既存ホームページ(ウェブサイト)のWordPress化サービスの中で代表的なものは、この静的HTMLサイトをWordPress化させていただくケースです。
以前は、HTMLとCSSのみでホームページを制作することが一般的でした。場合によっては、JavaScriptやCGIの利用もケースありますが、CGIなどはサーバーに負荷をかけるため制限されていたこともあり、ページを動的生成しない静的なHTMLホームページが一般的な形式でした。
ブログCMSなどのCMSでは構築されていない一般的な静的HTMLサイトの場合、ホームページ内のページの更新・編集・追加の際、それぞれの各ページにつきHTMLなどのファイルの新規制作や編集が必要になり、同時にFTPによるアップロードなどが必要になります。
ウェブページの共通項の部分を一括で編集する技術は、phpなどで可能ですが、WordPressなどのCMSは、htmlを挿入したphpファイル群と、MySQLなどのデータベースと組み合わせることによって、ホームページ(ウェブサイト)の「コンテンツ部分」をブラウザ上で管理できるという強みがあります。
HTMLサイト(HTMLホームページ)からWordPressへ
通常、よほどのケースでない限り、静的なHTMLサイト(HTMLホームページ)をWordPressベースのホームページへと変更することができます。
既に運営されているHTMLサイトのテキストコンテンツや画像コンテンツ・画像パーツが存在するため、コンテンツ制作・パーツ制作にかかる費用を抑えて、常時更新可能なWordPressサイトへと変更することができます。
なお、WordPress化した新サイトのレスポンシブ対応(モバイルフレンドリー対応)のため、レイアウト幅等若干の変更を加えさせていただくケースがあります。
追加費用について
サイトレイアウトや画像パーツ、CSSでの配色などにつきましては、現状のホームページの仕様を移管させていただきますが、移管対象となる掲載内容のコンテンツ数やページの複雑さ(多数の画像を配置されている場合など)によって、基本料金の他に移管対象ページあたりの移管費用を申し受けております。
現状のホームページをご確認させていただき、お見積り額を算出させていただいておりますので、一度お問い合わせください。
ホームページの機能廃止等を伴うケース
原則として、新サイトはWordPressによるホームページ(ウェブサイト)の構築となるため、既存ホームページ内に設置された掲示板システムや簡易ブログシステム、カレンダーシステム、サイト内のアニメーション系のアクション装飾など、CGI、php、JavaScript等のプログラムで実装された機能につきましては、機能を残したまま新サイトに呼び出す形で再設置させていただくか、場合によっては、機能廃止をお願いするケースがあります。
JavaScriptのプログラム同士の競合やSEOに適さない仕様の場合は、これら旧ホームページの機能を廃止し、同様の機能をWordPressカスタマイズとして取り扱い実装させていただくなどのご提案をさせていただいております。
WordPress化にあたりご準備いただくもの
WordPress化にあたり、現存ファイルのバックアップ、ディレクトリ構造・URLパスなどの確認のため、FTP情報・サーバーコントロールパネルログイン情報等、現状のサーバーに接続するために必要な情報をご準備ください。
HTMLサイト(HTMLホームページ)からWordPressへの変更の際に、弊社側でも現サーバーに設置されているファイル群をすべてバックアップさせていただきますが、制作進行中のハード機器の故障など万が一の自体に備えて、お客様におかれましても、ご自身でバックアップを保存していただきますようお願いしております。
サーバー移管の必要が生じる場合
HTMLサイト(HTMLホームページ)からWordPressへの変更前に、サーバー情報・スペックを確認させていただいておりますが、低価格サーバー等のご利用の場合は、WordPressを稼働させるために必要なデータベース(MySQL、MariaDB)の生成、phpのバージョンなどの要件を満たさず、WordPressをインストールできないケースがあります。
このような場合は、サーバーの移管やドメインの移管などの作業が必要になるため、お見積額にこれら費用が加算されるケースがありますことを予めご了承ください。
また、こうしたWordPress化にあたってサーバーの移管が必要な際は、ドメイン管理情報等の情報をご提供いただく場合があります。
HTMLサイト(HTMLホームページ)のWordPress化サービスをお求めの場合、既存ホームページのURLを添えてお問い合わせフォームよりお問い合わせください。