SEO・SEO対策 2017新春Pick up
みなさまあけましておめでとうございます!
ホームページ制作 京都 ファンフェアファンファーレです!まだまだ弊社は休業日ですが、新春スペシャルコンテンツをお送りしていきます!
第一弾の「ECサイト・ネットショップ制作」、第二弾の「Webマーケティング」に引き続き、第三弾は「SEO・SEO対策」です。「2017新春Pick up」と題しまして、今までのコンテンツをまとめながら、要点を整理するコンテンツを配信していきます。
SEO(検索エンジン最適化)・SEO対策
SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)とは、ホームページ内外を検索エンジンに最適化することによって、Google、Yahoo!などの検索エンジンの検索結果ページの表示順位において、自らのホームページ(ウェブサイト)や各コンテンツページが上位に表示されるようにする工夫をさします。
リスティング広告などのWeb広告の利用と異なり、ランニングコストのかからないSEOは、ホームページのWebマーケティング活用において現代でも重要な施策の一つとなっています。
Webマーケティングの一環として、企業がホームページの活用を考えた時に、重要となるポイントの一つが、「Webユーザーとホームページの接点」です。
「Webユーザーとホームページの接点」を増やす方法は、リスティング広告やソーシャルシェアといったようにたくさんありますが、その中でも検索エンジンからの自然な流入を獲得するために重要になってくるのが「SEO」です。
ホームページのSEO・SEO対策に関しては、様々な情報がWeb上に存在しますが、Google検索アルゴリズムアップデートによって、現在では全く使えない方法論もあれば、普遍的で今なお有効なSEOもたくさんあります。
「SEO」というコトバは、どこか人を混乱させる要素を持っているような気もしますが、「なんとか出し抜こう」と変なことさえしなければ、最適化を行った分だけ、結果は返ってきます。
ホームページを価値あるものにするために
ホームページ制作 京都 ファンフェアファンファーレでは、お客さまのホームページを価値あるものにするため、検索エンジンからの自然なサイトアクセスを確保するために、SEOに重点を置いてホームページ制作を行っています。
すごく単純なことなのですが、月間1000件の有効なアクセスで、ようやくWebマーケティングの結果、つまりお問い合わせ獲得などが叶う場合、200件のアクセスでは、お問い合わせは来ないか、5ヶ月に1度になってしまいます。
それではホームページにあまり価値はありません。
では、1000件のアクセスに達するために、800件のアクセスをどこから持ってきましょうか?
ソーシャルから、リスティング広告から、SNS広告から…
それにはたくさんの方法があります。
Facebookページの運営などは、基本的な費用はかかりませんが、運営コストがかかります。
リスティング広告やアドネットワーク広告、SNS広告は、広告クリック、つまりアクセスのたびにコストがかかってきます。
1クリックあたり100円のコストがかかる場合、800件のアクセスを確保するためには月間8万円の広告費が必要になります。
これが1年続くと…
96万円です。
3年続くと…
288万円です。
そこで、100万円かけてSEOやコンテンツ追加を行って、800件の安定アクセスを増やせば、1年で元がとれます。
この考え方が「SEO対策」として、各企業が力を入れて行っているWebマーケティングの一つです。
SEOの基本的な考え方
ただ、上記の方法論は、正確には「SEO」とは少し違います。
なぜならSEOはあくまで「検索エンジン最適化」であって、検索エンジンからのアクセスはその結果だからです。
ホームページ制作における根本的なSEOをもう一度再考してみましょう。
SEOは「検索エンジン最適化」であって、極端に言ってしまえば、「検索順位向上」という意味ではありません。
基本スタンスとしては、「ページの内容を正確に伝える」といった点や、「ページのクオリティを上げる」というような点がSEOです。
検索順位向上も検索順位向上によるアクセス増加も、SEOの目的と言えば目的ですが、SEO自体はどちらかと言うと、内部要因を検索エンジンに合わせてマークアップし、文章の要所要所をうまく伝えるといった展になります。
SEOは被リンクだという考え方
SEOは被リンクだという考え方
リンクに関するアルゴリズムが発達していなかった頃は、リンクによるPageRankの転送を利用して、検索順位を向上させるということが主流でした。だからこそ、ペラペラのページでも、検索結果上位に表示されることがよくありました。
これは単純に、検索結果に表示されるページが持つページクオリティとしての固有のスコアが低くても、他のページからの被リンクによるスコアの受け渡しによって、固有スコアに加点される形で、ページの評価が高まったからです。
旧来から、SEOは被リンクだという考え方が存在します。これは検索エンジンのリンクに関するアルゴリズムが発達していなかった頃に、リンクによるPageRankの転送を利用して、検索順位を向上させるということが主流だったからです。
「SEO=リンクを送って検索順位を向上させる」
という考え方は、本来のSEOとは異なります。
SEO内部対策
SEO(検索エンジン最適化)には、ホームページの内部に関するSEO内部要因と、外部サイトからのリンク等のSEO外部要因があります。
このうちSEO内部対策とは、自らのホームページ全体や、サイト内の各ページにSEOを施すことを指します。これが本来のSEOです。
このホームページのSEO内部対策(SEO内部最適化)には、それぞれのページの適切なコーディング・マークアップといった「HTMLの最適化」、内部リンク(リンク構造、ページ同士の関係性)、コンテキスト(文脈)、検索ユーザーのターゲット層に対するキーワードの適切な選択や、ページ内でのキーワードの適切な使用などがあります。
コンテンツページ内のナチュラルリンク
SEOのすごく大切な要因の一つが、先ほどから幾度と出て来る「リンク」ですが、これは、もともとページとページを繋ぐための機能で、HTMLが開発された時離れた場所にある文書と文書を繋ぐための役割として考案されました。
「参照」を考えた時に、そのリンクの原則を考えたときは、該当ページのルーツをたどるための機能として考えることができるのではないでしょうか。
ただ、ホームページ制作におけるインデックスページでのリンクを考えてみた時、ルーツをたどるというよりも、目次的な意味でリンクが用いられると考える事ができます。
このようにリンクにはたくさんの役割と意味がありますが、特にコンテンツページに自然に設置された他ページ、他サイトのページへのリンクは、非常に「参照」としての意味が強く、SEOというよりも、「参照でルーツをたどる」というHTMLの基本的な考え方に忠実で、「さらに深い理解を助ける文献はこちらです」と示していることになります。
それは、単純なSEO目的のリンクではなく、ユーザー目線の配慮ではないでしょうか。
「より深い情報を知り、さらに理解を深めるために、参考になるページはこちらです。このページの一部は、そのリンク先ページを参考に考えました」
と示されていれば、読者は非常に助かります。
これがHTMLの参照関係の本来の目的です。
「他の文献で引用されている文献は良い文献である可能性が高い」というGoogle検索アルゴリズムのPageRankの考え方が広まり、「リンク=SEOのため」になりがちですが、本来リンクは、「ユーザーの理解」を助けるために文献を参照することを目的としています。
「参照されていることはプラスに働く」ことに変わりはなく、リンク自体に価値がなくなってきているわけではありませんが、その一つずつのリンクの価値が精査されていっている傾向にあります。
もちろん最も高い価値を持っているのは、コンテンツ内のナチュラルリンクです。ページの文章と関連性があり、本当に参照されていること、そういったリンクにこと価値があります。
ペンギンアップデートの影響
昨年2016年は、リンクに関する検索アルゴリズムアップデートであるペンギンアップデートが4.0にアップデートしました。
Google検索アルゴリズムの「ペンギンアップデート」は、パンダアップデートと同様に、ウェブマスター向けガイドラインに違反している「コンテンツに関係のないキーワードの詰め込み」や「クローキング」、「不正リダイレクト」「リッチスニペットマークアップ」などを判断し、低品質ページを検索結果から除外、もしくはランクダウンさせ、高品質コンテンツを相対的に検索結果上位へと掲載するためのアルゴリズムアップデートであり、同時に「リンクの質」を判断して、スパム行為やブラックハットSEO排除のために改良された、革新的なアップデートです。
このペンギンアップデートは、検索結果のランキングを決定する主要アルゴリズムアップデートとして、2012年4月に導入され、その後データの更新やアルゴリズム更新が数回実施されています。
ペンギンアップデートは、リンク集や過剰な相互リンク、不自然なアンカーテキストを含むリンクなど、品質・信頼性が低いリンクを発しているページや、そのページから被リンクを受けているページの評価を下げることで、スパム排除やブラックハットSEOを排除するためのアップデートで、パンダアップデートと同様に、スパムサイト、低品質サイトなどの順位を下落させることによって、相対的に高品質なウェブサイト・ホームページや各ページを相対的に順位上昇させて検索品質向上を意図しています。
ペンギンアップデートとは、単純には「変なリンクを設置してるページ」や「変なリンクをもらっているページ」の検索順位を低下させて、ちゃんとしたページを相対的に順位上昇させるためのアルゴリズムアップデートです。
ホームページ内に設置している古いリンクや相互リンクに要注意
ペンギンアップデートの影響で、ホームページ内に設置している古いリンクや相互リンクに注意する必要がさらに出てきました。
発リンク先が削除され404ページになっていたり、最悪の場合リンク先が転送され、ウイルスサイトになっているということもあります。
自社ホームページからの発リンク、自社ホームページへの被リンクとも対応が必要になります。
オウンドメディアを設置しているホームページや古いリンク中心のSEOが全盛期の頃に制作されたホームページなどのSEOを担当すると、必ずと言っていいほど「品質の悪いリンク」が多かれ少なかれ設置されています。
ホームページへの被リンクは、外部サイトに委ねられているので、「リンクの否認」くらいしか為す術はありませんが、この項目での「品質の悪いリンク」とは、ホームページ内の発リンクに関するマイナス要因としてのリンクです。
基本的にリンクを設置する場合は、リンク先ページを信頼していることの証になります(信頼できない場合はnofollowをつけましょう)。
発リンクの中で、とりわけSEOのマイナス要因となるのはブラックハットSEOの疑いのある大量のリンクなどが該当しますが、それよりも「普通に運営していて、少しSEOを実施してみた」といったケースや、オウンドメディア内の参照ページへのリンクなどについて、思わずマイナス要因となっているケースを考えてみましょう。
コンバージョンに繋がるホームページアクセスのためのSEO
SEOはトップページの検索結果順位を向上させるためだけでなく、様々なコンテンツページの検索順位を向上させるためにも重要です。
トップページの検索順位を向上のためだけに、トップページへのリンクを異常なほどに集めても、ある一定力はほとんど意味がなくなってきます。
また、一方で、ただ単にアクセス数を上げるための「SEO対策」や「タイトル付け」をしても、それはWebマーケティングとしてはマイナスの効果になることもあります。
同時に、無闇やたらに「読み物コンテンツ」を量産することには、テーマ分散といったSEOとしてのリスクが内在しています。
そして、今回の本題は次の点にあります。
「そんなことをしてアクセスを伸ばしても、コンバージョンには至らない」
という点です。
企業のマーケティング活動の一環である、オウンドメディア運営によるコンテンツマーケティングであるならば、その企業の顧客となりうる層からのホームページアクセスが必要です。
先の「クリック率向上のための効果的なタイトル付け」が行き過ぎれば、ひとまずアクセス数を伸ばす事はできるかもしれませんが、企業のブランドイメージに傷がつくほか、ホームページのコンバージョンのための有効なアクセスは見込むことはできません。
ページタイトルの設定は、ページの主題を伝え、また検索結果スニペットにも反映されるため、アクセスアップには有効なSEOのひとつですが、「釣りタイトル」で集めたアクセスは、コーポレートサイトのコンテンツマーケティングではマイナスです。
SEO会社にご注意ください
昨年、弊社のお客さまよりSEO会社・SEO業者からの勧誘が頻繁にあるとのご意見を多数いただきました。
大半のSEO業者は、所有するサイトからのリンク設置のみのリンクプログラムですので、本来の意味でのSEOではありません。
ホームページのコンテンツや内部プログラムを改良することのない、リンク設置、リンク販売による検索エンジンの順位上昇は、厳密な意味でのSEOではありません。
こうしたSEOサービスの利用により、後にガイドライン違反による検索エンジンペナルティの対象になる恐れがありますので、お客さまにおかれましては、こうした「リンク販売」等を行うSEO会社・SEO業者の勧誘にご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
SEO業者の勧誘方法
SEO業者の勧誘として、お客さまのもとに来る電話営業は次のようなものです。「今回ホームページを改良された目的は何でしょうか?SEOでしょうか?」
「御社が広告費としてSEOにかけられる予算はどれくらいでしょうか?」
「ホームページはそのままで、もっといろいろなキーワードで上位にしませんか?」
「検索結果上位表示期間だけの料金の発生になりますのでご安心ください」
ご連絡を頂いたお客さまより、SEO業者のサービス内容をお伺いしたところ、サイトの改良を伴わない月額サービスによる検索結果順位向上というサービス内容のようです。こういった手口のサービスは、検索エンジン最大手であるGoogle社が、ブラックハットSEOとして公式発表している「リンク販売」による検索順位向上の方法だと推測されます。
SEOやアクセスアップの実績
SEO会社の中には、SEOやアクセスアップの実績をごまかす業者も存在します。「SEOに強いホームページ制作会社」といった制作会社の場合にも、様々な工夫で、顧客に提示するアクセス解析の数値を改ざんしているケースがあるようです。
以前担当させていただいたお客さまのアクセス解析を拝見し、過去のデータを参照しました。
するとある時から、いきなりホームページへのアクセスが20倍くらいになっている瞬間がありました。
聞くところによると、もともと制作依頼をされたホームページ制作会社に相談して、SEOの依頼をしたところ、一週間くらいでアクセスが倍増、どころか20倍になったということのようです。
「怪しい」
そんな印象を受けました。
「何かの投稿がバズりましたか?それとも何かオフラインでチラシを配布されたとかですか?」
オウンドメディアでコンテンツマーケティングを行われている場合、特定の投稿が、FacebookやX(Twitter)でシェア拡散したり、オンラインブックマークでブックマーク数が伸びると、一気にアクセスが集まることがあります。
しかしそれまでのアクセスを考えると、バズが起こっても、その瞬間付近だけのアクセス向上であるはずです。
しかしながら、ある地点から急激に伸びたアクセスがある程度安定しています。
普通、それは喜ばしいことですが、なんだか胡散臭さを感じました。
「このときは『やった!』と思いましたよ」
「その後お問合わせなどは増えましたか?」
「それがいっこうに…」
そこでよくよくアクセス解析を見ることにしました。
SEOは効果が出るまでに時間を要します
ホームページのSEOを実施た場合でも、そのアクセスアップ効果、マーケティング効果が出るまでに時間を要します。
基本的にSEOは、現在のページの内容を検索エンジンに正確に伝えることをメインとしています。
そう考えた場合、「正確に伝える対象となる内容」が無いと元も子もありません。
旧来からのSEOとされるものは、大半が「内容が薄い」にも関わらず、検索順位で上位に表示されようとする施策ばかりです。
SEO対策の一つの方向性は、現在のページを検索エンジンに最適化すること、そしてもう一つは内部コンテンツの充実や外部からの被リンク獲得に向けての高品質コンテンツの制作です。
これらの施策の効果が出るまでには相応の期間を要します。
ホームページ制作 京都 ファンフェアファンファーレのSEO・SEO対策
ホームページ制作 京都 ファンフェアファンファーレでは、みなさまのホームページを価値あるものにするために、ホームページ内部のSEOカスタマイズや高品質コンテンツの制作で、ホームページへの有効なアクセスを確保するお手伝いしております。
「ホームページ(ウェブサイト)は本当にマーケティングに貢献しているのだろうか?」
そんな疑問をお持ちの方も多いと存じます。
「ホームページ(ウェブサイト)に全然アクセスが集まらない。これでは効果を感じられないのも当然かもしれない」
企業のマーケティング活動の一環としてウェブの活用に踏み出され、実際のホームページ(ウェブサイト)の稼働状況を確認して、そんなことを感じられるケースもよくある事例です。
企業のマーケティングツールとしてのホームページに、「Webマーケティングツールとしての機能」を持たせるカギの一つが「SEO」です。
ホームページ制作 京都 ファンフェアファンファーレでは、一般的なSEO内部対策やSEO外部対策、ソーシャルネットワークとの連携だけでなく、ホームページ制作の際に、お客さまの製品・サービスに合ったWebマーケティング分析による、「キーワードの選定」を行っています。
弊社ではSEO特性を重視して、ランニングコストのかからない自然検索経由でのアクセス向上を図ったり、ユーザーへPR力を高めるための「高品質なコンテンツ作り」を強みとしています。