智恵光院通の今出川を上がったところに首途八幡宮(かどではちまんぐう)があります(隣には桜井公園があります)。
首途八幡宮の「首途(かどで)」とは、「出発」を意味します。
この神社は、牛若丸こと源義経が奥州平泉に赴く時に道中の安全を祈願して出立したところであり、元は「内野八幡宮」でしたが、「首途八幡宮」と呼ばれるようになったようです。
参道を進みます。
源義経奥州首途之地 碑
牛若丸こと源義経の奥州首途の地であるため、源義経奥州首途之地と刻まれた碑があります。
手水舎の鳩
首途八幡宮の手水舎です。
手水舎の鳩です。少し笑ってしまいました。
首途八幡宮 本殿
首途八幡宮の本殿です。
御祭神は、誉田別尊(ほんだわけのみこと、応神天皇)、比賣大神(ひめおほかみ)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと、神功皇后)です。
大内裏の北東に位置していたこの場所に王城鎮護の神とされる宇佐八幡宮を勧請したのが始まりのようです。
弁財天社
首途八幡宮の弁財天社です。
首途八幡宮(公式サイト)
〒602-8445 京都市上京区智恵光院通今出川上ル桜井町102-1
智恵光院通沿い西側です。
(初回投稿日 2023年7月19日)