
そうして改良をします。
それは良いことです。
結果は、何が変わったのかすらわかりません。
「それじゃあ作り直すか…ホームページ制作で30万円?高すぎる」
そしてあなたは考えます。
「それじゃあ作り直すか…ホームページ制作で30万円?高すぎる」
高すぎます。
自作でここまでやれたのだから。
「しかし何かが違うのだろうか?」
意を決して発注してみます。
考えてみると、月々1万円でも、3年間払い続ければ36万円になります。
「3年使うとすれば月々1万円か」
そう考えると、携帯電話やインターネットの通信費とさほど変わりありません。
「もしかすると駐車場代の方が高いのでは?」
そう考えると少し気楽になります。
いざ完成したホームページ
完成したホームページを見ると、確かに少しきれいになっています。すこしわかりやすく設計もされています。
しかし、正直何が変わったのかよくわかりません。
でも何かは違うのだろうと、しばらく待ちます。
結果は同じです。
「じゃあ、自作のままで良かったんじゃないか!」
そうなるのがオチかもしれません。
なので、あなたの予測
「AI時代にホームページ制作で30万円?高すぎるので依頼するのはバカげている」
あなたのその感想は正しい
は、証明されました。
「根本的に意味がないのか、それとも必殺技を知らないだけなのか?」
ここで疑問が起こります。
「根本的にホームページなど意味がないのか、それともホームページで集客するための必殺技を知らないだけなのか?」
答えは両方正解です。
お見積り額は220万円(税込)です
以前、中国地方の個人向けサービスを展開されている事業者の方に提示したお見積り額です。
ご質問内容は
「今あるホームページを広告を使わずにきちんと集客できるようにする」
という内容でした。
答えは、
「お見積り額は220万円(税込)です」
何をやるかと言うと、セールスページの作成やSEO、そしてコンテンツ配信です。
「AI時代にSEOってそんなに大したものなの?」
「いやいやAIにやらせたら素人でもできるっしょ」
とお考えの方は、現代のSEOにどの程度の設計が必要かというところを以下の記事から推測していただければと思います。
SEOにおけるベクトル分布と意味の重心 インテントマッチによるクエリの揺れと厳密性を踏まえたホームページ設計
本当の論点は、ホームページを稼働させて元が取れるかどうか
「ホームページにいくらかかるのか?30万円は高すぎる、5万円というのも怪しい」というのも正しいのですが、
本当の論点は、ホームページを稼働させて元が取れるかどうかです。
例えばメーカー(製造業)で、「一件の新規取引先獲得で、年間数千万円の売上増」になるなら、30万円の制作費は安すぎます(実際にはその程度の費用で制作だけしても成果を得るのは難しいですが)。
例えば、街のパン屋さんが、制作費に30万円をかけてしまうと、商圏エリアの顧客増加、利益面から考えると回収は難しくなります。
ただ、考え方によっては常連顧客が10人増えると、1回の客単価から考える利益は数百円でも、年間の利用回数に応じて、ある程度回収の見込みは立つかもしれません。
しかしながら、効果の面では、制作費をかけてホームページを作ったとしても、InstagramとGoogleマップ(ビジネスプロフィール)をうまく活用するのと大差はないかもしれません。
そう考えると、「ホームページ制作で30万円?高すぎる」の世界になります。
ホームページ制作費に関する実際のところについては、
AIホームページ作成で基本制作単価は下がる?コスト低下の裏にある集客・採用の競争激化と真の対策
で、詳しく書いていますので、ご興味があれば目薬とカフェインを用意してご一読ください。
なお、弊社では詳しいご相談はすべて有料となっておりますので、お気軽なご相談はご遠慮ください。







