お正月の生け花

お正月の生け花 五葉松と千両


みなさま、あけましておめでとうございます。

本年より「一平タイムズ」と題しまして、弊社の企業ブログを「ゆるく」はじめて行きたいと思います。

ウェブ関連については、ウェブ制作・ウェブ関連のカテゴリに投稿しますが、このカテゴリではそれ以外の「その他」カテゴリとして、様々なテーマで記事を投稿していきます。

第一回目の投稿は「お正月の生け花」です。

この生け花は、現在上京区の本社前に飾ってある…のではなく、右京区サテライトの玄関に飾ってあります。

お正月の生け花

お正月の生け花 五葉松など

生け花の使用花材は、五葉松、梅、薔薇、千両、トルコキキョウなど

お正月に、生け花を飾るのは初めてです。ウェブ関連の会社ながら、お花屋さんに京都らしさをイメージしてもらいました。年末の生花店は非常に賑わいを見せていました。

お正月の生け花 アップ

それでは、今回のメインである五葉松や千両などについて

五葉松

一般的な黒松や赤松は、葉が2本ずつ束になるのですが、五葉松(ゴヨウマツ)は、葉が5本ずつ束になってつくことから「ゴヨウマツ」という名がついたそうです。また、別名、姫小松(ヒメコマツ)とも呼ばれるそうです。

生長が遅く、若木でも風格のある樹形であることから、盆栽によく使われ、盆栽の王者と言われています。

五葉松は、大きくなると杉のような円錐形になり、世界三大庭園樹とも言われるほどの風格があります。

昨年、京都府立植物園で盆栽がたくさん展示されていた時に気になっていたのが五葉松でした。

盆栽の王者と呼ばれるだけあって、やはり今回の生け花でも大変威厳がある風格を出しています。

千両

千両は、冬になると上向きに赤い果実をつける常緑低木です。「センリョウ」という表記しか見たことがなかったのですが、漢字では「千両」と書くことを先ほど知りました。

ちなみに万両(マンリョウ)という植物もいるそうです。千両と万両は、名前も似ていて、赤い果実をつけるところも似ていますが、千両はセンリョウ科センリョウ属で上向きに果実を付け、万両はサクラソウ科ヤブコウジ属で下向きに果実をつけるようです。

五葉松の緑に、千両の赤い果実が非常に映えています。

千両と万両

今回の生け花に使用されていたのは「千両」でしたが、ちょうど友人宅に千両と万両がありましたので、写真を撮らせてもらいました。

千両(センリョウ)

千両(センリョウ)

こちらがセンリョウです。上向きに赤い果実をつけています。

万両

万両(マンリョウ)

こちらがマンリョウです。下向きに赤い果実をつけています。

こう見比べてみると、実のつき方が結構異なることがわかります。

(初回投稿日 2016年1月4日)

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