京都市右京区にある名勝双ヶ丘(ならびがおか、雙ヶ岡)を登ったあとにホタル観賞に高雄に行きました。
京都のWeb制作会社ファンフェアファンファーレです。
本社は京都市上京区にありますが、徒歩一分で中京区になり、さらに北区も右京区も「すぐそこ」という京都の中でも様々な区に隣接している場所にあります。
下立売の一本上、上の下立売こと「妙心寺道」を真っ直ぐ西に進むと、文字通り妙心寺の南門のところまで行くことができます。
この時、妙心寺道を西に進み、紙屋川を越えると中京区です。さらに西大路を越え、もう少し西に進んで馬代通を越えると右京区になります。ちなみにその直前を北に数十メートル進むと北区です。
妙心寺道を進んで「妙心寺」を通り過ぎると、双ヶ丘(ならびがおか、雙ヶ岡)という小さな丘に出ます。
ドラえもんに出てくる「裏山」のようなスポットです。
京都の低い山々
北区の船岡山や左京区の吉田山を筆頭に、京都の山はほとんどが標高が低く、本格的に登山となると愛宕山あたりに行く必要があります。しかしながら、標高が低い山は、数十分コース、2,3時間コースとして手軽に出向くことができるのが良いところです。
この双ヶ丘も例に漏れず、標高116メートルの低い山です。山というよりも文字通り丘です。
こんな時、池と湖と沼の違いがよくわからないように、山と丘との区別がいまだによくわかりません。
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山にはよく行くのですが、この日は、サクっと登れる双ヶ丘を少し登ったあと(ちなみに今まで登った中での最高峰はヒマラヤ山脈のランタン谷です)、梅雨時でホタルのシーズンだったので、右京区の高雄までホタルを観に行きました。
名勝 双ヶ丘(ならびがおか、雙ヶ岡)へ
パソコンで「ならびがおか」と打ってもなかなか変換されない双ヶ丘ですが、国の名勝に指定されている丘です。一の丘(標高116m)、二の丘(標高102m)、三の丘(標高78m)を合わせて双ヶ丘と呼びます。
らくだのようにコブ状に一の丘、二の丘、三の丘がありますが、最高峰の一の丘でも標高116メートルなので、傾斜としてはそれほどです。
すべてを回るとなるとそこそこ時間がかかりますが、手軽に「今日は二の丘」と言った感じで気軽に行くことのできるスポットです。
人時間によっては地元の方が犬を連れて来ていたりして、夕方に犬と一緒に丘から沈む太陽を眺めていらっしゃったりして、なかなか良い雰囲気が漂っています。
この日は二の丘に行きました。
南西の入口から進んだのですが、一瞬で山頂についてしまいました。
標識には標高102メートルと表記されています。
すぐに登れるため、本格的に登山といった場合ではない場合、少し自然を感じたい時には最適かもしれません。
とおみのひろば
双ヶ丘(ならびがおか、雙ヶ岡)にある「とおみのひろば」です。京都市街がよく見えます。
双ヶ丘
京都市右京区御室双岡町
JR花園駅から双ヶ丘の南側まで約40m、嵐電の御室仁和寺駅から双ヶ丘の東側(北側)まで約70m程度です。
ホタル観賞に高雄へ
双ヶ丘の「二の丘」を往復して、ホタル観賞に高雄(京都市右京区)に行きました。
双ヶ丘の西側は天神川通り(国道162号線)です。
この162号線をひたすら真っすぐ北に進み、福王寺の交差点を越えて道なりに京北方面に進むと高雄に着きます。周山街道ですね。
毎年ホタルのシーズンにはホタル観賞に出かけるのですが、人が多いところは苦手なので、人の少ないところを探して鑑賞に出かけます。
京都市内中心地でも、高瀬川や堀川でもホタルが放たれて、繁殖しているようですので、市内でも十分に鑑賞できるのですが、自然に囲まれたところのほうが好きなので、いつも亀岡市などへ少し足を伸ばしています。
周山街道をまっすぐ進むと御経坂峠を越えて高雄に出ますが、この辺りも静かにホタルを鑑賞することができます。
神護寺や西明寺のあたりの川沿いにホタルが飛んでいます。
今年はホタルが光るのが少し早めだったようです。
しかしながら、たくさんの数のホタルが光りながら空を舞っていました。
木の上など、かなり高いところでホタルが乱舞していたため、残念ながら写真に収めることはできませんでした。が、月と星とホタルの幻想的な光を楽しむことができました。
(初回投稿日 2016年6月24日)