ホームページ修正のご依頼のうち、対応不可となった事例についていくつかご紹介します。
どのようなホームページでも編集操作が可能な限りは修正対応させていただいたり、代替手段をご案内させていただいておりますが、主に以下の場合に、修正対応不可となり、ご依頼をお断りさせていただいています。
- サーバーコントロールパネル・FTP情報が不明
- WordPressログイン情報等、CMSログイン情報が不明、管理者権限のアカウント権限がない
- レンタルホームページ等利用サービスにおける機能の制限
- 他社の独自開発プログラムで調査費用が多くかかるものや独自開発CMS・ツールによらないと操作しにくいプログラム
- 費用範囲外の要求
ホームページ修正には、該当ホームページを修正するための様々な接続作業が必要となります。
修正のためのFTP接続情報やサーバーコントロールパネル等のログイン情報をご連絡いただいており、これらログイン情報が不明な場合は、ホームページのデータを編集・操作することができないため、修正作業を実施することができません。
また、レンタルホームページ等利用サービスにおける機能の制限があり、該当ホームページ上では操作が不可能である場合や、他社の独自開発プログラムで調査費用が多くかかるものや独自開発CMSツールによらないと操作しにくいプログラムの場合は、直接的な修正依頼にご対応できません。
この場合は、代替方法をご提案させていただくか、サーバー移管、WordPress化等をご案内しております。
(この代替方法のご提案が弊社の強みの一つであると考えています)
その他、費用範囲外の要求があった場合などは、ホームページ修正のご依頼をお断りさせていただいております。
サーバーコントロールパネル・FTP情報が不明
ホームページ修正対応不可のケースで、稀に起こるのが「サーバーコントロールパネル・FTP情報が不明」という状態で、その後ログイン情報の調査やパスワード再発行などを実施できないケースです。
これを例えるなら、車の修理にあたり、車の鍵がなく、エンジンルームなどを開けることができないというようなイメージに似ています。もしくは、台所の水回りの修理にあたり、家の鍵がなく、台所まで行くことができないというようなイメージです。
サーバー契約がお客様名義の場合は、ログイン情報の調査を実施していただくことができますが、サーバー契約がお客様名義ではない場合は、お取り扱いできない可能性があります。
FTP接続情報、サーバーコントロールパネルログイン情報が不明である場合、まず現状のホームページ(ウェブサイト)の制作者の方にお問い合わせいただいております。
サーバーコントロールパネルログイン情報・FTP情報が不明な場合のご対応
ホームページ制作を行った事業者様の廃業等により、サーバー関連の情報が不明である場合、弊社側で現状のホームページのドメイン名等により、使用サーバー等の簡易調査を行います(簡易調査にあたり別途費用は必要ありませんが、原則、ホームページ修正の概算のお見積・ご請求、ご入金確認後に実施させていただいております)。
Web担当者がいなくなりホームページの情報がわからない場合の対処法
サーバー契約がお客様名義の場合、サーバー会社様に直接お問い合わせいただくことで、サーバーコントロールパネルログイン情報等が把握できる場合があります(※ドメイン契約の名義とサーバー契約の名義が異なることがあります。この場合はログイン情報が開示されない場合があります)。
サーバー契約が、ホームページ制作を実施した事業者様名義(サーバー会社様の契約上)、もしくは制作事業者様の独自サーバーであった場合は、編集に必要なFTP接続情報、サーバーコントロールパネルログイン情報の確認ができない可能性が高く、修正作業を実施することができません。
以下のページで、ホームページ修正のご依頼時 FTP接続情報 サーバーコントロールパネル等のログイン情報が不明な場合についてご案内しております。
ホームページ修正のご依頼時 FTP接続情報 サーバーコントロールパネル等のログイン情報が不明な場合
WordPressログイン情報等、CMSログイン情報が不明
また、ホームページ修正のご依頼時におきまして、修正対象ホームページがWordPress、Movable Type等のCMSである場合、WordPressログイン情報(管理者権限)などのCMSログイン情報が不明な場合は、ホームページのデータを編集・操作することができないため、修正作業を実施することができません。
パスワードが不明である場合は、再発行等のご対応をお願いしています。
CMSログイン情報が不明なケースは、主に次のように分類することができます。
- ログイン情報の全てが不明(ログインユーザーアカウント名、パスワード共に不明)
- ログインユーザーアカウント名は把握 パスワードは不明
- 管理者権限のログイン情報が不明、CMSのアカウント権限が管理者以外の場合
管理者権限のアカウント権限がない
WordPressログイン情報等、CMSログイン情報をご連絡いただいた場合でも、そのアカウントの権限が管理者以外であった場合は、編集操作範囲が限定されます。このため、修正対応できない場合があります。
サイト管理システムの機能制限・編集権限により修正対応ができない場合
WordPressログイン情報をお持ちの場合でも「管理者」としての権限を付与されていないアカウント(ログイン情報)である場合、WordPressのテーマファイルの編集等様々な部分の編集を実施することができません(ページの本文の修正等のみであれば編集者等の権限で対応できる場合があります)。
ホームページの管理のためにログインユーザーアカウントを付与されている場合がありながらも、権限が「編集者」や「投稿者」といった権限に限定されている場合があります。アカウントの権限を管理者に変更していただく等のご対応をお願いしております。
WordPressログインパスワードが不明の場合
WordPressログインパスワードが不明の場合、WordPressログイン画面からパスワードリセットの操作を実施することができます。
ログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」というリンクをクリックすると次の様な画面が表示されます。
WordPress パスワードリセットこの画面でパスワードリセットを実行すると、アカウントの登録メールアドレス宛にパスワードリセット用のメールが送信されます。
メール内にあるURLをクリックしてパスワードリセットを進めます。
ユーザー名、メールアドレスが不明の場合
WordPressのログインユーザー名、メールアドレスが不明の場合は、WordPressを設置された方(サイト制作者等)に管理者権限のログイン情報をお問い合わせください。
お問い合わせが不可であった場合は、可能であればサーバーコントロールパネルログイン情報をご連絡ください。別途費用が必要になる場合がありますが、可能であればデータベース調査等によりログイン情報を調査させていただきます。
その他、WordPress等のCMSログイン情報が不明な場合の対応につきましては、以下のページに掲載させていただいております。
ホームページ修正のご依頼時 WordPress等のCMSログイン情報が不明な場合
レンタルホームページ等利用サービスにおける機能の制限
さて、ホームページ修正を実施する対象ホームページのご利用にあたりレンタルホームページサービスをご利用の場合は、対象サービス内の設定可能範囲、機能の制限により、ご要望のホームページ修正に対応できない場合があります。
主にサーバーに関するもの、リダイレクト(ページ転送)に関するもの、細かなメタ設定などがその代表例となります(対象サービス内で設定不可、禁止されている項目となります)。
ご利用プランによって該当機能がない場合は、プランのアップグレードで修正対応ができる場合もあります。
修正対応の可否ならびに詳細のお見積もりについては、対象レンタルサーバーサービスの管理画面のご確認語とさせていただいております。
他社の独自開発プログラムで調査費用が多くかかるものや独自開発CMS・ツールによらないと操作しにくいプログラム
ホームページ修正にあたり、FTP接続情報、サーバーコントロールパネルログイン情報、CMSログイン情報等があれば、現在ご利用のホームページの内部の構成ファイルのご確認が可能です。
しかしながら、他社制作の独自開発プログラムの場合、修正対象箇所の把握に調査費用が必要になる場合があり、調査費用が高額になることから、代替案をご提案させていただく場合があります。
また、ホームページ修正に関する実際の編集・操作にあたり、独自開発CMS・ツールによらないと操作しにくいプログラムである場合で、そのログイン情報が不明である場合などは、同様に修正対象箇所の把握に調査費用が必要になる場合があります。
このケースでも調査費用が高額になることから、代替案をご提案させていただく場合があります。
独自開発CMSによるメールフォームの設定
ホームページ修正事例 メールフォームの内容修正が困難なため新規設置
費用範囲外の要求
なお、ごく稀なケースになるものの、費用範囲外の要求や修正方法詳細のご説明に関しては、一切の要求をお断りしております。ホームページ修正に関しましては、お見積もり後、事前のご入金をご確認の上、作業に着手させていただいております。
お見積り、ご請求時にご案内させていただいた範囲外の修正への対応は当然ながらいたしかねます(別途、改めた新規案件としてご対応させていただいております)。
また、「どこをどのように操作したか」を説明する要求や、説明に関する電話対応の要求などもご対応いたしかねます。
対応不可事例「自分で修正するので説明を」
ホームページ修正を自社対応される場合で、サポートをご希望の場合は、サポートプランのご利用をご案内しております。
しかしながら、このケースでは、通常のホームページ修正のお見積もり後に、FTP接続等のログイン情報のご連絡を拒否され、「自分で修正するので説明を」という要求をされました。
サポートプランをご案内しましたが、当初の見積もりで対応して欲しいと要求されたため、ホームページ修正をお断りさせていただきました。
対応不可事例「背景を知らない第三者の介入」
かなり以前のことになりますが、ホームページ制作にあたり、レスポンシブデザイン(スマートフォンからのアクセスの際は、スマートフォン表示に最適化されたものが表示されるデザイン)か、非レスポンシブデザインかをご選択いただいていた頃のことです。
当時、費用の関係で非レスポンシブデザインにてホームページを制作させていただいたホームページについて、その後レスポンシブデザインへの変更をご相談されたことがあります。
制作、公開からかなりの年月が経ったある日、その企業のアルバイトの方が、Webデザインの専門学校か何かに通う方だったようで、
「こんなのもできないんですか」という一言とともに、レスポンシブ対応用のソースコードを送ってこられました(お若いですね)。
ではどうぞ自社対応をお願いいたします(サーバーログイン情報等はお渡ししています)。
そのアルバイトの方にコードの適用等に関して、無償の修正対応を要求されましたが、もちろんお断りさせていただきました(Webデザイン以外も勉強してください)。
もちろんこうした事例は稀なケースです。
たくさんのご依頼、誠に感謝いたします
今回は、ホームページ修正のご依頼のうち、ログイン情報不明やレンタルサーバーサービス上の機能制限等により対応不可となった事例を中心に、修正対応不可となったご依頼をご紹介させていただきました。
ログイン情報の把握等様々な部分でお客様にご対応いただく場合もよくあります。
ただ、基本的に上記のようなトラブルはほとんど起こらず、どのようなホームページでも編集操作が可能な限りは修正対応させていただいております。
また、ホームページ修正が困難な場合やご要望の修正内容では高額になる可能性がある場合は、代替手段をご案内させていただいております。
何よりたくさんのご依頼、誠に感謝いたします。
(初回投稿日 2023年4月24日)