ホームページ(ウェブサイト)を運営する上で、URLやSSL、リダイレクト、そしてサイトマップ、robots.txtに関する知識は、検索エンジンからの評価やユーザーの利便性を左右する非常に重要な要素です。
普段何気なく目にしているURLは、インターネット上におけるホームページの住所にあたります。これは単なる文字の羅列ではありません。セキュリティ通信(SSL)の有無を示す「http」や「https」の違い、あるいは「www」の有無など、細かな設定一つでホームページへのアクセス状況や安全性に対する評価は大きく変化します。
また、事業の成長に伴ってホームページをリニューアルしたり、ドメインを変更したりする場面も発生するかもしれません。その際、旧URLから新URLへ適切に道案内を行うリダイレクト処理を施さないと、これまで蓄積してきた検索エンジンの評価を失うリスクがあります。エラー画面が表示されれば、見込み客を逃してしまうことにも繋がります。
さらに、ユーザーや検索エンジンに対してホームページ内のどこにどんなページがあるのかを伝えるサイトマップや、クローラーの動きを制御するrobots.txtの役割も、安定した集客の観点から無視できません。
ホームページ制作やSEO対策において基本となる、URLの構造からSSL通信の仕組み、リダイレクトの適切な設定方法、そして各サイトマップの役割まで、Web制作用語として詳しく解説していきます。
URL

URL(Uniform Resource Locator、ユニフォームリソースロケータ)は、ウェブにおいては、ウェブサイト・ウェブページの住所のようなもので、「サイトアドレス」として扱われるインターネット上でウェブページ特定するため英数記号の並びです。
URLの例

URLの例として弊社ウェブサイトのURLは
https://funfairfanfare.com/
です。
また、弊社ウェブサイトの「ホームページ制作(ウェブサイト制作)」のページURLは
https://funfairfanfare.com/websitecreation/
になります。
対象ディレクトリにindex.htmlやindex.phpが存在する場合は、ディレクトリまでの表示となる場合がほとんどですが、それ以外のURLは、ファイル名、ファイルの拡張子も表示されます。
ドメイン
ドメイン(domain)は、インターネット上にあるコンピューター(ウェブサーバー)を特定するために使われる文字列でIPアドレスと関連付けられます。
ホームページのドメイン(URL)変更
稼働中のホームページのドメイン(URL)を変更する場合に必要となる作業の概要。
ドメイン変更は、サーバー移管を行う場合もありますが、同一サーバー内でドメイン変更を行う場合もあります。どのような場合でもドメイン(URL)を変更する場合はサイトデータの移管やサイト内URLパスの変更、SEOのためのリダイレクト処理等の他、メールアドレスの再設定なども必要になります。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

ホームページ制作において、原則的にURLの最後にはファイル名と拡張子を付けた「index.html」や「index.php」、「info.html」などで終わりますが、ディレクトリの「/」だけでURLを設置した場合、「index.html」や「index.php」が自動的に表示されます。なお、indexの名称がついた、htmlとphpが同一ディレクトリにある場合は、基本的にhtmlが優先されます。
HTTP/HTTPS

HTTP(Hypertext Transfer Protocol、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)は、ハイパーテキストの「転送プロトコル」で、インターネットでブラウザからのリクエストによって、ウェブサイトを構成するウェプページをウェブブラウザへと送信したり、ウェブブラウザからウェブサーバーへと情報を送信したりするための通信プロトコルです。
通常のHTTPS通信のほかSSLによる暗号化通信(https)があります。
HTTPS

HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア)は、HTTPによる通信を安全に行うために、SSL/TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続の上でHTTP通信です。
HTTPS通信でホームページを表示する場合は、使用ドメインに対してSSL証明書を発行するなどのSSL化が必要になります。
ホームページをhttpからhttpsサイトへと変更する場合

ホームページをhttpからhttpsサイトへと変更する場合、SSL証明書の発行やURLの書き換え、URLの転送などの作業が必要になります。新規ホームページ制作の時は最初から使用ドメインに対してSSL証明書を発行し、httpsでホームページ制作を実施すれば問題なく常時SSL対応による公開をすることができますが、既に非SSL、http通信でホームページを公開している場合には、SSL証明書の発行の他、サイト内の記述変更などを行い常時SSL対応していく必要があります。SSL対応が不完全である場合、逆にセキュリティ警告がなされるためhttpsサイトへの修正には注意が必要です。
ブラウザのURL表示欄

ブラウザからウェブサイトへのアクセスの際に、
ブラウザのURL表示欄に
http://funfairfanfare.com/
https://funfairfanfare.com/
といったように、現在の接続がHTTPかHTTPSか表示されます。
SSLが有効でHTTPS通信になっている場合

SSL・https通信 この接続は保護されています
SSLが有効でHTTPS通信になっている場合、URLの前に緑の鍵マークがつきます。確認すると「この接続は保護されています」と表示されます。
近年では、HTTP通信の場合、「保護されていません」「安全ではありません」といった表示がなされなる場合もあります。
ブラウザによってhttpへのアクセスがhttpsにリダイレクトされてしまう場合の対処法
ブラウザによってhttpへのアクセスがhttpsにリダイレクトされてしまう場合があります。
一般的には、http通信からhttps通信に変更して、httpからhttpsにリダイレクト(転送)することが多いですが、SSL化(https)の失敗等、何かしらの理由でhttpにアクセスを変更することがあります。その際に、各種設定をhttpに戻し(例としてはWordPressのサイトアドレスなど)、「.htaccess」等の「http→https」のリダイレクト設定も解除したにも関わらず、httpへのアクセスが、httpsにリダイレクトされてしまうというような現象が起こることがあります。
これは、「ブラウザの接続記録」や「HSTS(HTTP Strict Transport Security)」によって、httpへのアクセスがhttpsに自動転送されてしまうという現象です。
httpに戻した際にブラウザによってhttpsにリダイレクトされてしまう場合の対処法
ホームページ制作・SEOの1ポイント

SEOにおいてはhttpよりもhttps化されたホームページの方を若干優遇する流れにありますが、寄与度はかなり僅かです。そして、httpとhttpsでは同一ホームページでも別サイト扱いになるため、301リダイレクトやcanonicalの設定が必要です。
なお、通常の301リダイレクトは何割か評価の受け渡しにロスがありますが、同一ドメイン名のhttpからhttpsへのリダイレクトは100パーセントリダイレクト先に評価が受け継がれます。
WWW

WWW(World Wide Web、ワールド・ワイド・ウェブ)は、世界中のサーバーで公開されているウェブページを閲覧するためのインターネットの仕組みです。ハイパーテキストシステムを指します。
単純に「ウェブ」と表現されることもあります。
単語としての「ワールド・ワイド・ウェブ」、「ウェブサイト」について
URLにおけるWWW

ウェブサイト(ホームページ)のURLは、wwwありとwwwなしの両方を使用することができます。
メインドメインではwwwが設定されますが、一般的にwwwは予約語としてメインドメインに割り当てられているため、サブドメインとしてwwwを設定、使用することはできません。
WWWありとなしを別サイトとして作成することはできますが、一般的にはどちらかに統一し、リダイレクト(転送)を設定します。
例えば弊社のウェブサイトホームページURLは、
https://funfairfanfare.com/
https://www.funfairfanfare.com/
のどちらでも表示することができます(どちらでも表示することはできるのですが、正規化しているため、https://funfairfanfare.com/に転送されます)。
ただ、検索エンジンにおいては、ウェブサイトの重複になるため、きちんとリダイレクトを設定するほか、Googleであれば、Search Consoleで使用するドメインの設定を行うほうがより良いでしょう。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

ホームページのURLはwwwありとwwwなし、どちらでもメインドメインとして運用することができますが、検索エンジンから別ページとして認識される場合があり、また、外部からの被リンクの際にもwwwありとなしに分割されてしまうことがあるため、ページの評価が分散するおそれがあります。SEOを考える上で、wwwに関しての取り扱いは、サーチコンソールでの設定やcanonicalタグの利用で、評価を統合しておいた方が良いでしょう。
絶対パス/相対パス

絶対パス/相対パスは、ホームページ制作でのURLの指定において、ファイルなどの場所を完全なURLで表現するのか、該当ファイルが存在している場所(ディレクトリや該当ファイル)からの相対位置で指定するのか、といった記述の相違点です。
絶対パスは、URLの指定おいてhttp・httpsから始まる全てのURLを記述する形となります。
絶対パス/相対パスの例

例えば、トップページから「ホームページ制作(ウェブサイト制作)」リンク(アンカー)において、絶対パスならば、
<a href="https://funfairfanfare.com/websitecreation/">ホームページ制作(ウェブサイト制作)</a>
のhref属性の指定において、指定場所は、
https://funfairfanfare.com/websitecreation/
とhttp://から記述しますが、
相対パスの場合は、
/websitecreation/
と、http://funfairfanfare.comからの相対的な位置関係を示します。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

絶対パスは、記述が長く、また、ホームページの移転等でドメイン名を変更した場合にパスが異なるため、再設定がひつようになるなど、様々なデメリットがありそうですが、URLを全て記述するため、確実な設定方法です。canonicalタグの設置の際など一部の記述では、絶対パスを利用しなければならない場合がありますので、なるべく絶対パスの利用をする癖をつけたほうが良い場合もあります。
SSL

SSL (Secure Sockets Layer、セキュア・ソケット・レイヤー、エスエスエル) は、デジタル署名やデジタル証明書の技術を用いて、ウェブを利用する時にインターネット上でデータを暗号化して送受信できるプロトコルです。
ホームページ制作においては、HTTPS通信として利用され暗号化が求められるメールフォームなどの個人情報の送信などのシーンでよく利用されます。
SSLを利用する場合、SSL証明書の発行が必要となります。
ホームページで送受信される情報を暗号化

SSLを用いることで、例えばホームページのメールフォームなどで送信される情報を暗号化することができます。
これによってサイトアクセス時にやり取りされる送受信において、個人情報などの情報の保護を強化する事ができます。
メールフォームの他、会員登録やログインなど、ホームページの閲覧という操作以外にユーザーが何かの情報を入力するシーンで暗号化による情報保護が必要な場面で利用されます。
SSL、HTTPS通信とSEO
SSL、HTTPS通信による送受信情報のセキュリティ強化は、ホームページの価値を測る上でユーザーへの配慮という面でSEOとしての評価対象となります。
ランキング要因としての寄与度は1%~数%程度のようですが、SEOやユーザー情報の安全性を考える場合は、新規ホームページ制作などにおいてSSL、HTTPS通信の利用を検討しておくに越したことはないでしょう。
日々セキュリティの重要性は高まってきているため、既に運用中のホームページについても、可能な限りhttpサイトからhttpsサイトへと変更をしておく方が無難です。特に買い物カートやお問い合わせフォームなど、ユーザーが情報を入力仕組みを導入している場合は、購入率、お問い合わせ率低下の原因にもなります。
SEOとしての検索順位向上を意図するよりもユーザーの情報を保護し、お問い合わせ率の低下を防ぐという部分に着目すべきポイントであると考えることができます。
httpサイトからhttpsサイトへの修正・変更(常時SSL対応)

httpサイトからhttpsサイトへの修正・変更(常時SSL対応)は、SSL証明書の発行やURLの書き換え、URLの転送などの作業が必要になります。
SSL対応が不完全である場合、逆にセキュリティ警告がなされるためhttpsサイトへの修正には注意が必要です。
新規ホームページ制作の時は最初から使用ドメインに対してSSL証明書を発行し、httpsでホームページ制作を実施すれば問題なく常時SSL対応による公開をすることができますが、既に非SSL、http通信でホームページを公開している場合には、SSL証明書の発行の他、サイト内の記述変更などを行い常時SSL対応していく必要があります。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

SSLは暗号化通信を行いますが、SSLの証明書が発行されていないと、「信頼できないページ」として、危険性の警告画面が表示されることがあります。ユーザーとしては印象が良くないため、証明書なしでのホームページのSSL化の試みは、避けた方が無難でしょう。
httpから始まるホームページをhttpsへと変更した際、SEOとしての評価は高まりますが、別サイト扱いとなりますので、SEO外部対策要員としての被リンク等の評価を引き継ぐため、301リダイレクトなどの工夫が必要となります。なお、同一ドメインのhttpサイトからhttpsサイトへの転送は被リンクによる評価が100%引き継がれます。
リダイレクト

リダイレクト(redirect)は、ウェブサイトの閲覧において、指定したウェブページから自動的に他のウェブページに転送することを指します。
このリダイレクトはURLを転送するためURLリダイレクトとも呼ばれます。
ホームページ制作においては、主にホームページリニューアルの際にページURLが変更となった場合に旧URLから新URLに転送する目的で利用されます。
.htaccessによるリダイレクトの他、HTTPリダイレクトやメタタグによるリダイレクトなどの方法があります。
サイト移管時のリダイレクト利用

異なるドメインへとサイトの転居(移管)を行った時や、同一ドメインであっても、ディレクトリの移動などでウェブページのURLが変更になった時に、ウェブページの元のURLから新しいURLへ転送する必要があります。
元のURLに元のファイルが残存していれば重複コンテンツとなり、削除されていれば404エラー(該当URLにファイルが存在しないというエラー)となるため、その際にリダイレクトを利用します。
主にサイト移管やサイトのフルリニューアル、SEOなどを目的としたページの統廃合、サイト構造の再構築の場面などでページURLが変更となった場合に利用されます。
リダイレクトの種類

リダイレクトには301リダイレクト(恒久的なリダイレクト)、302リダイレクト(一時的なリダイレクト)などの種類があります。
またリダイレクトの方法としては、HTTPリダイレクトやメタタグによるリダイレクトなど、いくつか種類があります。
リダイレクトとSEO(被リンク効果の引き継ぎ)

なお、301リダイレクト(恒久的なリダイレクト)によるページURLの転送の利用の場合、転送元ページが獲得していた被リンクのSEO効果の一部を転送先ページに引き継がせることができます。
ただし、被リンク効果の引き継ぎは、転送元ページと転送先ページの内容がある程度関連している必要があります。全く内容の異なるページに対して301リダイレクトを行っても、被リンク効果の引き継ぎは期待することができません。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

ホームページリニューアルなどに伴い、ドメインを変更した場合は、旧ドメインから新ドメインサイトへと301リダイレクトを設置したほうが良いでしょう。301リダイレクトを利用することで、旧ドメインへのアクセス時にもページが転送され、また、SEOとしても旧ドメイン自体が持っていた評価を一部新ドメインに移行することができます。
リダイレクト設定
弊社ホームページ修正サービスは、リダイレクト設定、URL変更に伴うページの転送にも対応しています。

サイトマップ(Site Map)は、ホームページ(ウェブサイト)の構造を示すためのウェブページのリストです。
サイトマップには、ユーザーに対するものと検索エンジンクローラーに対するものの二つの概念があります。
この両者はサイトの構造、ページの場所を示すという意味では同じですが、ユーザー用のサイトマップは、ホームページ(ウェブサイト)を閲覧しているユーザーのために、どのようなコンテンツがどこにあるのかを視覚的に伝えるのに対し、クローラー用のサイトマップは、検索エンジンクローラーのクロールの円滑を図るために、といった目的の違いがあります。
ユーザー用のサイトマップ

ウェブサイト(ホームページ)を構成するウェブページがどんな階層でどの位置にあるのかを示す「全ページ一覧」といったようなページです。「サイトマップ」の言葉の通り、ウェブサイトの地図の役割を果たします。
概ねテキストリンクの形で全記事へのリンクが設置された一覧ページの仕様となっています。
目的のページを発見しやすいため、ページ数の少ない静的HTMLサイトの場合は非常に便利なページです。
クローラー用のXMLサイトマップ

サイトマップとは、サイトのウェブページのリストを指定して、Google や他の検索エンジンにサイトのコンテンツの構成を伝えるファイルです。 Googlebot などの検索エンジンのウェブクローラは、このファイルを読み込んで、より高度なクロールを行います。
ウェブサイト(ホームページ)のコンテンツの構成をリスト化したXMLサイトマップを作成し、検索エンジンに伝えることによって、ウェブサイトの構造、階層、ページのある位置などを伝えることができます。
XMLサイトマップにおいてページの最終更新日やページの重要度を設定することもできます。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

サイトマップの利用は、ホームページの中のコンテンツの全体像が把握できるため、ユーザーや検索エンジンにとって有益なページやファイルになります。ディレクトリ構造や内部リンク構造的に下層にあってなかなかクローラーが巡回しづらいページへのクロールも促すことができます。SEOを考える上ではサイトマップの利用を検討しましょう。
robots.txt

robots.txtは、ホームページ(ウェブサイト)においてGoogleなどのロボット型検索エンジンのクローラー(ロボット)に指示を与える命令ためのテキストファイルで、ウェブページを検索エンジンにアクセス許可を与えたり与えなかったり、といった設定をして、クローラーのアクセス制限を設定します。
robots.txtの利用

robots.txtは、例えば、CMSの管理画面などへのアクセス、管理画面ページのインデックス登録を避けるためなどに利用されたりします。
User-agent: *
Disallow: /
User-agent: *
Disallow: /hairanaide/
Disallow: /okotowari/
Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
など
検索エンジンクローラーの巡回において、管理画面や非公開ページ等へのアクセスは必要なく、また避けるべきであるため、robots.txtでアクセスを防いでおくことが無難です。
ホームページ制作・SEOの1ポイント

ホームページ制作において、Google等の検索エンジンに対して、クロールを拒否してインデックス登録を避けるためには、このrotots.txtを利用するか、該当ページをパスワード制限するなどの工夫が必要です。noindexタグなどは、あくまでページを検索結果に出さないように指示するタグですので、クローラー自体はページをクロールします。
URLや通信設定がホームページ運用に与える総合的な影響
ここまで、URLの基本的な構成からSSL、リダイレクト、サイトマップに関する用語をそれぞれ解説しました。これらの要素は個別に機能しているわけではなく、相互に連携しながらホームページ(ウェブサイト)全体の品質や検索エンジンの評価を決定づけています。最後に、これらの技術的な設定が実際の事業におけるホームページ運用において、どのように結びついているのかを総括します。
ユーザーの信頼と検索エンジンの評価を支えるSSLとURL
ホームページのURLが「http」から「https」へ変わるSSL化は、単なる暗号化技術の導入にとどまりません。ユーザーが安心してお問い合わせフォームに入力したり、サービスを利用したりするための土台となります。ブラウザのURL表示欄に安全である旨が示されることは、事業に対する信頼性に直結します。
さらに、検索エンジンはSSL化されているホームページを優先的に評価する仕組みを持っています。どれほど有益なコンテンツを発信していても、通信の安全性が確保されていなければ、検索順位において不利な扱いを受けるかもしれません。URLの先頭部分を整えることは、集客を最大化するための第一歩と言えます。
評価を守り抜くためのリダイレクト戦略
ホームページ(ウェブサイト)は、事業の展開に合わせてリニューアルやドメイン変更を行うことがあります。この時に活躍するのがリダイレクトの設定です。
長く運用されてきたURLには、外部からの被リンクや検索エンジンからの評価といった目に見えない資産が蓄積されています。もしリダイレクトを行わずにURLを変更してしまうと、ユーザーは「ページが見つかりません」というエラー画面に直面し、検索エンジンからの評価もゼロにリセットされてしまいます。
301リダイレクトをはじめとする適切な転送設定を行うことで、古いURLが持っていたSEO効果を新しいURLへ引き継ぐことができます。これは、事業のオンライン資産を守るための重要な防衛策です。
サイトマップとrobots.txtによる適切な案内
URLの構造を整え、SSLで保護し、リダイレクトでリンク切れを防いでも、検索エンジンに新しいページを認識してもらえなければアクセスは増えません。ここで機能するのがXMLサイトマップとrobots.txtです。
XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラーに対して「どのURLをクロールしてほしいか」を正確に伝える地図の役割を果たします。一方、robots.txtは「どのURLにはアクセスしないでほしいか」を指示する制御標識のようなものです。
これらを正しく設定することで、検索エンジンはホームページ(ウェブサイト)内の重要なページを効率よく巡回し、検索結果に反映させやすくなります。また、ユーザー用のサイトマップを用意することで、訪問者が迷わず目的のページにたどり着けるようになり、直帰率の改善にも寄与します。
サイト整備が事業成長を後押しする
URLの正規化や絶対パス・相対パスの使い分け、暗号化通信、転送処理といった設定は、ホームページ制作の裏側にある地味な作業に見えるかもしれません。しかし、これらは検索エンジンとユーザーの両方に対して、ホームページの存在を正確に伝え、安全かつ快適に利用してもらうための基盤となります。
表面的なデザインやコンテンツの充実だけでなく、こうした技術的なインフラを正しく構築することが、結果として検索順位の向上やアクセス数の増加に繋がります。ホームページ(ウェブサイト)を事業の柱として育てていくためには、URLや通信環境に関する正確な知識を持ち、適切に管理・運用していく姿勢が重要です。
ホームページ制作(ウェブサイト制作)なら
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