/* */
ホームページ制作(ウェブサイト制作)の際に使用するCSS内のコメント「/* */」についてのご説明です。
ホームページ制作・作成において、 /* */ を用いることで、CSS内にコメントを挿入することができます。
このCSS中のコメント機能は、ホームページ制作において、該当部分を無効にするコメントアウトにも使用されます。
/* で始まり、*/ で終わる範囲内のテキストはブラウザによって無視されるためホームページのスタイル適用には影響を与えません。主にコメントはCSSファイルの可読性と保守性の向上のために開発者間の情報共有やメンテナンス時の確認に利用されています。
/* */ CSS内のコメント

CSS内にコメント入れます。
/* コメント開始
*/ コメント終了
CSSの記述において、/* */で囲んだ範囲がコメントになります。
htmlの<!– –>と同様に、ソース中のコメント部分はコメント(注釈)として、ブラウザ表示上は表示されませんが、ソースの中に表示されます。
たとえば、特定のスタイルの役割を説明するためにコメントを付け加えることで、後からCSS・スタイルを見直す際にも、なぜその指定が行われているのかがすぐに分かるようになります。CSSを複数人で運用しているようなプロジェクトでは、セレクタの対象や適用範囲、変更履歴のメモなどを明示する目的でも活用されます。
/* */によるコメントアウト
コメントアウトは、該当箇所をブラウザ表示において一時的に無効にするという機能です。
コメント/* */はhtmlにおける<!– –>と同様に、本来は開発者の備忘録、コメントとしての使い方をしますが、「ソース表示されてブラウザには表示されない」という機能を応用して、該当箇所を/* */で囲うことによって、その場所をブラウザ表示では無効化する、という応用を「コメントアウト」と呼びます。
CSSにおけるコメントアウトは、該当箇所をブラウザ表示においてCSSプロパティを無効にするという機能であり、該当箇所の装飾などを無効化して表示テストしたりする場合に用います。
CSSプリプロセッサ(Sass・SCSS)コンパイル時のコメント除去
CSSプリプロセッサ(たとえばSassやSCSS)を使っている場合、コンパイル時にコメントが除去される設定になっているケースもあります。そのため、公開されるCSSにはコメントが残らない場合があり、開発中に記述するコメントとホームページ公開時に残すべきコメントは区別して設計することが望ましいと考えられます。
CSSファイルの最適化と運用におけるコメントの取り扱い
CSSファイルに記述するコメントは、コードの意図や構造を把握するために大変便利ですが、実際の運用やホームページ(ウェブサイト)のパフォーマンスという観点からは、いくつか注意すべき点があります。ここでは、より専門的にはどのようにCSSのコメントやコードを管理し、ホームページの価値を高めていくかについてお伝えします。
ファイルサイズと表示速度への影響
CSS内のコメントアウトは、ブラウザの画面上には一切表示されません。しかし、記述したコメントのテキスト自体はデータとしてファイル内に残るため、コメントが増えれば増えるほどCSSファイルのサイズは大きくなります。ファイルサイズが増大すると、ホームページの読み込み速度が遅くなる原因となります。
読み込み速度の低下は、ユーザーの利便性を損なうだけでなく、検索エンジンの評価にも影響を与える重要な問題です。事業の集客基盤としてホームページを活用していく上で、表示速度の改善は常に意識しておく必要があります。長文のメモや不要になった古いコードをコメントアウトしたまま大量に残しておくことは、パフォーマンスの観点からは避けるべきです。
開発環境と本番環境の切り離しとファイルの軽量化
では、コメントを一切書いてはいけないのかというと、そうではありません。後々の修正や、他の人がファイルを見たときの保守性を保つために、適切なコメントを残しておくことは非常に重要です。
この問題を解決するために、開発環境と本番公開用の環境でCSSファイルを分けて管理する手法を取り入れます。CSSを記述する作業用ファイルには、わかりやすくコメントをしっかりと残しておきます。そして、実際にホームページ(ウェブサイト)に読み込ませる公開用のファイルを作成する際に、コメントや余分な空白、改行をすべて削除する圧縮処理を行います。
この仕組みを導入することで、人が見るための読みやすさと、ブラウザが素早く読み込むための軽さを両立できます。現在主流となっている開発手順では、こうしたファイルの軽量化処理を自動化して行うことが一般的です。
CSS設計に基づく効果的なコメントの残し方
ホームページの規模が大きくなり、何十ページにもわたるようになってくると、CSSの記述量も膨大なものになります。こうした状況下では、単に「ここは見出しの装飾」といったコメントを残すだけでなく、CSSの設計自体をあらかじめルール化しておくことが求められます。
部品ごとに名前の付け方やファイルの分け方を決めておくことで、コードそのものが説明書の役割を果たすようになります。その結果、コメントは「なぜこの数値を設定したのか」「どのブラウザ向けの特殊な対応か」といった、コードだけでは伝わらない背景や意図を補足するためだけに使われるようになります。
適切な設計と必要な箇所への的確なコメントを組み合わせることで、長期にわたって破綻のない、強固なホームページの運用が可能になります。
CSSコメントの実践的な活用方法と操作ガイド
ホームページ(ウェブサイト)制作の現場において、CSSコメントは単なるメモ書き以上の役割を持ちます。実際のコーディングや修正作業を効率化するための実践的な使い方をご紹介します。
主要エディタでのコメントアウト操作
ホームページ制作で頻繁に使用されるコードエディタには、簡単にコメントアウトを実行できるショートカットキーが用意されています。例えば、Visual Studio CodeやDreamweaverでは、該当のコード行を選択した状態で特定のキーボード入力をするだけで、一瞬で「/* */」で囲むことができます。Windowsの場合は「Ctrl + /」、Macの場合は「Command + /」が標準的なショートカットとして割り当てられていることが多いです。複数行をまとめて無効化したい場合に大変便利で、作業効率が大幅に向上します。
ブラウザの検証ツールを活用したデバッグ手法
Google Chromeなどのブラウザに搭載されている検証ツールを利用すると、画面を見ながら一時的にCSSを無効化できます。検証ツールのスタイルパネル内で、各プロパティの横にあるチェックボックスを外すことで、CSSファイル内でコメントアウトした時と同じ状態をブラウザ上で再現できます。レイアウト崩れの原因を特定する際や、装飾の微調整を行う際に非常に役立つ、実務直結のデバッグ手法です。
コピペで使える実用的なコメントスニペット
複数人でホームページを管理する場合や、数ヶ月後に自分でコードを見直す時のために、コメントの書き方を統一しておくことはとても重要です。そのままコピーして活用できる実用的なフォーマットをご紹介します。
視認性を高めるセクション区切りのコメント例
数百行、数千行に及ぶCSSファイルでは、ヘッダー、メインコンテンツ、フッターといったセクションごとの区切りを明確にすることが求められます。例えば、「/* ==================== ヘッダー ==================== */」のように、アスタリスクやイコールを使って装飾し、視覚的に目立たせる手法が一般的です。こうすることで、スクロールした際にもどこから新しいセクションが始まるのかが一目で確認できるようになります。
注意書きや修正履歴を残す際のフォーマット
事業としてホームページ(ウェブサイト)を保守・運用していく中で、後からレイアウトの変更やスタイルの追加を行うことがあります。その際は、「/* 2026.08.10 〇〇担当 追加:キャンペーンバナー用の装飾 */」のように、日付、担当者、修正の目的を明記しておくルールを設けると安心です。属人化を防ぎ、トラブル発生時の原因究明もスムーズに進めることができます。
CSSの最適化とコンパイル時のコメントの扱い
ホームページの表示速度を上げるためには、ファイルの最適化についても考慮する必要があります。ここではコメントがファイルサイズに与える影響や、Sassなどのプリプロセッサでの出力ルールについて解説します。
ファイルの圧縮と自動最適化
CSSファイル内に記述されたコメントは、そのままではファイルサイズを増加させる要因の一つになります。改行やスペースとともにコメントもデータとして読み込まれるためです。実際の公開環境へアップロードする前には、CSSの縮小化ツールなどを導入して、不要なコメントや空白を自動で除去する工程を挟むことが推奨されます。これにより、コードの保守性を保ちながら、ユーザーにとっても快適な表示速度を実現できます。
SassやSCSSにおける出力ルールの具体例
より専門的には、SassやSCSSといったCSSプリプロセッサを使用してコーディングを行う場合、コメントの種類によってコンパイル後の出力結果が変わります。「/* /」で囲んだマルチラインコメントは、基本的にはコンパイル後のCSSファイルにもそのまま出力されます。一方で、「//」から始まるシングルラインコメントを使用した部分は、コンパイル後のCSSファイルには一切出力されません。開発用のメモには「//」を使用し、著作権表示など残しておきたい情報には「/ */」を使用するといった使い分けが便利です。
ホームページ(ウェブサイト)制作・作成に役立つCSS3のプロパティ一覧は
⇒css3 property reference index ホームページ制作の装飾プロパティ
ホームページ制作・Webデザインの1ポイント

コメントアウトを使うとブラウザで表示される部分には、該当テキストが表示されないものの、ページのファイルには残存するため、ホームページ制作中のページの修正などのテストの時に便利です。コメントアウトを利用しながらCSSの調整を行いWebデザインを調整するときなどに使用する事が多いでしょう。
ただし短期的にはコメントアウトで一時的な非表示などを行ったとしても、基本的にはファイルをバックアップしておくほうが無難です。
ホームページの更新・修正
ホームページのページ更新やページ追加、ホームページ内部の様々な修正など、各種ホームページの更新・ホームページの修正の代行に対応しております。エラー修正やページ内容の変更など、ホームページの更新や修正にかかる単発のご依頼で対応させていただいておりますので、CSSの調整をはじめ、軽微な修正でもお気軽にご相談ください。
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