WordPress固定ページが編集できない…本文が空で修正箇所が見つからない原因と修正事例


WordPressで構築されたホームページ(ウェブサイト)を運用していると、固定ページのテキストや画像を修正しようとした際に、編集画面を開いても本文の入力欄が空欄で、修正したい箇所が全く見つからないという状況に直面することがあります。

「固定ページ一覧から編集対象のページを探して編集画面を開いたのに…何も書いてない…どういうこと?」

ここでは、このような場合にどのような原因が考えられるのか、そしてどのように修正作業を進めていくべきかについて、実際の修正事例を交えながら解説していきます。

固定ページの編集画面に修正対象箇所が見つからない原因

編集画面の本文エディタにテキストが入力されていない場合、ブラウザで表示されている内容は通常の投稿データとは別の場所から読み込まれています。

このWordPress特有の仕組みを把握することが、問題解決に向けた第一歩になります。原因としては、大きく分けていくつかのパターンが存在します。

「プレビュー画面ではちゃんと文章も写真も表示されているのに、編集画面の本文入力欄は空っぽ。一体どこから文字を読み込んでいるんだろう…」

こうしたケースは意外とよくあります。

デザイン重視でテンプレートファイルに直接記述されているケース

デザイン重視でテンプレートファイルに直接記述されているケース

ホームページ(ウェブサイト)の修正ご依頼をいただく中で、対象箇所が見つからない原因として最も多いのがこのパターンです。

Webデザイン性を高め、複雑なレイアウトを崩さずに表現するために、独自の固定ページテンプレートが作成され、そのphpファイル内に文章や画像タグなどがすべて直接埋め込まれている状態です。企業のホームページにおけるトップページや、デザインにこだわったランディングページなどで頻繁に見受けられます。

管理画面の標準エディタにテキストを入力してしまうと、意図しないHTMLタグが自動で挿入されてしまい、緻密に計算されたレイアウトが崩れてしまうリスクがあります。

それを防ぐために、Web制作の段階で意図的にエディタを使用せず、テンプレートファイルに直接コーディングを行う手法が採用されています。

表示スピードの向上やデザインの維持という観点では優れた手法ですが、HTMLやPHPの知識がない担当者にとっては、後からの修正が非常に困難になります。

「前の制作会社さんがデザイン重視で作ってくれたのは良いけれど、ちょっとしたテキストの修正すら自分たちで直せないなんて想定外でした…」

そんな声もいただくことがあります。

カスタムフィールドのデータが読み込まれているケース

カスタムフィールドのデータが読み込まれているケース

通常の本文入力欄(メインエディタ)ではなく、カスタムフィールドと呼ばれる拡張された入力項目にデータが格納されており、テーマ側でそれを呼び出しているケースもよくあります。

編集画面を下の方へスクロールしていくと、別の入力ボックスが用意されていることがあります。事業のサービス詳細ページや、物件情報、商品情報など、決まったフォーマットで情報を出力したい場合によく用いられる手法です。

見出し、本文、画像などを別々の入力欄に分けることで、デザインの統一感を保ちながら更新作業を行えるように設計されています。この場合、メインのエディタが空欄であっても、ページ下部やサイドバーに配置された専用の入力欄からテキストの修正が可能です。

「エディタが空欄でも、ずっと下までスクロールしたら専用の入力ボックスがありました」

という場合もあります。

ただ、その入力ボックスが閉じられていることもあるのですが…

プラグインの設定データが呼び出されているケース

プラグインの設定データが呼び出されているケース

特定の機能を持つプラグインのデータや設定が、ショートコードやphp関数の形でページ内に出力されているパターンもあります。

例えば、お問い合わせフォームを表示するためのプラグインや、ページビルダー系のプラグインを使用している場合です。ページビルダー系のプラグインが導入されている場合、通常の編集画面ではなく、そのプラグイン専用の編集画面(フロントエンドエディタなど)を開かなければ修正できない設定になっています。また、ウィジェット領域として設定されており、外観メニューのウィジェット設定画面からテキストを修正する必要があるケースも存在します。

phpファイルに記述された固定ページの修正事例と対応費用

phpファイルに記述された固定ページの修正事例と対応費用

ホームページ修正のご依頼において、非常に多く見受けられるのがテーマのphpファイル内にテキストが直接記述されている事例です。この場合の具体的な修正の流れや、弊社で対応させていただく際の費用感についてご説明します。

原因箇所の調査と対象ファイルの特定

本文エディタが空欄でカスタムフィールドにも該当箇所がない場合、サーバー上にあるテーマファイル群の中から、対象のページを表示しているphpファイルを特定する作業から始めます。

WordPressにはテンプレート階層というルールがあり、表示するページの種類やスラッグ(URLの一部)に応じて、読み込まれるファイルが自動的に決定されます。page.php、front-page.php、あるいは独自に命名されたpage-〇〇.phpといったファイル群の中から、該当の記述を探し出します。

さらに、一つのページが複数のphpファイルで構成されていることも珍しくありません。ヘッダーやフッターだけでなく、ページ内の特定のブロックごとにテンプレートパーツとして分割されている場合、どのファイルに目的のテキストが記述されているかをソースコードを読み解きながら追跡していく必要があります。

他社が構築した複雑な構造のホームページ(ウェブサイト)を引き継いだ場合、この調査工程に相応の時間を要することがあります。

通常のテキスト修正と異なる費用感について

管理画面の本文エディタからテキストを打ち換えるだけの修正であれば、比較的短時間で作業が完了します。しかし、phpファイルに直接記述されているテキストを修正する場合、先述したファイル構造の調査や、サーバーへのアクセス、コードの解析といった専門的な工程が追加されます。

また、phpファイルを編集する際には、前後のコードを誤って消去してしまわないよう、慎重な作業が求められます。そのため、作業にかかる時間とリスク管理の観点から、修正費用は通常の管理画面からのテキスト修正よりも若干高額になる傾向があります。具体的な費用はサイトの構造や修正ボリュームによって変動しますが、安全かつ正確に作業を行うための必要なコストとしてご理解いただいています。

自分でphpファイルを直接修正する場合の注意点

自分でphpファイルを直接修正する場合の注意点

専門業者に依頼せず、ご自身で該当箇所を探し出して修正を試みる場合、phpファイルの編集を行うことになります。しかし、この作業には大きなリスクが伴うことを事前に認識しておくことが重要です。

画面が真っ白になる危険性とバックアップの重要性

phpファイルは、ホームページ(ウェブサイト)を動かすためのプログラムファイルです。HTMLの修正であれば表示が少し崩れる程度で済むかもしれませんが、PHPの記述を誤ると、文法エラー(パースエラー)が発生し、ホームページ全体が真っ白になって表示されなくなる危険性があります。

全角スペースが一つ混入しただけ、あるいはカンマやセミコロンを一つ消してしまっただけで、サイトが完全に機能停止に陥ることもあります。そのため、ファイルを編集する前には、必ず対象ファイルのバックアップを手元に保存し、万が一の際にすぐに元の状態に戻せる準備をしておく手順を徹底してください。

WordPress管理画面のエディタ機能は使用を控える

WordPressの管理画面には「テーマファイルエディタ」という機能があり、ブラウザ上から直接phpファイルを編集することが可能です。しかし、より専門的な見地からは、この機能の使用は強く推奨しません。

もし管理画面のエディタ上で記述ミスをして保存ボタンを押してしまい、致命的なエラーが発生した場合、ホームページの表側が見られなくなるだけでなく、WordPressの管理画面自体にもアクセスできなくなります。こうなると、ブラウザ上からの修正は不可能となり、自力での復旧が極めて困難になります。

このような事態を防ぐため、ファイルの編集を行う際は、FTPソフトを使用してサーバー上のファイルを安全に操作する手順を推奨します。FTPソフトを使ってご自身のパソコンにファイルを一度ダウンロードし、専用のテキストエディタで修正を行った後、再度サーバーへアップロード(上書き)するという手順を踏むことで、エラー発生時にもすぐにバックアップファイルをアップロードして復旧させることができます。

サーバー会社によるファイル操作の制限

ご契約されているサーバー会社やプランによっては、セキュリティ強化の観点から、WordPress管理画面からのテーマファイル編集や、外部からのFTP接続に制限をかけている場合があります。また、WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)の機能によって、特定のコードを含むファイルの保存がブロックされることもあります。

修正作業を行う前に、サーバーのコントロールパネルにログインし、これらのセキュリティ設定やファイルアクセス権限(パーミッション)がどのようになっているかを確認しておく必要があります。

将来的な保守性を見据えたホームページ運用のために

将来的な保守性を見据えたホームページ運用のために

WordPressは非常に自由度の高いシステムですが、構築時の手法によっては後の更新や修正作業のハードルが大きく上がってしまいます。事業を成長させていく上で、ホームページ(ウェブサイト)の情報を常に最新の状態に保つことは非常に重要です。

専門知識が必要な修正は無理をせずご相談ください

デザイン性を追求した結果として固定ページの本文がエディタから消え、phpファイルに直接書き込まれるケースは、Web制作の現場では決して珍しいことではありません。しかし、その後の運用を担う担当者様にとっては、大きな障害となる可能性があります。

対象箇所がどうしても見つからない場合や、FTPソフトを使ったサーバー操作、phpファイルの編集に少しでも不安を感じる場合は、自社での無理な作業は控え、専門家にお任せいただくのが最も安全で確実です。

弊社では、スポットでのホームページ修正対応はもちろん、今後お客様ご自身で簡単にテキスト変更ができるように、運用体制に合わせたシステムの改修(カスタムフィールドの導入など)のご提案も行っています。

ホームページの運用でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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著者・監修 : 株式会社ファンフェアファンファーレ

2012年創業の京都のWeb制作会社 ホームページ制作やSEO、Web集客・Webマーケティングをメインテーマにお届け。SEOやAI活用、Web以外の集客何でも来いです。中小零細企業を中心に「きちんとしたホームページ集客」を考えて、ホームページ制作や様々なWeb集客戦略を提案しています。 ホームページ制作に限ると、のべ制作数は160社(少ないって?それはそれだけ1社あたりのWeb集客施策や修正に集中してるからさ)

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