研修の前日、うさぎに因みまして、鳥取県まで足を伸ばして「因幡の白うさぎ」 の舞台、白兎神社(はくとじんじゃ)に行ってきました。そしてその足で道の駅神話の里白うさぎ~白兎海岸へ。
白兎神社は鳥取砂丘より少し西へ進み、日本最大の池「湖山池」をさらに少し西に行ったところにあります。国道9号線沿いで海岸沿いです。
今回は、京都府南丹市日吉の方から綾部市、福知山市を経由して9号線に乗り(京都市内からなら五条からずっと国道9号線を進んだほうが早いですが…)、兵庫県を抜けてそのまま鳥取県に入ってひたすら9号線を走ると、白兎神社に行くことができます。
白兎神社
白兎神社は、大兎大明神あるいは兎の宮白兎大明神といわれ、神話「因幡の白うさぎ」の舞台であり、古事記や日本書記に記される由緒明らかな神社です。神話にちなみ、皮膚病ややけどなどに効く神社として信仰されてきました。
御身洗池境内へ続く道沿いには、神話・因幡の白うさぎで、うさぎが傷口を洗い、治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」があり、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池といわれています。
神話に登場する大国主と八上姫の縁結びの神様といわれている白うさぎ。最近では、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。
恋人の聖地で、愛を誓うなら「白兎起請文(きしょうもん)」で、兎の神に誓ってみましょう。約束事を書いて、白兎神社へ納めます。神話に登場する縁結びの神「白兎神」の前で、永遠の愛を誓ってみてはいかがですか。
神話「因幡の白うさぎ」の舞台である白兎神社。うさぎ好きにはたまらないスポットです。
白兎神社(はくとじんじゃ)の麓にある駐車場から鳥居が見えます。
白兎神社の参道
鳥居の奥に見える階段を登ると白兎神社へと向かうことができます。
参道の階段の脇には「しろうさぎ」ならではのこだわりが…
ウサギの特徴がよくでています。うさぎ好きにはたまらない参道です。
白兎神社の参道を振り返ると海が見えます。
また、大国主と八上姫の縁結びのシーンも再現。
![大国主と八上姫の縁結び 白兎神社](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/1cae280c8cd3883e97bac5ec9e7d03aa.jpg)
大国主と八上姫の縁結び 白兎神社
足元がすごくリアルです。
御手洗池(みたらしいけ)
参道を進んでもう一つの鳥居をくぐると左手に手水舎、右手に「不増不減の池」こと御手洗池が見えます。
![御手洗池 白兎神社境内](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/0b180507e888fb3a77ae1569f072cc3f.jpg)
御手洗池 白兎神社境内
神話「因幡の白うさぎ」に出てくる白うさぎが傷口を洗って治療したといわれる池です。
水量が変化しないことから不増不減の池と呼ばれているそうです。
「因幡の白うさぎ」 大国主と白兎
白兎海岸は、昔淤岐ノ島に流されたうさぎがワニザメをだまして気多の崎まで渡ろうとしたが、だまされたことに気がついたワニザメに皮をむかれて苦しんでいる時に、大国主命が通りかかり「真水で身体を洗い、ガマの穂にくるまっていなさい」と言われ完治したという神話「因幡の白うさぎ」の舞台といわれています。
神話では、白うさぎが御手洗池で体を洗った後、がまの穂にくるまったとされています。
神話や昔話ではウサギは結構、手抜きキャラだったりしますね。ゆるキャラの雰囲気が出ているからでしょうか。
さて、こちらがその「がま(蒲)」です。
![がま(蒲)](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/c473c095db6aac371be24979b1bf1373.jpg)
がま(蒲)
ちなみに麓の駐車場に、大国主とウサギの石像があります。
![大国主命とウサギ](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/0d157fadd586a830c916816c9101d7e7.jpg)
大国主命とウサギ
少し「おやつ!」となっているウサギを「ちょっと待て」と諭しているようにも見えます。
白兎神社境内
![白兎神社お社](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/0b60a57292159e29f7aa97b68552231f.jpg)
白兎神社お社
さて引き続き白兎神社です。白兎神社の社の裏側はこんな感じです。
![白兎神社裏側](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/43135f45ee61abe773f2343991062461.jpg)
白兎神社裏側
白うさぎによる「大国主と八上姫の縁結び」ということから、日本初のラブストーリーの発祥地として、2010年に「恋人の聖地」に認定されたこともあり、ハート型の絵馬がたくさんありました。
![白兎神社絵馬](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/40b980f1773ff6af26c092647596a092.jpg)
白兎神社絵馬
鳥取県に行かれた際はぜひ白兎神社神社へ!
白兎神社(はくとじんじゃ)
白兎海岸の「道の駅神話の里白うさぎ」の目の前です。
鳥取県鳥取市白兎宮腰603
道の駅神話の里白うさぎ名誉駅長 うさぎの「命」
白兎神社のすぐ目の前に「道の駅神話の里白うさぎ」があります。
この道の駅には名誉駅長のうさぎ「命(みこと)」がいます。
![ウサギの命(みこと)](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/101bcd769d8530cd5233d5f6307b94c4.jpg)
ウサギの命(みこと)
白うさぎですが、耳がグレーでツートーンです。一応パンダウサギということで良いのでしょうか。
うさぎは夜行性のため、昼間だったからか「命」は寝ていました。
名誉駅長 うさぎの「命(みこと)」2017
2017年7月追記
2017年もうさぎの「命(みこと)」に会いに鳥取の「道の駅 神話の里白うさぎ」に行きました。
前回は昼間で眠たそうだった命ですが、今回は閉館直前だったため元気いっぱいでした。
鳥取県鳥取市の道の駅 神話の里白うさぎ
道の駅神話の里白うさぎからは、白兎海岸がよく見えます。「白兎」にちなんだおみやげもたくさんあります。
〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎613
白兎海岸
因幡の白兎伝説で知られる白兎海岸。
白兎神社、道の駅神話の里白うさぎの目の前は白兎海岸です。
道の駅「神話の里白うさぎ」の二階から歩道橋へと続きます。
目の前は見渡す限りの水平線です。
夏の眩しい太陽がきらめく素敵な海岸でした。
![白兎海岸](https://funfairfanfare.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/45addb0779b9b1cf9150305b5405bde0.jpg)
白兎海岸
うさぎ好きのみなさま、夏はぜひ鳥取県の白兎神社、白兎海岸へ!