桜の季節もどんどん終わりに近づいていますが、毎年桜が咲く頃には、京都市右京区の太秦から梅津にかけて有栖川沿いの桜がライトアップされています。
もう既にライトアップ期間は終わっていますが、今年は1週間遅れての夜桜だったようです。
小梅、桃、杏と弊社にもたくさんの桜の仲間がいますが、桜はいないため、桜を鑑賞しに梅津の方まで行きました。有栖川の桜のトンネルがライトアップされ、いつもとは違う趣を感じることができました。
有栖川の桜
京都市右京区の梅津段町から四条通を西に進んで有栖川とぶつかったところから北上すると桜がライトアップされています。
弊社の近くの平野神社など京都には桜の名所多く、いたるところで桜の乱舞ですが、有栖川の沿いの桜のライトアップもかなり趣があります。
有栖川の川沿いの道になりますが、桜のトンネル、桜のライトアップ場所は道幅が狭く歩くのみです。
天気が青空だったり曇り空だったりで趣は異なるものの、昼間に見ると背景が青や白ですが夜に見る桜は背景が黒っぽくなるため、一段と趣が違うものになりますね。
桜も梅も桃も杏もみんな仲間なのですが、花の形状も異なれば、葉の形も結構違います。できる実の香りもそれぞれ独特なので違いを楽しむのも面白いです。それぞれ少しずつ開花時期が違うので、桜の仲間を見比べながら楽しむのもいいですね。
さて、桜のライトアップの運営は地元梅津の「有栖川ボランティアの会」のみなさまです(ありがとうございます)。梅津北小学校の裏側になるため、こんなライトアップの工夫も。
ありすの小径 花灯路
梅津北小学校の体育館周りが「ありすの小径 花灯路」になっています。ライトアップ期間中は校内に入ることができます。小学生のみなさまが作られた燈籠が並んでいます。
そして桜ばかり目が行きますが、有栖川の川沿いにはこんな名脇役もいます。
夜に咲くユキヤナギです。近くで見るとすごく愛らしく感じます。
ユキヤナギがライトアップされているわけではないのですが、桜のライトアップに混じってこっそりと。
有栖川沿いは昼間ももちろん桜並木がキレイですが、夜間ライトアップの桜は趣が異り少し幻想的です。有栖川の桜のトンネルを満喫することができました。
この有栖川の桜並木へのアクセスですが、近くに駅がないため一番近くの駅でも京都市営地下鉄東西線の太秦天神川駅になります。歩いていくと距離がありますので、タクシーなどをご利用ください。
(初回投稿日 2017年4月20日)