<ins></ins>
ホームページ制作(ウェブサイト制作)の際に使用する<ins>タグについてのご説明です。
ホームページ制作において<ins>タグ(インサート)は、ページ中のテキスト部分に使用し、<ins>タグで囲まれた部分が追加された情報であることを示します。
<ins> 挿入する文字、追加された部分であることを示す
Insert(インサート)、挿入。ホームページ制作でページ中に<ins>タグを使用することで、ウェブページのテキストなどのうち、該当部分が後から追加された部分であることを示します。
この<ins>タグは、ウェブページが生成・公開された時点から、追記、追加情報を掲載する場合に用います。
インサート部分には下線が表示されます。
CSSによって表示の装飾を変更することもできます。
<del>が削除された文字を示すため、組み合わせて使えば、変更内容を明示しやすくなります。
この<ins></ins>で追記情報が追加された日時なども付加情報として示すことができます。
挿入文章に付加できる情報は以下のとおりです。
cite
参照
cite=””
URL
title
挿入部分のタイトル
title=””
datetime
追加された日時を指定
datetime=””
ページ公開日以後にリライト・追記した場合のSEO
一般的にホームページ制作時、コンテンツページ公開日以後に文章をリライトした場合は、元の文を直接修正したりするケースでは特に<ins>タグは必要ありません。
ただ、SEOを考える場合は、元のテキストデータに「追加情報」として情報を付加した場合は、<ins>を使用するほうが望ましいでしょう。構造化データの最終更新日時の指定がなされていない場合でも、この<ins>タグのdatetimeで検索エンジンは更新日を推測することが可能になるからです。
SEOと古い記事のリライト
古くからあるデータでありながら、更新され追加情報が記載されているというページの構造は、優れたページであるという判断の元になりやすく、リライトや追記はSEOにはプラスになります。そしてさらに追加された情報の部分を正確に示すことで、よりページの品質を高めることになります。
インデックスデータとの比較の中でアップデートを判断しますが、そのヒントを与えるという意味ではSEOとして実施しておくに越したことはないでしょう。
<ins>タグの表記形式
CSSで<ins>タグの表記形式を指定しておくことで、該当部分が追記された場所であるということを視覚的にも伝えやすくなります。
読み方 インサート
<ins></ins>
この<ins>タグはhtml4.01、html5どちらのhtmlバージョンで制作されたホームページ(ウェブサイト)でも使用することができるため、CMS内で生成するコンテンツなどにおいても、ベースとなるWordPressテーマなどのhtmlバージョンに影響されず使用することができます。
ホームページ(ウェブサイト)制作・作成に役立つHTML5のタグ一覧は
⇒html5 tag reference index ホームページ制作の基本タグ
ホームページ制作・SEOの1ポイント
SEOとしては、インサートタグを使用しなくても、前回インデックスされた時点から再クロール、再インデックスの際にどれほど変化があったかを認識していると考えることができるため、必須の項目ではありません。しかしながら、インサートタグを使用し、その部分をCSSで別の装飾をし、かつ情報の追記日をテキストでも記入しておくと、ユーザーにとってはどの時点での追加情報であるのかわかるため、より良いコンテンツとなるでしょう。
ホームページ(ウェブサイト)のHTML編集方法
ホームページのHTML編集方法について。ホームページ(ウェブサイト)は基本的にHTMLで構成されています。かつてはHTML単独でHTMLの文書スタイルを設定していましたが、現代ではページの基本構成はHTMLで、外観はスタイルシート・CSSで設定されています。ホームページ制作・作成、ホームページ修正の基本はこのHTMLとCSSの編集で行います。
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