紫陽花(あじさい)とアナベルが咲き誇る季節になりました。
紫陽花(あじさい)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、たくさんの種類があります。3000品種以上あると言われているため、どういった名のアジサイかわかりません。
アナベル
アナベルもアメリカ原産の紫陽花(あじさい)で、アメリカノリノキ(学名:Hydrangea arborescens)の園芸品種です。アメリカのアジサイなので「アメリカアジサイ」、または「セイヨウアジサイ」とも呼ばれます。
紫陽花とアナベルを並べて比較
紫陽花とアナベルを並べてみます(明らかに違うものを並べてみました。ただ、もっとふわふわまんまるの紫陽花もあるのでそちらとの比較の方が良かったかもしれません)。
アナベルはだいたい白の萼をもつため、紫陽花に似た白い花といえばたいていアナベルです。
紫陽花(あじさい)
紫陽花(あじさい)は、土のph値で色が変わることで有名です。
赤系の色素はアントシアニンです。アルカリ性に寄っている時に赤くなるようですが、土壌のph値にあまり影響されない品種もあるようです。
土の中のアルミニウムと反応して青寄りになるようです。酸性の土壌ではアルミニウムが水に溶けやすくなり、植物が吸収しやすくなるということのようです。
どれくらいアルミニウムを吸収したかで赤、紫、青という順に色が変わります。あまり吸収していない場合は赤、たくさん吸収すると青、その中間だと紫になるようです。
萼がたくさんついてまん丸型のものもあれば、平らなものもあります。
花・萼が密集して丸い球のように咲くものはタマアジサイと呼ばれ、花・萼が縁取るように咲くものはガクアジサイと呼ばれます。また、円錐状の花の形になるピラミッドアジサイというものもあるようです。
真ん中のつぶつぶが外国のおやつ系です。
真っ白なものはひたすら真っ白です。こうしたものはたいていアナベルです。
梅雨の季節は、同時に紫陽花とアナベルの季節です。
道を歩いていると、たくさんの紫陽花やアナベルを見つけることができます。
紫陽花(あじさい)8
こちらはポップコーン型です。
たくさんの種類の紫陽花やアナベルが咲いているので、道を歩くのが少し楽しみになります。
(初回投稿日 2023年6月23日)