ホームページで集客できない理由 その原因と対策

ホームページで集客できない理由 その原因と対策


ホームページで集客できない理由とその原因についてお伝えしていきます。もし、あなたが集客を意図してホームページを公開しているにもかかわらず、実際には集客ができていない場合には、幾つかの理由や原因があります。

現代においても「ホームページで集客ができる」という事実は変わりませんが、「ホームページを公開しているだけで集客ができる」ということは、ほぼありません。

企業がホームページを利用する最大の目的は集客にあります。端的には、改めて人や労力を使わずに一つの販路を得ることです。その期待があって、高額なホームページ制作費をかけたか、自社ホームページに相応の時間と労力を費やしたはずです。

しかし、「ホームページで集客できた試しなどなく、売上に貢献したことはない」というのが大半の企業ホームページの状況です。「お問い合わせどころかホームページへのアクセスすらほとんどない」というのが実情でしょう。

「問い合わせがあったと思ったら営業メールだった」というケースもよくあります。

ホームページ制作、公開の敷居が低くなった分、競合となる企業ホームページも増えています。

その中、「ホームページを公開しているだけで集客ができる」という状況は、現代において希望的観測にしかすぎません。

ホームページがないという企業もありますが、ホームページを所有し公開状態にあるのに「ホームページで集客ができない」という状態は「もったいない」という印象を持ちます。

また、以前はホームページで集客できていたものの、ある時期から集客できないようになったというケースもよくあります。そうした原因と対策についても触れていきます。

それでは、「今までにホームページ集客ができた試しがない」という場合や「以前は集客できていたが最近集客できなくなってきた」というケースを含めて、ホームページで集客できない理由、原因と対策について見ていきましょう。

ホームページを利用した集客

ホームページを利用した集客

企業ホームページの目的としては「ホームページを利用した集客」となりますが、そうした目的自体を達成するためには通常のマーケティングと同様にどういった内容の問い合わせをどういった流れで獲得するのかを検討していく必要があります。

「ホームページで集客できない理由」を端的に考えると、それはホームページ集客、Webマーケティングの戦略を俯瞰的に構築することができていないからということになります。

Web上にはたくさんのホームページ集客方法論がありますが、どんな方法論でも一定レベル以上に達しないと目に見える効果はやってきません。

また以前はホームページからの集客ができていたにも関わらず、ある時期からどんどん集客効果が落ちていって、最近ではほとんどホームページ集客ができないようになったという場合もあります。この場合、集客対象やコンテンツの見直しが必要になってくると考えられます。

アクセス数や検索順位、CTRといった目に見える結果

アクセス数や検索順位、CTRといった目に見える結果

その目に見える結果とはアクセス数の数値であったり、特定キーワードでの検索順位上昇であったりCTRの向上などになります。

集客効果のあるホームページを制作するということを考えた時には、Webデザインが美しいものであることは必須要素ではありません。また、SEOによって検索結果順位を向上させるということも部分的です。

ただ、ヘルプフルコンテンツアップデートが実施され、本格的にAI(人工知能)が検索エンジンに導入されてから以降は、ページの品質が検索結果にも大きく影響を与えています。

根本的なアクセスが大きく低下していたり、本当に来て欲しいユーザーにはホームページに来てもらえていないという場合も考えられます。

また、コンテンツの品質に問題がない場合でも、近年は検索時にAIが概要を掲載することにより実際の検索結果URLをクリックせず去ってしまう「ゼロクリック検索」の影響もあり、ホームページへのアクセスが減少するという傾向もあります。

このため、例えばコンテンツマーケティングを導入している場合でもユーザーとの接点が減少し、実際のコンバージョンも減少するという可能性も高まっています。

ホームページの情報量、コンセプト、ユーザーとの接点、問い合わせ方法がわかりにくいといった問題

ホームページの情報量、コンセプト、ユーザーとの接点、問い合わせ方法がわかりにくいといった問題

ホームページ制作に費用を投入しながらも集客効果が出ないという場合、そのホームページをよく分析する必要があります。

ホームページの情報が少ない、コンセプトに問題がある、流入経路がなくユーザーとの接点がない、問い合わせ方法がわからない、といったようにそのホームページには何かしらの集客できない理由・原因があります。

極端な場合、電話帳の情報のように社名と連絡先のみが掲載されたような簡単なホームページで「結局、何についてサービスを展開しているのかつかめない」という状態になっている場合もあります。

競合が少ない状態であれば検索結果に表示されるだけで「ひとまず問い合わせをしてみよう」というユーザーの行動、意志決定を期待することができましたが、ホームページ制作やSNS運用に取り組む企業が増えれば増えるほど、以前と同じような情報が少ないホームページ、コンセプトや問い合わせ方法がわかりにくいホームページは取り残されていきます。

もちろん、以前はホームページから集客できていたものの、近年はその集客効果が芳しくないという場合の原因として社会の環境の変化の影響もあります。ニーズのあり方、求められているサービスが根本から変化している場合も考えられます。

集客できない原因・理由 ①
ホームページの目的が曖昧で公開されている情報に不足がある

集客できない原因・理由 ①ホームページの目的が曖昧で公開されている情報に不足がある

ホームページで集客できない原因・理由 のひとつが、「ホームページの目的が曖昧で公開されている情報に不足がある」という点です。

ホームページを通じたWebマーケティングを成功させるポイントは、ホームページの新規制作でもリニューアルでも基本は同じです。

「ユーザーの立場に立ってページを制作する」のは、新規ホームページ制作でもリニューアルでも重要な事柄ですが、大前提として、ホームページを通じて何がしたいのかをはっきりさせないと、作成するページの内容が曖昧になってしまいます。

「ホームページをリニューアルすれば…」ということはすぐに思い浮かぶ対策ですが、仮に同じ内容で、つまり「ホームページの目的が曖昧公開されている情報に不足がある状態」でWebデザインだけを一新しても、ホームページで集客することはできず、お問い合わせは一向に増えないという現実が待っています。

以前までホームページ集客が叶っていた企業において「最近ホームページからの問い合わせが減った」という状態になってきた場合、それはWebデザインの問題ではなく、以前であれば「十分」とされていたホームページ設計や掲載情報の内容が、現代では通じなくなってきている可能性があります。

「十分に情報は掲載しているはずだ」と思っているのは、企業の内側の人達だけで、実際の見込み客としては

「ここのホームページは内容が薄いな」

と感じているかもしれません。

ホームページの目的、対象者を明確にし、対象者に向けた十分な情報を用意することが先になります。

対策:ホームページの目的、対象者を明確化

対策:ホームページの目的、対象者を明確化

ホームページの目的や役割が明確化していれば、どういった人にどのような内容のメッセージを伝えるのかということがはっきりしてきます。

そうなると、新しく制作するページの案もどんどん出てきますし、設定するSEOキーワードも方向性が決まってきます。

ホームページからの集客を意図する場合、「どのような人物にどのような問い合わせをして欲しいのか?」をしっかりと設定してコンテンツを配置していく必要があります。

「サービス内容についてはきっちりと掲載しているし、そのサービスを利用してほしいという目的もはっきりしている」

と感じられている場合もあるかもしれません。

しかしながら、自社や業界の中の「当然」は新規見込み客にとっては当然ではない場合もあります。

企業のマーケティングツールとしてホームページを活用する以上、自分たちの顧客が「どのような人物で、どのような目的・ニーズを持った時に、どのようなサービスを欲しているか」をしっかりと把握してホームページ制作に反映していく必要があります。

コンテンツの中心を明確にするための「USP」

USP(Unique Selling Proposition)とは端的にはその企業の強みとなります。端的には、「私たちはあなたに対して何ができるか?」という点です。

この部分を明確にすると、ホームページの目的、コンテンツ制作の方向性が決まりやすくなります。

独自性のある強み」USPをホームページのコンテンツへ

企業の強みや「問題解決」に関する具体性がぼやけていると、ホームページにアクセスした人としては、何について問い合わせをすればよいのか迷ってしまいます。

また、自社の強みをホームページで表現することは、問い合わせといった実際の行動の前にユーザーと企業との相性による振り分けが行われることにも繋がります。

集客対象の見直し・スライド

今現在もホームページの目的、対象者を明確化しているにも関わらずかつては有効だった方法が通じにくくなり、ホームページ集客ができない場合は、社会環境の変化によるニーズが変化している場合があります。

これはホームページだけの問題ではなく、企業の製品やサービスの調整も関わってきますが、集客対象の見直しやスライドが有効的な場合があります。新規サービスを構築するという大掛かりな変更を伴う場合もありますが、例えば、提供サービスは同じでも利用の仕方の提案をスライドさせるというような方法もあります。

もちろん扱う製品やサービス、利用のあり方はそのまま変更せず、ページコンテンツのあり方を変化させることで改善することがあります。

対策:具体的な情報・コンテンツを整える

対策:具体的な情報・コンテンツを整える

多くの企業ホームページは、ひとまず自社の会社案内から転載する形でホームページコンテンツを制作する場合が多く、所在地情報、取扱サービス等、事実としての必要最低限の情報のみが掲載されている程度のコンテンツ量となっています。

会社概要や所在地情報、業務の概要と取扱製品・サービスに関する概要コンテンツしかありません。

会社の概要を伝えるだけのページでは、それを見たユーザーは「世の中にはこのような会社がある」という認識くらいしか持ちません。

同一業界内でホームページ集客を実施している企業が少なかった時期は、そうした会社概要だけでも「とりあえず電話してみよう」という見込み客を獲得できていた場合もあります。

しかしながら、ホームページ制作を実施する企業が増え、さらにSNSや動画が活用され、人々の意識が分散しやすい現代においては、以前のような作り方ではホームページ集客を実施することは難しくなっています。

ホームページで集客できない状況から脱却するためには、会社案内や製品パンフレットのようなホームページではなく、そのホームページの目的を「ホームページを利用した集客」にシフトしていく必要があります。

そのためには具体的な情報・コンテンツを整えていくしかありません。

「現状のホームページに足りない情報、不十分な部分はどの部分か」ということをはっきりと見極める、コンテンツを増強していくことがホームページを通じた集客のためには重要となります。

さらにホームページ自体や企業そのものへの信頼感を向上させることや、補助コンテンツの導入など改良すべきポイントはたくさんあります。

集客対象の見直しやスライドとそれ従った新規コンテンツ・ページの配置

ユーザー、見込み客の根本的なニーズは同じであっても、何をどう見るか、どうやって探すかといった点で、意識の向きが変化している場合があります。

具体的な情報・コンテンツを増強してもホームページ集客効果が以前ほどは戻らない場合、製品やサービスの打ち方や表現を変えたり、全く方向の異なる検索キーワードでページを用意して、今までとは異なったユーザーにアプローチする方法もあります。集客対象の見直しやスライドに従った新規コンテンツ・ページの配置です。

ページ数に限定があるホームページ作成サービス等であれば使用しているホームページを見直す

情報不足を補うためにページを追加しようと思った時に、使用しているホームページの形式によってページ追加に制限があったり費用面でブレーキがかかることもあります。

これは弊社へのご相談で多い事例となりますが、ホームページ集客効果が低下しているものの新規ページの追加が難しいホームページ作成サービスを使用されていて、不足している情報を追加しようと思ってもページを追加できないため対策ができないという場合があります。

根本的にページ数が制限されている場合もあれば、ページ追加費用が高額となり、予算オーバーになるためホームページ更新が進まないというケースもあります。

具体的には、サブスクリプション型のホームページで、利用プラン内で設置できるページ数が、1ページや5ページなどと定められており、追加する場合は月額費用が高額になるか、1ページあたりの追加が5万円となるなど、高額になる場合が多いようです。

また、旧来からの静的HTMLサイトの利用の場合はページを作る際に手間がかかるためページ追加費用が高い傾向にあります。さらに静的HTMLサイトではグローバルメニューを含めた内部リンクの設置、修正などにおいても全ページのHTMLを修正する必要が生じる事が多いため、既存ページのメニュー修正を含めた更新費用が必要となります。

このような場合は、今後のホームページ運営を考えて土台となるホームページの「型」を変更することも検討に入れた方が良いかもしれません。

(なお、弊社では運用しにくいホームページからページ追加や更新がしやすいホームページに変更させていただくサービスを提供している他、サーバー移管などのホームページの移管にも対応しています。「ホームページ移管プラン 価格表」)

理由・原因 ②
集客に繋がるアクセスの不足

理由・原因 2集客に繋がるアクセスの不足

あなたのホームページは誰かに見られているでしょうか?

さらにアクセスがあったとしても、それは集客対象となるユーザーからのアクセスでしょうか?

ホームページで集客ができない理由、原因の最たるもののひとつが、この「集客につながるアクセスの不足」です。

SEOやリスティング広告、ソーシャルの利用でホームページのアクセスを確保し、ユーザーとの接点ができていることが重要になります。

ある程度コンテンツがある場合でも、近年の「ゼロクリックサーチ」や「AIへの質問と回答」によって、ホームページへの訪問数は減少傾向にあります。SEOにおいてもより高度な技術とコンテンツ企画が必要になってきています。

さらにこのアクセスは単に増やすだけでなく、お問い合わせにつながるような有効なアクセスを集める必要があります。

ホームページのクオリティも大切ですが、それと同様に大切なのがホームページへのアクセスです。

企業が良いサービスを提供していても、ホームページですばらしいコピーが掲載されていても、いくら美しい写真が掲載されていても、内容としては良質なコンテンツがあったとしても、ホームページがユーザーとの接点を持っていないと、この世に存在しないのと同じことになってしまいます。

ホームページとユーザーをつなぐ接点、つまりホームページへの流入経路は細かく分類すれば無数にありますが、大きく分ければ、Web検索、ソーシャルシェア、参照リンク、メール添付、Web以外での告知による直接入力、そしてリスティング広告・アドネットワーク広告などのWeb広告などになります。

よほどのニーズをもったユーザーとの接点を作るめには、特定の検索クエリでの上位表示が必須になる。そのためにはSEOに費用を費やすか、リスティング広告などを利用するしかありません。

対策:様々なホームページ流入経路を増やす

対策:様々なホームページ流入経路を増やす

まず、ある程度ホームページへのアクセスを確保することが重要です。

SEOやリスティング広告・アドネットワーク広告(ディスプレイ広告)の利用、コンテンツマーケティング、ソーシャルメディアマーケティングといったものは、「ホームページとユーザーとの接点を確保すること」につながります。ただ、それでアクセスを向上させても、それだけで全てが完結するわけではありません。

SEOやリスティング広告を中心に、事業に関連した検索キーワードでのアクセスなどを含め、自社のサービスに関心をもったユーザー、潜在ニーズを持つユーザー層からのアクセスを獲得する必要があります。

SEOは競合性によって難易度は異なり、効果が出るまで時間がかかる

SEOは競合が多い分野ほど効果が出るまでに時間がかかります。とりわけビッグキーワードの場合はページは単一ページだけでなく複数ページを用意する必要があり、さらに期間としても年単位で施策を検討する必要があります。

SEOによるアクセスの向上は、「根本的なページ数が少ない状態からページを追加した場合」などにおいては数日や数週間で効果が現れることもありますが、基本的には「数ヶ月単位」で現れます。短期的な効果を期待しすぎることなく中長期視点で取り組む必要があります。ただ、アクセス獲得効果が生じだした際は、その効果も中長期的に続きます。

検索ニーズへの対応とSEO

近年において検索エンジンは検索ユーザーの満足度を最重要視しており、ユーザー体験や検索意図に対応したページを高く評価する傾向にあります。すなわち技術的なSEOよりも前に「どのような人のどのような悩みや疑問に応えるページなのか」をしっかりと検討する必要があります。

ユーザー体験を重視しているため、ページ滞在時間や直帰率なども検索順位のシグナルとして活用されています。読みやすく整理された文章を準備することはもちろん、適切な見出し構造など基本的なマークアップによってページの論理性とユーザビリティを高めることも重要です。

リスティング広告(検索連動型広告)の利用

リスティング広告(検索連動型広告)の利用によってアクセスを集めることもホームページ集客には効果的です。費用に見合ったアクセスが獲得できるため、SEOによる自然検索からの流入が少なく、ホームページの集客効果を測定しようにもそもそもアクセスがほとんど無いという場合には、まず利用してみるべきアクセス獲得方法の一つです。

Google広告やYahoo!広告などが代表的で、ユーザーが特定のキーワードで検索した際に自社の広告を表示させることができます。SEOとは異なり即効性があるため必要なタイミングで露出をコントロールできる点が大きな特徴です。

ディスプレイ広告(アドネットワーク広告)とリターゲティング広告

ホームページへの流入経路広げる場合、リスティング広告だけでなく、ディスプレイ広告(アドネットワーク広告)も有力な選択肢となります。Googleディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!ディスプレイ広告(YDA)などを活用することで、検索行動を起こしていない潜在的なターゲット層にもアプローチすることが可能になります。

また、ディスプレイ広告の重要な手法の一つであるリターゲティング広告を利用することでさらにホームページ集客効果が高まることがあります。このリターゲティング広告は、一度ホームページを訪問したものの離脱したユーザーに対して、再び広告を表示し再訪問を促すことができます。こうした仕組みによって、広告費の無駄打ちを減らし、より確度の高い見込み客をホームページに呼び戻すことが可能です。

P-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーン

最近ではGoogle広告においてP-MAX(パフォーマンス最大化)キャンペーンというものがあり、Google の様々な広告枠(検索、ディスプレイ、YouTube、Gmail、マップなど)に広告を配信し、AIを利用して最適化されるため少ない作業でコンバージョンを最大化していくこともできるようになっています。

SNS集客・ソーシャルメディアマーケティング・SNS動画・ショート動画

ホームページへの流入経路を拡大する場合、SNS・ソーシャルメディアを活用するという方法もあります。Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、Threads、TikTokなど、各プラットフォームにはそれぞれ異なるユーザー層が存在し情報拡散の特性も異なります。

さらにSNSを中心に爆発的に広がっている「ショート動画」の活用もあらたなるホームページ集客方法として検討対象となります。YouTubeショート、Instagramリール、TikTokといったショート動画プラットフォームは、従来の静的な情報発信とは異なり、短時間で視覚的にメッセージを伝えユーザーの印象に強く残すことができる媒体として急速に注目を集めています。

単純に今までと異なるチャネルからアクセスを集め、今までは接することのなかった層にアプローチするということも良いと考えられます。

さらにそれだけでは集客効果が改善しない場合、CV(コンバージョン)に繋がるページを作成して、それから広告を利用するということも検討対象になってきます。

Web集客の方法を考える上で必要なアクセス経路の分類

対策:アクセス解析の活用

対策:アクセス解析の活用

もし、ホームページで集客ができない原因がアクセスにあるかどうかを確認するためには、ホームページアクセスのデータ分析が必要になります。この時に利用するのがGoogle Analytics等のアクセス解析です。

データを分析しているようで、単なる数値の計測に終わりがちなアクセス解析において、様々数値から、ホームページで集客ができない理由・原因を推測して仮設を立てて改善に活かしていくしかありません。

アクセス解析を導入している場合でも、ただ単にアクセス数だけを確認しているのならば自己満足に終わってしまいます。

そのデータ解析方法にズレがあったり、解析データを活用した「その後の改良」が無い場合、アクセス解析に意味はない。

集客に繋がらないユーザーからのアクセスや友人知人からのリピートアクセスだけでは集客効果は生じてきません。さらに場合によっては、リファラースパムのアクセスを「アクセス数」としてカウントしている場合もあります。

対策:アクセスユーザーの質を見直す

対策:アクセスユーザーの質を見直す

ホームページで集客できない理由のひとつは、ニーズを持ったユーザーとのマッチングにおいて、対象外のユーザーからのアクセスばかりで見込み客との接点がないことにあります。

「アクセス数」のみに着目するのではなく、アクセスユーザーの質を見直すという点も重要です。企業ホームページ内のブログ記事ばかりにアクセスが集まっている場合は、直接的な集客には繋がりません。

メインとなるページ、キーワードにある程度アクセスが集まっている上で、それらブログ記事へのアクセスがあるのであれば問題はありませんが、ブログ記事にばかりアクセスが集中している場合、サイト全体の構造やコンテンツ内容を見直す必要があります。

ブログ投稿へのアクセスの集中によりホームページ集客が阻害される

ブログ投稿へのアクセスの集中によりホームページ集客が阻害される

ホームページ集客ができない原因の一つとして盲点となりやすいのが「ブログ投稿へのアクセスの集中によりホームページ集客が阻害される」という点です。

サイト全体のアクセス数の伸びには貢献していますが、趣味に近いブログ記事にやってくるユーザーは、一過性の楽しみやメインホームページで展開している本業とは別のテーマの問題解決などを目的としてやってきます。

このためホームページ集客には結びつきにくい特徴があります。

本業のメインテーマに関係がある場合ならばこうした投稿はプラスに働きますが、関連していない投稿内容であった場合は問題が生じることがあります。

それは、別テーマの投稿が、時に検索経由のアクセス、ページの重要度の並びに影響を与え、メインページの評価を相対的に下げ、相対的にアクセスを減少させてしまうことがあるという点です。

こうした場合はサイト全体のSEO(検索エンジン最適化)を実施するなどの対策が必要になります。

SNS集客や動画集客におけるフォロワー数や表示回数だけを追う施策

SNS集客や動画集客におけるフォロワー数や表示回数だけを追う施策

SNS集客や動画集客においてはフォロワー数や表示回数がひとつの効果測定の目安になります。しかしながら、そこに「質」の要素が検討されていない場合、リーチ、インプレッション数の割にコンバージョンに繋がらないという結果が生じます。

バズによってその数が「ものすごい数」になった場合は一定の効果を期待することもできますが、ユーザーのタイプが自社の製品・サービスとあまりにも乖離している場合、大半の企業においてはあまり集客効果を期待することはできません.

これはSNSの活用やブログコンテンツによるマーケティングが台頭してきたころから同じ傾向にあります。

そうしたSNSやブログコンテンツの配信の工夫についての情報が、広告収入目的で数さえ稼げれば良い運営者による発信であることが多く、一般企業のWeb集客には応用できないという例です。

理由・原因 ③
コンバージョンへの設計不足

理由・原因 3 コンバージョンへの設計不足

ホームページで集客できない理由のひとつとして、「問い合わせ方法が不明瞭」等のコンバージョン(転換、企業ホームページにおいてはお問い合わせなどの行動)への設計不足にある場合があります。

ホームページを「最終目標である売上向上」につなげるためには、集客に至るための導線が確保されていることが重要となります。

どのコンテンツからどのような問い合わせを獲得するのかというような導線、設計が不足している場合もあれば、「電話問い合わせをすればいいのか、メールフォームで問い合わせればいいのか、ひとまず資料請求をすればいいのか」といった点が不明瞭である場合もあります。

対策:問い合わせ種類に合わせたコンテンツの配置

対策:問い合わせ種類に合わせたコンテンツの配置

ホームページの目的、集客対象の明確化に合わせたコンテンツを配置し、集客・コンバージョンにつながる動線を確保するということが重要です。

まずは、どのような人にどのような内容を伝えるのかを明確にして「きちんと伝える」ということが大切になってきます。

そしてお問い合わせや購入をしやすいように工夫する、伝えてから問い合わせなどへの「行動」をしやすいように流れを設計するということも重要になります。

対策:EFO(エントリーフォーム最適化)

ひとつは、「お問い合わせしやすくする」ためのEFO(エントリーフォーム最適化)です。

問い合わせしやすいように簡素化したり、デザインを工夫したり、その後の連絡をしやすいように必要情報の入力をお願いしたりといった配慮が有効的です。

対策:CTAボタンの設置

お問い合わせフォームにすぐにたどり着けるよう、CTA(Call To Action、行動喚起)ボタンを設置するというのも有効な対策の一つです。これは画面の左下や右下に、問い合わせフォームへのボタンリンクを常時表示しておくといった工夫です。

問い合わせフォームへのリンク、ボタンを探す手間を省くことは、ユーザーのストレスを緩和することにもつながります。

理由・原因④
ホームページの改良・更新が不足

理由・原因 4 ホームページの改良・更新が不足

細かな部分になりますが、ホームページで集客できない理由のひとつが、ホームページの改良・更新が不足しているという点です。

あまりに古いタイプのホームページの場合や、ページの最終更新日の表記が古い場合、閲覧者は問い合わせ行動をためらうことがあります。

また、サーバーのphpバージョン等の関係で、知らぬ間に各種プログラムが動作を停止している場合もあります。最悪の場合、ホームページ自体が表示されていなかったり、メールフォームが動作を停止しているという場合もあります。

「特に何もしていないのに…」

そう思っていても知らぬ間にメールフォームが動作を停止している場合もありますし、WordPress等であれば、各種自動更新によって知らぬ間に不具合が起こっている場合もあります。

Webデザインを一新する等の大掛かりな改良・更新は、夜のどの年月が経っていない限りさほど必要ではありませんが、メンテナンス程度の多少の改良、コンテンツの追加等は必要になってきます。

対策:メンテナンス程度の最低限のチェック

対策:メンテナンス程度の最低限のチェック

設置したメールフォームが正常に機能しているか、外部からのデータの呼び出し(マップやウィジェット)は正常表示されているか等、メンテナンス程度の最低限のチェックが必要になります。

またシステム的な部分だけでなく、掲載情報が現在でも有効かどうかということのチェックも必要です。既に廃止しているサービスなどがある場合は削除するなど、最低限の更新が必要になります。

(なお、サーバー状況やホームページ状況の簡易的な調査はサポートサービスで対応しています)

メールフォームの動作確認

ひとまず重要となるのはメールフォームなどユーザーからの連絡の窓口がきちんと機能しているどうかの確認です。

「アクセスは安定的にある中、実はメールフォームが動作を停止していた」という事例は意外とよくあります。

弊社ではメールフォームの修正や設置などを含めたホームページ修正のご依頼をいただいており、その時期、その時期によって原因は異なりますが、メールフォームの修正依頼が集中することもあります。

例えば利用しているレンタルサーバー会社において、phpバージョンが更新され、php7までの合わせて作成されたメールフォームがphp8に変更になったため、互換性エラーで動作を停止するというケースもあります。

サーバーのphpバージョンアップの影響によるWordPressやメールフォームのエラー

またこれもphpバージョンがメジャーアップデートされることに多い事例となりますが、WordPressサイトにおいてContact Form7やMW WP Formなどのメールフォームプラグインにおいて最新バージョンに更新したものの、バグにより不具合が発生する場合もあります(動作においては最新版であるから安全というわけでもありません)。

プラグインの自動更新は便利ですが、この設定をしていると「バージョンが変わって動作が不安定になっている」ということに気づきにくいというデメリットもあります。

メールフォームは見込み客との大切な接点ですので定期的にチェックしていただければと思います。

対策:ある程度の頻度でコンテンツ追加、更新を行う

対策:ある程度の頻度でコンテンツ追加、更新を行う

投稿配信日、最終更新日が掲載されている場合、その最後の日付があまりに過去のものである場合は、サイトの稼働状況が疑われる可能性があります。

軽微なお知らせ程度でも構わないので、なるべく新規コンテンツを配信するに越したことはありません。

ただ、内容の薄い低品質コンテンツ(検索エンジンにとっての低品質であり、それ自体が実社会で意味をなさないという意味ではありません)である場合は、インデックス制御(noindex設定)をしておく方が無難です。

ホームページが定期的に更新されているという事実がもたらす安心感

コンテンツの追加やリライトなどはSEO面で検索流入を保つという意味もありますが、何よりもホームページが定期的に更新されているという事実が、ホームページにやってきたユーザーに安心感を与えます。

「ホームページを更新しても仕方がない」と思いがちですが、一番最後に配信されたページの日付が10年前などになっている場合は、「今、問い合わせても大乗なのだろうか?」という不安感を与えてしまう可能性があります。

SNSのフィードの埋め込みをしている場合、そのSNS上の最終投稿が5年前などになっている場合も不信感が生まれることがあります(その場合はSNSの埋め込みを外したほうが良いかもしれません)

可能であれば月に一度程度の更新を目安にホームページを更新してみてください。

それも難しい場合は、最低限、年末年始休業やお盆休みなどの休業日案内や「年始のご挨拶」など一般的な内容でも構いません。ホームページにやってきた人が不安感、不信感を持たないように、最終更新日が1年以内となるようにしてみてください(低品質コンテンツであるという判断を回避するためnoindex設定をした方が良いとは思いますが、難しく考えてしまう場合はそういう細かい部分は気にしないでください)。

継続的な改善と効果測定の重要性

集客できるホームページを育てるには、畑を耕すように地道な手入れをしていく必要があります。たとえば、ホームページにどれくらいの人が訪れてくれているか、どのページがよく見られているか、どこから来た人が問い合わせをしてくれているか、といったことを定期的に確認していく必要があります。

これは、アクセス解析ツールを使えば、数字として見えてくる情報です。これらの数字は、ホームページがどれだけ働いてくれているかを示す大切なバロメーターとなります。ただ確認するでなくその数字の裏にある「なぜだろう?」を考えるのが、次の一手を見つけるヒントになります。

もしアクセスが伸び悩んでいるならキーワードの見直しが必要かもしれませんし、問い合わせが少ないなら、フォームへの導線が分かりにくい、あるいは提供している情報がお客様の心に響いていないという可能性も考えられます。ホームページは常に改良していくことができます。ユーザーの反応を見ながら、コンテンツを更新したり、デザインを少し変えてみたり、問い合わせボタンの位置を調整したりと小さな改善を積み重ねることが大切です。

近年の成功事例と失敗事例の具体例

ホームページで集客を考える時、どんなホームページがうまくいって、どんなホームページがそうでないのか、具体的な例があるとイメージが湧きやすいと思います。ここでは、弊社へのご相談や対応からいくつかの事例をご紹介します。

ホームページ集客成功例

あるお弁当屋さんでは、以前はホームページからの注文が伸び悩んでいました。そこで、彼らが行ったのは、単に見た目を良くするだけでなくローカル検索対策を徹底することと予約注文機能を強化することでした。

具体的には、「お弁当 + 地域名」といった地域と関連するキーワードで検索した際に上位表示されるようGoogleビジネスプロフィールを最適化し、ホームページ内でも店舗の所在地や配達エリア情報を充実させました。また、お客様がスマートフォンからでも簡単にメニューを選び、配達や店頭受け取りの予約注文ができるよう、操作性の高いUIで予約システムを導入しトップページからすぐにアクセスできるように工夫しました。

結果として、「近くでお弁当を探している」というお客様からのアクセスが劇的に増え、予約注文の件数も飛躍的に伸びました。

特に、大量注文が必要なシーン、つまり「付近でイベントが開催される期間」や「親戚が集まる時期」には注文が殺到するようになり、地域のお客様に愛されるお弁当屋さんとして、ホームページが集客の要になった好例と言えるでしょう。これは、お客様が「今、ここで」求めている情報と行動に適切に応えられたことが成功のポイントでした。

ホームページ集客失敗例

業種は伏せますが、あるサイトは、以前は特定のキーワードで検索上位を独占し大量のアクセスを集めていました。ただその方法は多くのサイトと相互リンクを貼り合うことであり、被リンクの力によって検索エンジンからの評価を高めるという手法に力を入れていました。

当初はうまくいっていましたが、検索エンジンのアルゴリズムが大きく変わる「コアアップデート」が実施されるたびに、検索順位が大きく下落。それに伴い、ホームページへのアクセス数も激減し、集客効果が大きく低下してしまいました。原因を調べてみると、相互リンクが検索エンジンに不自然なリンクと判断され、かえって評価を下げてしまっていたことが分かりました。

コンテンツの質が画一的であったり、ユーザーの疑問を深く解決するような内容が不足していたりと、検索エンジンの評価基準の変化に対応できていなかったことも響きました。

この事例が教えてくれるのは、特定のSEO手法に依存しすぎることのリスクです。検索エンジンの動向は常に変動するため、小手先のテクニックだけに頼るのではなくSNSでの情報発信やメールマガジン、さらにはオフラインでのプロモーションなど、複数のチャネルを組み合わせた多角的な集客戦略が安定した成果を生むためには大切だということです。

このように、ホームページ集客の成功は、ユーザーが何を求めているのかを理解し、それに寄り添った情報提供ができているかにかかっています。

ホームページで集客できない理由の根本原因

ホームページで集客できない理由の根本原因

ホームページで集客できない理由の根本原因の最たるものは、根本的なWebマーケティング戦略の曖昧さにあります。

あなたのホームページだけでなく、たくさんのホームページが集客できない理由は、Webやマーケティングの専門家以外の人が設計したプランで、「制作依頼」をするか、「自社制作」をしてしまうことかもしれません。

近年では、有料WordPressテーマを購入し、WordPressサイトを自社制作する機会も多くなってきています。

しかしながら、ホームページの仕組みはそうしたものである程度賄えても、それだけではWebマーケティング戦略の曖昧さを解消することはできません。

有料WordPressテーマ購入による自社サイト運用の不足点

また、費用に関する感覚、投入費用と集客効果の感覚のズレもあるのかもしれません。ホームページ制作を行うことが容易になった分、さほどの費用は必要がないという感覚が生じるかもしれません。

しかし現実的には「その容易さが競合企業のホームページ集客をも楽にしている」ということから、逆にホームページのクオリティ、コンテンツクオリティを高めることの必要性は高まり、競合の力の強さや数が増えたことからアクセス獲得により一層の費用が必要となっているというのが実情です。

ホームページを作った、自分でホームページ制作ができるという部分の優位性が下がり、より一層、ホームページ全体の企画や設計の重要度が高まる

近年ではホームページ作成ツールのクオリティも上がり、また、ホームページの仕様としてノーコード、ローコードのホームページが広まりつつあります。

それはホームページ制作の敷居が低くなり、また、運営が楽になることを意味していますが、同時にホームページを作成しただけでは優位性も生まれにくくなるということをも意味します。

単純には、「あまり費用を投じなくてもホームページなんて簡単に作れる」ということは、ライバルも「ホームページが安く簡単に作れる」ということになり、差が生まれにくくなるということです。

「より一層、ホームページ全体の企画や設計の重要度が高まる」ということをほのかに示しています。

ホームページ集客の最新トレンドと今後の展望

今のWebの世界は、刻々と姿を変えています。以前は「ホームページがあれば安心」という時代もありましたが、今はそう簡単にはいきません。

AIが検索エンジンの奥深くまで入り込み人々が情報を探す方法も大きく変わってきています。

ゼロクリック検索

例えば、「ゼロクリック検索」という言葉を聞いたことはありますか?これは、Googleなどで検索したときに、検索結果のページに答えが直接表示されてしまい、わざわざホームページをクリックしなくても情報が手に入ってしまう現象のことです。

これによって、せっかく作ったホームページへのアクセス数が減ってしまうということも起こってきます。

では、こんな時代にどうやってホームページで集客を続けていけばいいのでしょうか。

これからは、ただ情報を載せるだけでなく、「ユーザーにとって本当に役立つコンテンツ」がより一層求められるようになります。AIは、私たちの想像以上に賢く、表面的な情報だけでなくそのコンテンツがどれだけ深い洞察や専門知識を持っているかを見抜くようになっています。

だからこそ、一方的な情報発信ではなく、ユーザーの疑問や悩みに寄り添い、解決策を提示できるような質の高いコンテンツ作りがより一層求められるようになってきています。

ホームページの役割も少しずつ変化していく

また、ホームページの役割も少しずつ変化していくかもしれません。単なる情報源としてだけでなく、ユーザーとの「対話の場」として機能させることも考えられます。例えば、AIチャットボットを導入してリアルタイムでユーザーの質問に答えたり、パーソナライズされた情報を提供したりすることでより深い集客効果を生み出すことができるようになるかもしれません。

さらに、音声検索や画像検索といった新しい検索方法への対応もこれからの集客を考える上で必要になってくる可能性があります。私たちが普段、スマートフォンに向かって話しかけるように情報を探すことが増えれば、ホームページのコンテンツもそうした新しい検索スタイルに合わせた形で見直す必要が出てくるでしょう。

ホームページ集客は、常に変化するWebの波に乗り、新しい技術やユーザーのニーズに対応しながら進化を続けていく必要のある部分も出てきます。

ホームページで集客できない理由の根本原因への対策・対応

ホームページで集客できない理由の根本原因への対策・対応

こうしたホームページで集客できない理由の根本原因・問題への対策や対応としては、ホームページを作り直すというものよりも、ホームページの再企画・再設計を行って、ホームページを改良するというのが最も良いと考えられます。

長期間運営していてセキュリティ等に問題がある等、よほど何かしらの問題のあるホームページであるのならばリニューアルも視野に入ってきますが、せっかくある程度形になっているホームページが稼働しているのであれば、ゼロから作り直す必要はありません。

ホームページの再企画・再設計においては、事業やマーケティングにかかる「より高いイメージ」を先に作り、臨場感を高めることが大切になってきます。

弊社では、細かいテクニックや施策はそれぞれ選択肢にしか過ぎず、どれを選択するかは後で検討すれば良いと考えています。

Web集客、Webマーケティングの中心となるホームページを整え、かつ、そのホームページとの相乗効果をもたらす記事コンテンツの配信やSNS運用、動画の配信などを検討するという形です。

「より高いイメージ」がないと、「いかに低予算で最低限の機能を配備するか」ということにしか意識が向きません。それでは画面の向こう側にいる潜在顧客には何も伝わりません。

一方、闇雲に費用をかければ良いというわけでもありません。数量的で確率論的なものになり、一歩間違えれば押し売りのような形になります。さらに費用をかける分、投機的要素が出てくる面も否めません。

「より高いイメージ」が明確になれば、少ないアクセスでも十分にWebマーケティング効果を得ることができます。

弊社では、Webコンサルティングでホームページの改良やWebマーケティングに関する企画設計をお取り扱いしています(現在のWeb集客状況、ホームページの状態、業種や競合性等によっては調査等を簡略化した簡易コンサルティングでご対応できる場合もあります。簡易的な改善提案やホームページの調査などはサポートサービスで対応しています。詳しくはお問い合わせください)。

(初回投稿日 2024年2月22日)

ホームページ集客の実践 少ないアクセスでも結果を出す方法


著者・監修 : 株式会社ファンフェアファンファーレ

2012年創業の京都のWeb制作会社 ホームページ制作やSEO、Web集客・Webマーケティングをメインテーマにお届け。SEOやAI活用、Web以外の集客何でも来いです。中小零細企業を中心に「きちんとしたホームページ集客」を考えて、ホームページ制作や様々なWeb集客戦略を提案しています。 ホームページ制作に限ると、のべ制作数は160社(少ないって?それはそれだけ1社あたりのWeb集客施策や修正に集中してるからさ)

「ホームページで集客できない理由 その原因と対策」のカテゴリ Web制作・Web関連
タグ: , , ,


ホームページ制作・カスタマイズ、Webマーケティング・SEOなどのお問い合わせ・ご依頼