京都市上京区本社にて、源平花桃が実をつけました。「源平桃が開花しました」でお伝えしましたとおり、まだまだ幼い木ですが、2016年の3月末頃に開花してから、花が散った後いきなり実をつけて日に日に大きくなりました。
京都の植物園などでもたくさんの花桃が植えられていますが、実がついていることを見たことがありません(実はついているのでしょうか)。
2017年もしっかりと源平花桃は実をつけました。下部に花桃の結実について追記しました。
枝から落ちた源平花桃の実
10月7日ついにしだれ源平花桃の実がついに枝から落ちました。
花桃の実は、食べられないこともないそうですが、普通の桃よりも味がかなり落ちるようですので、何とか工夫してみようと思います。
梅酒の青梅みたいな感じでしょうか?それより何より、実が幹より太いというところが少し面白く感じます。
源平花桃の実の匂い
源平花桃の実のにおいをかいでみると、立派に桃でした。
花桃という名の通り基本的には観賞用の桃なので、実の味や匂いはやっぱり薄めなのか、と思いましたが、普通の桃と変わらず良い匂いがしました。
やはり食用の桃と比較して、糖度が低いためか、甘い匂いは控えめで、食用の桃から甘い匂いを取り除いたある意味で純度の高い桃の香りでした。
花桃の実のサイズ
花桃の実のサイズはこれくらいです。
横幅が私の掌の横幅くらいです。
ほとんど丸型なので直径が掌の横幅くらいと言ったところでしょうか。
源平花桃の幹ですら指二本分くらいの太さで、実がついていた枝はもっと細かったのに、「よく落ちずにここまで大きくなったな」と感心しました。
花桃のコンポート
ひとまず、源平花桃の実は桃のにおいはするのですが、甘みが少ないようですので、なんとか工夫する必要があります。
花桃はジャムなどにすることができるそうですが、量も少ないので、今回は三温糖で煮詰め、「コンポート」にしてみました(コンポートという言葉はこのとき初めて知りました)。
家族に「コンポートにしたら?」と言われ、「そうか、野菜を新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れるように、花桃は梱包して保存するのか」と思ってしまいました。
コンポートの作り方
さて、コンポートは、花桃の実を水とレモン汁と砂糖(今回は三温糖)で煮詰めて作ります。
花桃のコンポートづくりにあたり、金属製の鍋で煮詰めると金気がつくので、土鍋のほうが適しているそうです。
花桃を土鍋で煮詰めて、冷やして冷蔵庫へ。
…
味は「桃の缶詰」です!
毎年楽しみです!
今年も花桃が実をつけました(2017/5)
今年も源平花桃が見事に咲き誇り、4月中頃から花が落ちていきましたが、最近花桃を確認してみるとしっかりと実をつけていました。
一枝に2つも実がなっています。昨年の実のサイズを考えると、この枝の細さで花桃の実の重量に耐えられるのかというところが少し関心事です。
花桃の実は小さいときはややラグビーボール状なんですね。
と思ったら、こちらはそれほどラグビーボール状でもなく丸形です。それぞれの実に個性がありますね。
今年は源平花桃に実が5つ付きました。これからの実の成長が楽しみです。
源平花桃の実
2024年も源平花桃は実をつけています。
小梅が初めて開花しました 京都市上京区本社にて(2017 源平桃も開花しました)
(初回投稿日 2016年10月11日)