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ホームページ制作(ウェブサイト制作)の際に使用するCSSプロパティ「orphans」についてのご説明です。
ホームページ制作・作成において、orphans(オーファン)は、印刷時の「改ページ時の前ページ」の最低行数を指定するプロパティです。
orphans 改ページ時の前ページの最低行数を指定

orphansは、改ページ時(印刷が複数ページにまたがって要素の途中で改ページ)の前ページの最低行数を指定します。オーファン。
orphans : 数値
前ページ最低行数を整数値で指定(初期値 2)
印刷用スタイルシート(Print CSS)におけるorphansの役割
ホームページ(ウェブサイト)の情報を印刷して共有したり、紙媒体として保管したりするニーズは、事業用途を中心に現在でも多く存在します。PDFを用意するのも有効な手段ですが、既存のWebページをそのまま印刷しても美しく読みやすいレイアウトを保つためには、印刷用スタイルシート(メディアクエリの @media print)の記述が非常に重要です。ここで力を発揮するのが、orphans(オーファン)プロパティです。
「孤児行」を防ぎ、文書の読みやすさを維持する
orphansプロパティは、段落の途中で改ページが発生した際に、「前のページ」の最後に取り残される最低行数を制御します。例えば、長文の段落があるとき、ページの下部にたった1行だけが残されて改ページされてしまうと、読者にとって非常に読みにくく、文書としての美しさが損なわれます。印刷や出版の用語では、このようにページの末尾に取り残された1行を「孤児(orphan)」と呼びます。
CSSで orphans: 3; のように数値を指定すると、もし改ページによって前のページに1〜2行しか残らないようなレイアウト計算になった場合、ブラウザは自動的に段落全体を次のページに押し出すか、改ページ位置を調整して最低でも3行が前のページに収まるように制御してくれます。
widowsプロパティとの組み合わせによるレイアウト最適化
より専門的には、orphansプロパティ単独ではなく、対となる「widows(ウィドウ)」プロパティと組み合わせて指定することが推奨されます。orphansが「前のページの最後に残る行数」を制御するのに対し、widowsは「次のページの最初に送られる行数(後家行)」を制御します。
たとえば、印刷用スタイルとして以下のように指定します。
@media print {
p {
orphans: 3;
widows: 3;
}
}
このように設定することで、段落の分断がより自然な形になり、印刷物としてのクオリティが大きく向上します。ホームページ(ウェブサイト)上の視覚的なデザインだけでなく、印刷時のユーザー体験(UX)にまで気を配ることで、事業用ホームページとしての信頼性と実用性をさらに高めていくことができます。
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ホームページ(ウェブサイト)制作・作成に役立つCSS3のプロパティ一覧は
⇒css3 property reference index ホームページ制作の装飾プロパティ
ホームページ制作・Webデザインの1ポイント

印刷されることを想定したページは通常のHTMLでのページよりもPDFファイルなどのほうが適しています。HTMLはブラウザによって少しWebデザインが異なってしまうことがありますが、画像やPDFは各要素の表現やレイアウトが固定的です。しかしながら画像は、細かなテキストが荒くなることもありますので、そういったことを避けるためにはPDFが最も良いでしょう。その場合は、PDFをサーバー上にアップロードして、URLを内部リンクで設定します。
ホームページのCSS・スタイルシート編集方法
ホームページ制作やホームページ修正を行う際のCSS・スタイルシート編集方法について。ホームページは基本的にHTMLで構成されています。一方、その外観・デザインを設定するのはCSS(Cascading Style Sheets)・スタイルシートです。ページの基本構成はHTMLで、レイアウトやカラーの設定といった外観面はCSSで設定されています。
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