イタリアンパセリの花

セリ科のみんなが開花 イタリアンパセリ、セロリ、三つ葉…


セリ科のみんなが開花 イタリアンパセリ、セロリ、三つ葉…

6月に入り、盆地特有の湿気を感じるようになってきました。

さて、弊社はWeb制作会社(ホームページ制作会社)ながらたくさんの植物に囲まれています。

植物の生育には水が必要ですが、風による乾燥も必要だということを数年前に知りました。

湿度が高いと葉の表面から水分を排出することができないため、次に根から吸うことが難しくなるそうです。

さて、タイトル通りセリ科について、そしてイタリアンパセリ、セロリ、三つ葉について触れていきます。

セリ科

セリ科もウサギの大好物ばかりなので、幾つかのセリ科植物を育てています。

セリ科はたくさんの水を必要とします。土を使わない水耕栽培が可能なのですが、ひとまず水だけはかなり必要になります。

セリ科といえば、代表格は、人参やパセリ、セロリそして水菜など。これらはスーパーでもおなじみです。スパイスとして少し有名なクミンもセリ科です。

スーパーに並んでいる人参は、パセリや水菜などとはイメージが異なりますが、人参の葉をみるとセリ科としての共通点が見えてきます。

セリ科はドクゼリやドクニンジンなど有毒のものもあるので注意が必要です。

あまり出回っていませんが、香草「チャービル(茴香芹)」と人参の葉は似ています。

チャービルは育てるのが難しい

余談ですが、昨年チャービルを栽培しましたが、土が合わなかったのか、湿度と日光の関係か、あまり長持ちしませんでした。

セロリなどは陽を浴びてぐんぐん成長しますが、チャービルは日陰でないと弱ってしまいます。

一応日陰で暮らしてもらっていたのですが、京都の盆地特有の湿度の関係でしょうか、すぐに弱ってしまいました。

おそらく味は最高峰

育てるのが難しいチャービルですが、おそらく味は最高峰です。

パセリ系のフレンチソースを作る際に、パセリだけでなくチャービルを加えると一気に高級感が出ます(本当に余談ですが、実は調理師免許を持っています)。

たまにスーパーに出回ることがありますので、ぜひ一度お試しください。

チャービルやパセリ、そしてコリアンダー(パクチー)など、セリ科は、料理に「あと一歩」何かのテイストを加えたい時には最高の食材だと思います。

セリ科は全般的にうさぎの食いつきもかなりすごいです(人参もセリ科ですからね)。

イタリアンパセリ

さて、セリ科のみんなの開花とはあまり関係のない話題になってしまいましたが、タイトル通り6月に入ってセリ科のみんなが開花ラッシュです。

開花すると葉が弱るため、しばらく食べることはできませんが、イタリアンパセリは、ちぎってもちぎってもどんどん成長してくれる強い植物です。

シソ科は、「繁殖力がすごい」という印象ですが、セリ科は「ひとまず水さえあれば強い」という印象です。

イタリアンパセリは、レストランなどでは、スープなどに浮かべられて出てきます。

パセリと同じくオランダゼリ属で、パセリの仲間ですが、一般的なパセリと異なり、イタリアンパセリには葉に縮れがありません。

イタリアンパセリの葉

イタリアンパセリの葉

イタリアンパセリの花

さて、そんなイタリアンパセリが開花しました。

イタリアンパセリの花

普段の成長力と比例するようにたくさんのつぼみや花をつけています。

セロリ

スーパーでもお馴染みのセロリです。

こちらは群馬県に行った時にスーパー(道の駅だったかもしれません)で買ったもののあまりを土に出しただけで、二年ほど生きた「セロリ一世」の子孫「セロリ三世」です。

セロリ一世が花をつけ、種を飛ばして勝手に生えてきました。

セロリは「一年草、または二年草」と言われるように、一、二年間生え続けます。

セロリ一世には非常に驚いたのですが、真冬に近づくにつれて葉が黄色くなり、真冬には完全に枯れたかのように見えたのですが、春先に根元の枯れた茎の脇から新しい葉を出して梅雨には完全した復活したという経緯があります。

そんな一世の子孫セロリ二世が、すごい勢いで成長し、昨年は1メートルくらいにまで成長しました。

冬にまた枯れたのですが、今年、そのすぐ近くからセロリ三世が生えてきました。

現在、私の胸元くらいにまで背丈があります。年々、後継者になるにつれて背丈が上昇しています。

そんなセロリがたくさん花を付けました。セロリ三世の開花です。

セロリの花

セロリの花

現在、花が集まった枝先が15箇所程度になっています。

セロリはイタリアンパセリと少し異なり、花をたくさんつけても衰えを見せていません(おそらく多少は影響はあると思いますが)。

三つ葉

そばやお吸いもの、巻き寿司でお馴染みの三つ葉です。

こちらも、近くのスーパーで買ったもののあまりを、水耕栽培のスポンジをつけたまま土に出しただけで生えてきました。

三つ葉の新芽

三つ葉の新芽

そして成長して、現在はかなり大きくなりました。

三つ葉

よく見ると三つ葉も花をつけようとしています。

三つ葉の蕾

三つ葉の蕾

完全な開花が楽しみです。

花をつけると弱ってしまうため、切られることが多い花の部分ですが、セリ科のみんなが今花を咲かせようとしているのだから、もちろんそのまま、思うように花をつけてもらっています。

ルーペが必要なほど小さく愛らしい花をたくさんつけています。

花のサイズもさることながら、芍薬や木蓮のように花が香り高い植物もいれば、葉が香り高いのに花はほとんど香りがない植物もいるという多様性が、少し興味深かったりします。


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