ホームページへの集客方法によって異なるアクセス解析

ホームページへの集客方法によって異なるアクセス解析


月がキレイな季節になりました。十五夜の日、京都では少し曇り空でしたが雲の合間から神々しく月の光が差していました。

さて、ホームページへの集客方法には、検索エンジンを利用するものとソーシャル・ネットワークなどを利用するもの、そしてウェブ以外でのホームページの告知などに大別されます。

以前、「アクセス解析データ ウェブサイトの効果測定の先」でお伝えしましたが、Google Analyticsなどのアクセス解析は、ホームページへのアクセス数やアクセス経路などを計測するウェブツールであり、データを収集することで、さまざまなホームページのアクセスアップのための施策効果の検証をする事ができます。

しかしながら、ホームページへの集客・アクセスアップのための方法・施策の確認の際には、場合によってアクセス解析・データ分析はあまり効果的ではない場合があります。

今回は、ソーシャルでの活動の効果測定時やホームページのSEO効果を測定する場合など、「ホームページへの集客方法によって異なるアクセス解析」について触れようと思います。

ホームページへの集客方法とそれぞれのアクセス解析

ホームページへの集客方法とそれぞれのアクセス解析

まずホームページへの各集客方法とそれぞれのアクセス解析についてですが、Webマーケティングにおけるホームページへの集客方法については、「Webマーケティング」のページで詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。

Webマーケティング

さて、ホームページの集客方法の分類にはホームページへのアクセス経路の分類がそのまま適用されますが、今回はその中でのソーシャルからの集客、そして検索エンジンからの集客の中のSEOによる検索順位上位表示による集客にフォーカスしてお伝えしていきます。

Google Analyticsを利用したアクセス解析、アクセスデータの分析の場合は、ホームページへのアクセス数(セッション数など)とPV数などが話題になりますが、そうした単純なアクセス数というよりも、ソーシャルでの活動の効果測定や、SEOによる特定のSEOキーワードでの検索順位向上によるアクセスアップ効果などについて触れていきます。

ソーシャルでの活動の効果測定

Facebook等のソーシャルでの活動の効果測定

Google Analyticsには、ホームページへの流入経路別のアクセスが表示されます。自然検索経由やソーシャル経由、参照、直接入力といった分類があり、ソーシャルからのホームページアクセスに関しても、Facebook経由、Twitter経由、Google+経由など、それぞれのソーシャルネットワーク別のアクセス数が計上されます。

日別のアクセス数も確認することができるため、ソーシャルでの活動によって、どれほどホームページへの集客に効果があったのかを測定する場合には、このGoogle Analyticsは向いています。

ホームページへの集客方法としてソーシャルネットワークでの活動を行っている場合、ソーシャル活動の効果測定するためには、Google Analyticsの「ソーシャル」を参照しても良いですし、また各SNSでのリーチ数やアクション数などを確認しても良いでしょう。

ソーシャルアカウントの運用

ソーシャルアカウントの運用 効果測定

ソーシャルアカウントの運用も、利用は無償ですが、作業の手間を考えるとコストがかかっているため、ホームページ集客の効果測定をして、費用対効果があまり見込めない場合は、SNS運用をしないほうが賢明かもしれません。

実際に、ソーシャルアカウントの成功事例紹介は大企業が多く、既に製品やサービスの認知度が高い場合に、効果が出る傾向にあり、新製品のプロモーションやニーズの再喚起といった利用の方法が多いと推測されます。

ソーシャルアカウントを運用している場合、プロモーションやPR活動の効果を計る上で、ソーシャルでの直接的な連絡といったコンバージョンもありますが、それがない場合の効果測定をする場合は、Google Analyticsなどのアクセス解析で、そのソーシャルからのホームページへの流入数を計測することで、ある程度の効果を推測することができます。

Facebookの投稿は全てのフォロワーに届かない

アクセス解析でよく分かる Facebookの投稿は全てのフォロワーに届かない

また、ホームページ集客の方法論としてのソーシャル運用の効果を計る上で、母数となるフォロワー数やリーチ数が一つのキーポイントとなりますが、Facebookにおいて、企業やブランドなどのアカウントである、「Facebookページ」の場合は、投稿が全てのフォロワーには届いていないため、リーチ数が著しく減少している傾向にあります。

Facebookの投稿リーチ数 すべての友達には投稿メッセージが届かない

アクセス解析でのホームページへのソーシャル流入を測定する際は、Facebookページなどにおける根本的なリーチ数を確認してから、アナリティクスデータを確認するほうが良いでしょう。

クリックベイド形式の見出し

クリックベイド形式の見出し

先日の記事「コンバージョンに繋がるホームページアクセスのためのSEO」で少しお伝えしましたが、Facebookでは、リンク先ページの重要な部分を隠す「クリックベイド形式の見出し」に依存するコンテンツページは、シェアでの配信が減少する流れにあるため、注意が必要です。

どうしてもFacebookなどは、そのSNS内部にユーザーをとどまらせて、自社の広告表示回数などを上げたいという目的があるため、たくさんの「いいね」がつき、たくさんシェアされるような本当に盛り上がっているバズコンテンツならばまだしも、「重要な部分を隠してクリックさせ、外部サイトへと移動させる」という方法自体は、SNS運営側としても都合が悪いため、表示対象を制限しています。

ソーシャル配信コンテンツのクリック率を上げて、ホームページへの集客効果を高めようと投稿に「釣りタイトル」などを設定すると、そうしたタイトルや投稿の内容の影響で、ソーシャル配信自体のリーチ数が制限されてしまいます。これでは本末転倒です。

ホームページのSEO効果を測定する場合

ホームページのSEO効果を測定する場合

アクセス解析のデータは、ホームページへのアクセス経路やアクセス数を表示するものであるため、ホームページへのSEO施策などの効果を測定する場合は、Google Analyticsのデータは、データの性質的にあまり向いていません。

SEOの効果を計る場合は、単純な自然検索からのアクセス数の確認だけでは、「どの施策によってどれほど検索結果順位が上昇したか」という面が見えないため、実際の因果関係を把握することができないからです。

キーワード(クエリ)別やページ別のSEO対策効果を確認する場合は、一般的には、Search Console(サーチコンソール)などのツールを利用します。

ホームページへのアクセス数ではなく掲載順位を確認

ホームページへのアクセス数ではなく掲載順位を確認

SEOによって、検索エンジンからのホームページアクセスを確保する場合は、その効果を確認する際、アクセス解析においても、アクセス数ではなく、掲載順位などを確認する方が良いでしょう。

これは、検索経由でのホームページのアクセス自体がまだそれほどなくても、それぞれのページが全く意味が無いわけではなく、検索結果での掲載順位が低いために、集客効果としてまだ閾値に達していない場合が考えられるからです。

自然検索からのアクセス数を解析した場合、実際にクリックされてホームページへとアクセスされた数しか確認することができません。

それは、SEOのコンバージョンとして考えることができますが、結果だけの計数では、施策の効果を計測する上でデータとしては不足があります。

「集客への効果が出るまであと少し」という、隠れたデータが見えないからです。

SEOによって、ホームページへの集客・アクセスアップへの施策を実施した場合には、通常のアクセスの解析では、その効果をはっきりと確認することはできません。

ホームページへの集客に関する施策によって、分析すべきデータが異なるため注意が必要です。


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